医療法人社団藍成会  野城歯科西池袋クリニック

野城 康成 先生
歯科 / 小児歯科 / 歯科口腔外科
取材日:2016年07月22日
野城歯科西池袋クリニック「一般歯科・小児歯科・口腔外科・審美歯科・インプラント・全身バランス診療科・睡眠時無呼吸診療科・老年歯科」

プロフィール

野城 康成 (ノシロ ヤスノリ) 先生
経歴
出身大学:日本歯科大学
1993年4月 国立国際医療センター 歯科口腔外科入局
2006年4月 公益社団法人 東京都豊島区歯科医師会理事就任
2012年5月 豊島区学校歯科医 就任
2013年4月 医療法人社団 藍成会設立 理事長就任
2013年5月 東京女子医大 医学部非常勤講師就任
2014年5月 伊勢崎佐波医師会病院 歯科口腔外科非常勤医師
2014年   一般社団法人 専門士検定協会 理事長就任
2014年10月 WCOI JAPAN国際インプラント会議 評議委員就任
2014年10月 WCOI JAPAN国際インプラント会議 会則検討委員就任
資格・所属学会
■資格
1989年3月 成人保険学 修士 取得
2008年2月 日本糖尿病協会 登録医 取得
2014年1月 WCOI JAPAN国際インプラント会議 認定医
2015年11月 SomnoMed 認定医

■所属学会
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会
日本糖尿病協会
日本歯科先端技術
WCOI JAPAN国際インプラント会議
日本睡眠歯科学会
日本睡眠学会
受賞歴・出版物
"■論文・業績
・インスリン非依存型糖尿病ーPTC味覚反応ー亜鉛との関連について
・血友病C患者の抜歯経験ー症例報告
・口腔ケアにおけるアジスロマイシンの有効性
      -嚥下性肺炎、及びCOPDの悪化予防の可能性について
・CDPD患者における口腔環境の検討ー包括的呼吸ケアにおける口腔ケア
・ラジオたんぱ 薬学の時間 介護患者の口腔乾燥への対処法 講演"
趣味
釣りとシュノーケリング、スキーなど自然と戯れることが好きです。
地方講演や、出張が多いので、空時間にリフレッシュするために始めました。釣りでは、8.5kgの真鯛を釣ったことがあります。とてもきれいな真鯛で、釣ってはいけない神聖な鯛だったようで、その年と翌年続けて足を骨折しました。釣り人には、神聖な魚を釣ると罰があたるという言い伝えがあるのですよ。もし、釣りをされる方はご注意下さい。"
今回は「野城歯科西池袋クリニック」院長 野城康成先生をご紹介いたします。有楽町線要町駅から徒歩3分。診療時間は夜8時30分まで受け付けています。
口腔内の疾患を全身との関連から捉え診察されています。最新の歯科用CTを導入し 一般歯科・インプラントの他、全身バランス診療・睡眠時無呼吸の診療も行っています。 

患者の方に向けてメッセージをお願いします

私が診療においてモットーとしていることは、
①患者さんに対して正直であること
②口腔内と全身疾患を関連づけて診療をすすめること
③常に新しい情報を取り入れ、真贋を見極めること
です。
そして、患者さんにとって最適の治療を提供するため、常に自分自身の技術を磨き、経験に裏付けられた五感を研ぎ澄ますよう努力を続けていきます。当医院は、患者さんのQOLを高めるため、歯科医院としての診療の他、地域の皆さんに医療をより身近に感じていただくための講演会や高齢の方、お体の不自由な方に向けた訪問歯科診療、噛み合わせの狂いをなくして全身の健康を整える健咬美診療も実施しております。お悩みがありましたらお気軽にご相談下さい。"

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

遺伝の研究者であった時代は細胞が相手でしたが、動かない相手に対し物足りなさを感じるようになりました。もともと人のために役立ちたいという気持ちがあったので、24歳の時に一大決心をし、日本歯科大学の3年に編入しました。ハンディもありましたが、今思うと、研究者としての経験も、口腔も全身の一部として捉えるという自分の診療方針に深く影響していると思います。現代社会は複雑でストレスも多く、一方向からの診察では患者さんの本当の不調の原因が解明できない場合も多々あります。広い視野で患者さんの痛みや不快感と向き合うことが必要です。患者さんとじっくり話し合い、信頼を得て治療をし、快復して喜んで頂ける・・・その過程が自分の励みにもなっています。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら教えてください。

