医療法人社団啓翔会 黒木整形外科内科クリニック

黒木 啓之  先生
内科 / 整形外科 / リハビリテーション科
取材日:2016年05月27日
黒木整形外科内科クリニックは28年6月に移転し新築オープンしました!

プロフィール

黒木 啓之  (くろき たかし) 先生
経歴
■学歴
平成13年 昭和大学医学部医学科卒業
平成17年 昭和大学大学院医学研究科博士課程終了
■経歴
平成13年 昭和大学病院救命救急センター
平成14年 さいたま赤十字病院救命救急センター
平成15年 聖隷三方原病院救命救急センター
平成16年 関東労災病院救急部
平成17年 近森病院整形外科
平成19年 昭和大学病院救命救急センター
平成20年 江戸川病院整形外科
平成23年 黒木整形外科クリニック開院
資格・所属学会
■資格
医学博士
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本救急医学会救急科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本医師会認定産業医
葛飾臨床整形外科医会会長
■所属学会
日本整形外科学会
日本臨床整形外科学会
日本救急医学会
日本リハビリテーション医学会
日本骨折治療学会
日本AKA医学会
日本高気圧環境・潜水医学会
趣味
キャンプ、ガーデニング
東京葛飾区の黒木整形外科内科クリニックの黒木院長をご紹介いたします。手術に頼らない保存療法の要であるリハビリテーションに力を入れています。整形外科疾患だけにとどまらず内科診療も受けられます。循環バスを配備した送迎サービスや在宅医療など、患者様に親切な地域に根差した医療を提供しています。

患者様に向けてメッセージをお願いします

骨折や脱臼をはじめとして、腰痛や膝痛の変性疾患でお困りの方は、是非いらしてください。保存療法の効果を実感していただければと思っています。
当クリニックでは、当然のことではありますが、医の原点である「見て」「聞いて」「触る」や「手当」を実践していきたいと思っています。
いろいろな機械による検査や、科学的な根拠に基づいた治療はもちろん大切ですが、病気とは理屈を超えたものがあり、人と人が交わることによって改善に向かうものだと考えています。
今後は整形外科疾患だけにとどまらず、地域のホームドクターとして内科診療にも力をいれていきます。救命救急センターでは多くの内科疾患の治療にも携わりましたので、安心・安全な医療を提供することができます。
より患者様とのコミュニケーションの充実を図り、地域の皆様に中身の濃い医療を提供していきたいと考えています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

中学生の頃から漠然と「病気で困っている人を治して喜んでもらえたら」と思っていました。
高校生のとき、将来の職を決めるにあたりいろいろな本を読んだり病院を見学させてもらったりして、自分も病気で悩んでいる人に少しでも手助けできればいいなと考え医師になることに決めました。医大を出て医局に入るにあたり専門の科を決めることができず、いろいろな分野を経験してから専門分野を決めようと考えて昭和大学の救急医学講座に入局しました。
救命救急センターでは、外傷疾患をはじめ心疾患や脳卒中、中毒など多岐にわたる疾患の治療に携わりました。救急センターの宿命として人の死にも多く立ち会うことになります。しかし多くの人を救命できる場でもあります。その中でも整形外科は、重症外傷でもうまく処置できれば、日常生活に支障をきたすことなく生活することが可能になる分野です。救急センターでは、専門分野として脳外科、麻酔科、集中治療などいろいろな分野がありますが、私は機能再建への興味が強くなり整形外科を専門としました。
退局後勤務した病院では、外傷疾患をはじめ人工関節や脊髄疾患の手術、関節鏡の手術など様々な手術治療を経験してきました。しかし、その過程で保存療法の重要性とその可能性を改めて認識しました。また適切なリハビリテーションを加えることで、手術に頼らなくても多くの疾患を改善もしくは維持できることも分かりました。この考えがきっかけになって地域の方々に医療を提供したいという思いから平成23年9月に黒木整形外科クリニックを設立いたしました。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

