きりの診療所

桐野 基浩 先生
内科 / 循環器内科
取材日:2018年03月16日
大阪狭山市の「きりの診療所」。内科・循環器内科・在宅医療
訪問診療で「地域のかかりつけ医」として貢献

プロフィール

桐野 基浩 (きりの もとひろ) 先生
経歴
1996年
 大阪大学医学部卒業
1996年
 大阪大学医学部第二内科入局・研修医。(各種内科疾患の研鑽を積む)
1997年
 大阪府立成人病センター 循環動態診療科 勤務。(心臓カテーテル検査・治療を学ぶ)
2000年
 医療法人川崎病院(神戸) 循環器科 勤務。(心臓カテーテル検査・治療の中心メンバーとして働く)
2004年
 市立池田病院 内科 勤務。(心臓カテーテル検査室の立ち上げに関わる)
2005年
 大阪大学医学部附属病院 循環器内科 勤務。(冠動脈疾患治療班のリーダー、また重症心不全症例(心臓移植患者)の診療も行う)
2007年
 市立池田病院 循環器内科 勤務。 (循環器内科医長として各種循環器疾患の診療を行う)
2009年
 長尾クリニック(尼崎) 勤務。(診療所勤務医として、プライマリーケア、多数の在宅訪問診療を行う)
資格・所属学会
日本内科学会
日本循環器学会
日本血管インターベンション治療学会
趣味
旅行、ドライブ、鉄道
音楽鑑賞、読書
ペット(トイプードル飼育中)
スキー(全日本スキー連盟1級)
今回は、これから訪れる「多死社会」に、訪問診療で通院できない患者さんに最期まで医療を提供することで地域に貢献されている、大阪狭山市の桐野先生をご紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

これまで大学病院などの大病院で一般内科、 循環器内科の診療にたずさわった後、 診療所の勤務医として総合医療、
プライマリーケア、 在宅医療に関わって参りました。この度ご縁があり、地元大阪狭山市で開業することとなりました。
富田林市で父が開業していた「桐野診療所」に負けない「きりの診療所」となり、地域の皆さまとの関わりを大切にして、高血圧をはじめ生活習慣病を中心とした、 地域に密着した医療に貢献していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

1.病気だけを診るのではなく、その人を診る。
 患者さんの症状の原因を病気の面から診ることにとどまらず、心身の状態、ご家族、お住まいの環境などすべてを見渡してうえで診察をしていく、地域のかかりつけ医、街のお医者さんを目指されています。
 そのための「在宅医療」を地域の病院、他の診療所、訪問看護ステーションと連携しながら行っておられます。例えば、死期がせまっていても病院で入院していても何も治療ができないときに、家に帰って不安な患者さんに緩和ケアを在宅で行っていくことや、ご家族とともに「みとり」をしていく、暖かい医療の提供を目指しておられます。

2.地域の総合医療的な窓口をめざして
 地域の方々との関わりを大切にして、高血圧をはじめ生活習慣病を中心とした医療を提供されています。クリニックでは患者さんに最良の選択をしていただけるよう検査をその日のうちに行い迅速に治療方針を決め、必要な情報や専門知識・技術を提供されます。
 検査の設備は充実しています。エコー、レントゲン、心電図、24時間ホルター心電図、運動負荷心電図(エルゴメーター)など。落ち着いた雰囲気で、なるべくゆっくりと患者さんの話を聴かれています。

3.気軽に来ていただけるクリニックとしてのプラスα
 近隣では取扱いのあまりないプラスα。「にんにく注射」(1本1000円)と「プラセンタ」(1本1000円)を取扱されています。
「にんにく注射」はビタミンですが注射するときににんにくのようなにおいがするので「にんにく注射」と呼ばれています。「プラセンタ」は近年、アンチエイジングで注目されています。


推薦ドクターの声

たかはしクリニック 高橋 徹 先生

桐野先生は、在宅医療に情熱を持っていて詳しい先生です。

地域医療サポーター 中野秀法
桐野先生は、これからますます必要性を増す「在宅医療」に情熱を持って取り組まれている安心していただける、やさしい先生という印象を受けました。