医療法人碧水脳神経外科クリニック

増田 肇 先生
内科 / 脳神経外科 / 神経内科
取材日:2016年08月23日
ベテランの脳神経外科医と若手神経内科・頭痛専門医がいるクリニック

プロフィール

増田 肇 (ますだ はじめ) 先生
経歴
横浜生まれ
横浜市立大学医学部卒業
横浜市立大学医学部病院、国立こども病院
横浜市立大学医学部第1外科・第2外科・麻酔科等で研修後
横浜市立大学病院第2外科(脳神経外科部門)所属
同病院脳神経外科独立に伴い同科に異動
神奈川県七沢リハビリテーションセンター発足に伴い同病院脳神経外科に勤務
横浜市立大学医学部脳神経外科学講座助手を経て講師
昭和57年「碧水脳神経外科クリニック」開業
資格・所属学会
日本脳神経外科学会専門医
趣味
DIY(日曜大工)、料理
今回は横浜市南区の碧水(へきすい)脳神経外科クリニックの増田 肇先生を紹介いたします。
ベテランの脳神経外科のドクター2名と神経内科専門医・頭痛専門医・脳卒中専門医など多くの資格を持つ新進気鋭のドクターのいるクリニックです。
大病院なみのCT・MRIなどの最新検査機器を備えより迅速で正確な診断と治療が評判です。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 私は昭和57年に診療所を開設する以前より心がけている事が二つあります。
 ひとつは患者さんと医師が対等な立場で診察を行うという事です。
そのためには小学生であっても患者さんには丁寧な言葉遣いをするようにしています。
 また、一般的に診察室では診察の関係上から患者さんは丸椅子に腰掛けてもらい、医師は背もたれ付きの椅子を使いますが、当院では共に丸椅子です。
一方待合室には長椅子ではなく背のある一人用の椅子を置いています。
 もうひとつは診療所従業員の待遇です。開業時から常勤とパートタイマーの待遇を(勤務時間に比例して)全く同じにし、給与は公務員に準じて決めています。
その為か従業員も定着し、患者さんの家族歴、既往症も殆ど把握することで患者さんにも安心して頂いていると感じています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

もともとは工学部志望でしたが、大学に入る前に丹沢へ沢登りに行き、滝壺に転落して骨折、入院することになりました。
美しい看護婦さんに看護され、その時の主治医の先生から医学部受験を勧められたことを契機として工学部受験から医学部受験に転向しました。

信条などはありますか?

このサイトの取材担当者の荒井氏にこう訊かれ、気取ってヘミングウェイの小説の見開きにある言葉の一部「誰がために鐘はなると人をして問わしむる事なかれ」と答えましたが、これでは禅問答のようだと叱られましたので、意訳を見つけました。
「世界は一家、人類皆兄弟」くらいの意味です。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

必要な患者さんに必要な検査を行える体制
これまで一切広告などは出しておらず、クリニックのホームページなどもありませんが、かかりつけの方や口コミ、紹介で一定の患者さんが来院されています。
時代に合わせて、最近やっとFacebookを立ち上げました。
MRIやCT、脳波、頸動脈超音波検査等は予約制ですが、必要な医療のみ行い、不必要な検査等は行わない方針のため、検査枠には余裕があり、待たせずに検査を行うようにしています。

地域の医療機関と病診連携、診診連携
地域の診療所からの検査依頼には即対応、入院や手術等が必要と判断された場合は、基幹病院(横浜市立大学付属市民総合医療センター、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、聖隷横浜病院、横浜中央病院、けいゆう病院、みなと赤十字病院等)にご紹介いたします。
これらの病院で治療終了後にMRI等の定期検査が必要な場合は、引き続き当院で経過観察させて頂く事も出来ます。
また、近隣の診療所に受診中の方も、主治医の先生からのご紹介により検査を行っています。

脳神経外科専門医、神経内科専門医が在籍
当院には脳神経外科専門医と神経内科専門医が在籍しており、内科・外科疾患を問わず専門的な診察を行っています。
また、2016年4月時点では横浜市南区で唯一の頭痛専門医が在籍しているため、特に頭痛などでお困りの方はご相談ください。


推薦ドクターの声

田中クリニック横浜公園 田中 冨久子 論文及び著書の名前は貴邑冨久子

ダンディ(と言われているようです)な人で、いつもニコニコ、ユーモラスな人柄。
いい歳をして新しいMRIにしたり、儲ける事ができないドクター。

地域医療サポーター 荒井 守
ダンディーなドクターとの紹介だったので気取った方かと思いきや、とてもフレンドリーで笑顔が素敵で朗らかなドクターでした。
患者さんの中には増田院長の写真をお守りにしている方もいらっしゃるとか。
ご自身は贅沢は好まず、お金はクリニックの設備に回してしまうため愛車はスズキのアルト。
ベテランドクターですが、既に後継者もいて安心して任せられるクリニックです。
患者さんのためにスタッフの待遇にも配慮しているとのこと。
確かに一般企業でも「顧客満足には、まず社員満足」を掲げる経営者もいます、クリニック経営にも共通することですね。