保存療法の重要性と適切なリハビリテーション
リハビリテーション科では、理学療法士と柔道整復師の資格を持った施術者が、各々の疾患に対して、西洋医学・東洋医学両者の優れた部分を臨機応変に利用し最大限の治療効果を目指しております。
●保存療法とは・・・整形外科でいう「保存療法」とは、薬の服用や注射にリハビリテーションを組み合わせて行う治療です。手術に頼らなくても、症状を軽減することができます。
※保存療法で対応できない方は、適切な病院に紹介させていただきます。

快適な院内設備と最新の医療機器
・新築の院内はゆったりとした広いスペースを確保し、全館バリアフリーです。
・最新鋭のMRIを導入しており、閉塞感や圧迫感がなく少児や高齢の患者様にも安心して検査が受けられます。
・ABI/CAVI(血圧脈波装置)・スーパーカイネ((干渉電流型低周波治療器)・ポラリスカイネ(低周波治療器)・アクアタイザー(ウォーターベッド型マッサージ器)・マイクロタイザー(マイクロ波治療器)・超音波治療器などで適切な検査・治療を行います。


患者様に親切な医療体制が整っています。
患者様を待たせない取組み、送迎サービスなど、患者様のご負担を少しでも減らすようスタッフ一同全力で取り組んでいます。
●無料送迎サービス (送迎車4台ご用意しています)
 ・定時運行サービス・・・当院指定の停車場所まで送迎いたします(現在6ルート運行)
 ・個別送迎サービス・・・クリニックに電話をいただければご自宅から当院まで送迎いたします(付き添いも同乗可)
●在宅医療・往診
 ・在宅医療・・・通院困難な方が対象です(在宅医療の整形外科疾患のみならず内科疾患も可能です)
 ・往診・・・・・・・緊急時にはできるだけ対応いたします。
 ・訪問看護・・・通院困難な方に対して看護師がご自宅での処置等を手助けします。
 ・訪問リハビリテーション・・・通院困難な方に対して理学療法士がご自宅でリハビリテーションを提供します。 
 ・通所リハビリテーション・・・介護保険を利用してクリニックでリハビリテーションを提供します。
●関連施設
・リハビリ特化型デイサービス ハナミズキ・・・機能訓練士による専門的な個別リハビリをご提供いたします。ご希望は入浴もできます。
・細田居宅介護支援事務所・・・ご自宅で適切に介護サービスを利用できるように、ケアマネージャーがサポートいたします。


推薦ドクターの声

よつぎ整形外科 丸山 晴久 先生

黒木啓之先生は、地域の患者様をとても大切にされる先生です。
開院前でも患者様が並んでいれば診察を早めに開始したり、希望があればクリニックのお昼休み時間を使って往診をされたりと、自分が休むより患者様のことを第一に思う優しい先生です。

地域医療サポーター 斉藤 しほみ
優しくて力持ちといった印象の黒木先生は、お昼休みもおにぎりを頬張りながら往診に出かける熱血漢の先生です。常々スタッフに言っている言葉は「患者様の立場になって考える」。自ら先頭に立って実践されています。高齢の患者さんが多いこともあり、患者さんの足となるよう循環バスを走らせて送迎したり、訪問看護・リハビリテーションもおこなっています。これからは整形外科疾患だけでなく内科診療にも力をいれていくそうです。ますます患者さんのご要望に応える医療を提供されていくでしょう。
黒木先生は心身共に過酷な医療現場である救命救急医療に7年間携わり、ドクターヘリにも乗ったそうです。どんな重症の怪我や疾患にも冷静に対処し治療されてきました。そのような経歴を持つ、タフで情熱のある心優しい先生です。学生時代はラガーマンだった黒木先生を中心にスタッフ一同、スクラムを組んでチームワークもガッチリです。その熱いパワーが患者さんに元気を与えるのではないでしょうか。これからの高齢化社会の医療現場において模範となるような頼もしいドクターです。
6月に新築オープンしたばかりのクリニックは明るく、患者さん目線の細かい配慮が行き届いています。