くりもと循環器クリニック

栗本 泰行 先生
循環器内科 / 血液透析科
循環器内科、人工透析・日帰り心臓カテーテル治療。
大阪市東淀川区 大阪経済大近く くりもと循環器クリニック

プロフィール

栗本 泰行 (くりもと やすゆき ) 先生
経歴
昭和54年3月 神戸大学医学部 卒業
昭和54年7月 神戸大学医学部附属病院 勤務(内科研修医)
昭和55年7月 豊岡病院組合立 日高病院 勤務
昭和57年4月 神戸大学大学院医学研究科(内科学1)入学
昭和61年3月 神戸大学大学院医学研究科(内科学1)修了
平成5年4月 淀川キリスト教病院 勤務(内科医長)
平成13年4月 淀川キリスト教病院内科(循環器内科) 副部長
平成19年4月 淀川キリスト教病院内科(循環器内科) 部長
平成20年4月 淀川キリスト教病院 心臓血管センター長
平成20年10月 淀川キリスト教病院 内科主任部長
平成22年10月 淀川キリスト教病院 退職
平成22年12月 くりもと循環器クリニック 開院

資格・所属学会
▪ 日本内科学会
▪ 日本循環器科学会
▪ 日本高血圧学会
▪ 日本心血管インターベンション治療学会
▪ 日本腎臓学会
▪ 日本透析医学会

▪ 日本内科学会認定総合内科専門医
▪ 日本循環器学会認定循環器専門医
▪ 日本高血圧学会認定高血圧指導医
▪ 日本心血管インターベンション治療学会認定名誉専門医
▪ 日本医師会認定健康スポーツ医
▪ 日本医師会認定産業医
▪ 身体障害者福祉法指定医
趣味
ゴルフ:最近はスコアよりも健康のために行ってます。
今回は循環器、心臓病、高血圧、高脂血症、不整脈など、人工透析について地域の皆様の頼れる『健康創造パートナー』の「くりもと循環器クリニック」栗本 泰行先生を紹介します。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

長年勤務した淀川キリスト教病院の全人医療の精神に共感し、当クリニックでも “For the patient, as my family”つまり「患者さま第一に、自分の家族のように思って仕える」という医療理念を掲げています。そして診療の際には、気軽に何でも話して戴ける雰囲気作りを心掛けています。身体のことや治療内容で気になること、分からないこと、また他の専門医への紹介の希望などあればお気軽におっしゃってください。患者さまのご希望に沿うよう努めております。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

自宅開業していた親の背中を見て育ち、自然と医学の道を目指していました。病院では内科医としては画期的な治療であった心臓カテーテル治療を創設し確立させて心臓救急治療に尽力してきました。年齢的には病院では管理職となるため、今後は熟練した技をより身近な地域医療で役立てるべく、日帰りでもカテーテル検査・治療ができるように設備を整えて開業いたしました。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

日帰りで心臓血管カテーテル検査・治療が可能です。
当クリニックでは日帰りで心臓や血管のカテーテル検査・治療を行っています。一般に病院で行われ通常入院を必要としますが、当クリニックでは手首やひじの動脈から行うことで出血性合併症を防ぎ、また術後の安静を簡素化し、日帰りで行っています。すべての患者さまにできる訳ではありませんが日帰りで行うことで、時間的にも経済的(医療費)にも、患者さまの負担が少なくなりますので、多くの方にお喜びいただいています。
循環器の専門クリニックで、多くの検査と治療が当院で可能です。
当クリニックは循環器内科を標ぼうする専門クリニックとして、かなりの病気について、病院に紹介することなく、当院だけで完結する治療を受けていただけます。迅速血液検査、超音波検査、運動負荷心電図検査、24時間心電図モニター、心血管造影装置などの種々の検査機器を用いて診断、治療を行い、狭心症、心不全、不整脈、下肢閉塞性動脈硬化症、高血圧症などの診療が可能です。ペースメーカーの電池交換も日帰りで対応しています。
透析患者さんも、循環器疾患を安心して任せることができます
人工透析をされている患者さまの死因の第一位はがんではなく、心臓病などの循環器疾患です。当クリニックは循環器内科を専門とするクリニックであり、循環器疾患や生命の管理は責任を持って行います。心臓をはじめとする循環器系を定期的に検査し、経過を観察しながら人工透析治療を行います。人工透析を受けられる患者さまには送迎サービスも行っています。

推薦ドクターの声

なかじま糖尿病内科 中島 芳樹 先生

狭心症は大きく労作性狭心症と冠攣縮性狭心症に分類されます。一般的に良く知られているのは前者であり、心筋へ血液を届ける冠動脈の狭窄が原因であり、坂道などで心臓に負荷のかかった状態で出現し、心臓カテーテル検査後に薬剤溶出性ステントを埋め込むことにより治療します。循環器内科の中でも花形治療であり、循環器内科を志す若手医師にとっても最も憧れの治療と考えられます。
一方、後者はストレスや交感神経活性化により冠動脈が痙攣することが原因であり、就寝中や明け方の発症も多いため、突然死の一因にもなります。そのため、突然死リスクも高い糖尿病患者さんでは冠攣縮性狭心症対策は健康長寿のためにも欠かせません。通常の心臓カテーテル検査終了後に薬物負荷を行うことにより診断しますが、あまり興味を持たれていない循環器内科医も散見されます。
冠動脈疾患を疑う患者さんを若手医師に紹介した場合、冠動脈CTや心臓カテーテル検査では異常がないから(ステント留置の適応ではないから)と返されるケースも散見されます。一方、栗本先生のようなベテラン医師の場合、たとえ確定診断がつかない場合も「(臨床的には)冠攣縮性狭心症と考えて良い」と的確なアドバイスを頂けるため、患者さんを安心してお任せすることができます。

地域医療サポーター 八木 浩之
 大阪経済大学近く地下鉄瑞光4丁目駅から歩いて行けるところに「くりもと循環器クリニック」はあります。
診療時間が終了してましたのでチャイムを鳴らしましたが栗本先生自ら玄関まで迎えていただきました。話し口調も穏やかで質問に対しても丁寧にご返答いただき、患者さんも落ち着いて治療に専念できるように思います。
 心臓の疾患、人工透析の治療となりますと年配の患者さんが多数おられます。栗本先生のような落ち着いた丁寧な先生が患者さんには安心に感じられると思います。
 日本でのカテーテルでの治療は80年代より国立病院に先立ち民間病院で開始されたようです。
そのなかで栗本先生は淀川キリスト教病院で初期のころよりカテーテル治療を行われてこられました。治療に関してはだれにも負けない経験と実績豊富な先生です。その実績と経験を踏まえてより患者さんに負担をかけないように日帰りカテーテル治療を実現されてます。患者さんの立場に立った親身な診療で地域の頼れる「健康創造パートナー」として皆様にお役にたちたいと尽力されてます。
 循環器、心臓病、高血圧、高脂血症、不整脈など、人工透析について、気になることがございましたら、くりもと循環器クリニックの栗本先生のところでの受診を心からお勧めいたします。