”コミュニケーションとは情報の伝達ではなく、チームのあり方である”
当医院では、院内コミュニケーションを大切にしています。ドクターがいくら1人で技術や知識を磨いても、スタッフがいなければ医院の運営はできません。ドクターの理念を理解し、共有してくれるスタッフの存在があってこそ、医院は成り立つのです。一般にコミュニケーションというと、会話やミーティングをしたり、職場内で同僚との関わりを持てばいいと思いがちですが、それは違うと思います。真のコミュニケーションとは、全員が同じ方向を向き、個々のスタッフが自立性と自主性を持つことだと思います。そのような院内コミュニケーションが実現すれば、きっと大きなパワーが発揮できるでしょう。因みに、当医院は飲みニケーションもかなり盛んですが・・・。"

病院・クリニックの特徴を教えてください。

無痛で短時間の抜歯、多岐に渡る口腔外科治療
抜歯は患者さんにとって非常に苦痛だと思います。手に汗をにぎられている患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。当医院では、多数の親知らずや難抜歯の症例を手がけており、多くの患者さんに「あっという間だった。」、「全く痛くなかった。」「親知らずが曲がって生えていて歯磨きがやりにくかったので、抜いてよかった。」などと、喜んで頂いております。わざわざ遠方からお越しになる患者さんもいらっしゃいます。抜歯をしなければいけないが、なかなか決心がつかずお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
又、インプラントはもちろん、大学病院や救命病院において、骨折や膿胞など様々な症例を経験し、技術や精度を磨く努力を続けて参りました。その知識や経験を生かし、治療にあたります。"

医科との連携、最新技術と五感をフル活動させて原因を究明
現代の医療は常に進歩しています。又、それに比例して病気も複雑になっており、単科だけでの診断や治療は難しくなっています。歯科の領域も、医科と連携をして身体全体と関連づけて原因を究明しなければ根本的な原因究明には至りません。当医院では、CTや血液検査等、先端技術を積極的に導入して患部の情報を最大限に収集し、近隣の医療機関とも連携を図りながら、診療にあたっています。又、噛み合わせから身体の歪みを診断し、全身のバランスを調整して不調を取り除いていく”健咬美”や、脳卒中や糖尿病の原因にもなる睡眠時無呼吸症候群などの新たな分野についても専門機関の研究会にも参加し、診療を行なっております。2年前からは、地域包括医療の一環として、訪問歯科診療も開始致しました。患者様の既往症に配慮した加療を行っておりますので安心してご相談下さい。

ぶれない診療理念と患者さんへの正確で明確な説明
当医院では、院内のミーティングや勉強会はもちろん、連携している近隣の医療機関とも定期的にミーティングを開いて情報の共有をしています。又、患者さん一人ひとりにとって、最適な治療を提案するため、診療方針や費用の説明も正確かつ明確に行なっています。ドクターだけでなく、スタッフ全員がそれについて理解しているため、いつ誰に質問して頂いても丁寧で分かりやすく対応致します。患者さんに信頼して身体を預けて頂くには、まずは、こちらが誠実でぶれない対応をすることが必要だと考えております。"


推薦ドクターの声

杏林大学 下川 哲憲 名誉教授

野城先生は学生時代からリーダーシップに富んで、学生間の信頼も厚く慕われていた。探究心が強く勉学、研究に熱心に取り組み意志の強い学生でした。
ドクターになられてからも自分の意思と姿勢を貫いているので、患者様からの信頼も厚いのではないだろうか。
スキューバダイビング等自然に触れることが好きな優しい人柄である。

地域医療サポーター 斉藤 しほみ
野城先生は、常に最新の治療方法・技術の導入をするため知識の習得に努め、10年、20年先を見据えながら治療に当たっておられます。目先の治療のみ優先すると結局その治療費はムダになってしまう。初めから先を考えた治療をおこなうために、2~3回かけて現状認識と治療方法の情報提供をされています。
また人体は口から肛門まで1本の管でつながっているため、口腔の疾患は全身の疾患と密接な関係にあるという認識のもと、全身のバランスを考えた診察をされます。
歯科医療について熱く語る野城先生からは、患者さんに対しての真摯な姿勢が伝わってきます。
診察時間は夜8時半までやっているので、仕事が終わってから来られる患者さんには大変喜ばれています。
海が大好きな野城先生なので、クリニックに入ってすぐ水槽の中には熱帯魚、スクリーンには海が映し出されていて待合室にいると癒されます。池袋駅西口から徒歩15分、有楽町線の要町駅からは3分の場所にあります。