たまプラーザ南口眼科

酒田 久美 先生
眼科
取材日:2016年10月25日
たまプラーザ駅南口から徒歩2分  『たまプラーザ南口眼科 』
糖尿病網膜症や加齢黄班変性の専門外来

プロフィール

酒田 久美 (さかた くみ) 先生
経歴
略歴
1993年 東京女子医科大学卒業
1993年 東京女子医科大学呼吸器内科
1996年 昭和大学眼科
1999年 東京女子医科大学眼科
2006年 医学博士取得
2010年 前田眼科クリニック 東京女子医科大学眼科非常勤講師
2015年 たまプラーザ南口眼科院長

資格・所属学会
資格
医学博士
日本眼科学会認定 眼科専門医

所属学会
日本眼科学会
日本網膜硝子体学会
日本糖尿病眼学会
受賞歴・出版物
米国雑誌Ophthalmologyに2度記事掲載

主な提携医療機関
昭和大学藤が丘病院
昭和大学横浜北部病院
聖マリアンナ医科大学病院
杏林大学アイセンター
前田眼科クリニック(東京・代々木)など
趣味
趣味は映画鑑賞と絵画鑑賞(学生時代は美術部でした)
たまプラーザ駅南口から徒歩2分。2015年5月に新規オープンした「たまプラーザ南口眼科」は、丁寧で的確な診療、笑顔で温かい対応をモットーに一般診療から専門性の高い治療まで幅広く対応している。酒田久美院長は長年東京女子医科大学で勤務した後、都内の眼科専門クリニックに在籍。専門は眼底疾患で、内科医のキャリアを活かした糖尿病網膜症の治療や最近話題の加齢黄斑変性などの専門治療のほか、予約制の手術では、ものもらいなどの簡単な処置やレーザー治療のほか、加齢黄斑変性に効果のある抗VEGF薬という注射による治療も取り入れている。特に加齢黄班変性の抗VEGF薬治療を日帰りで行えるところは少ないと聞く。シンプルで清潔感のあるインテリアで統一されていおり、居心地のよいクリニックです。目の健康について気になることがあれば気軽に相談してみてはいかがだろう。

ドクターになられたエピソードをお聞かせください。

中学3年生の時に肺炎で入院し、小児科医の先生に初恋をしたことがきっかけです。(笑)

信条や座右の銘があればお聞かせください。

中学高校一貫校であった母校の校訓が「誠のほかに道なし」というもので、常日頃から誠実であることを考え、学んできました。
その後卒業してからも自然と、誠実に生きることが信条となり、医師となった今も患者様を診療する際の礎になっていると感じます。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

加齢黄班変性に対する注射治療(抗VEGF薬治療)を日帰りで行えます。
近年有病率が上昇し、社会的失明の原因として問題となっている加齢黄班変性。現在、これに対する治療としては抗VEGF薬という特殊な薬剤を目の中(硝子体内)に注射する治療が主体となっております。以前は治療方法がほとんどありませんでしたが、この抗VEGF薬が出現し、加齢黄班変性の患者様の視力を温存したり、改善したりすることが可能になってきました。
ただし、病状によっては注射治療が毎月など頻回に必要なこともあります。現在は大学病院や総合病院で治療を受けていただく場合がほとんどで、施設によっては入院が必要な場合や、待ち時間が長いことなど患者様にとっては負担になるケースが多いのですが、当医院では日帰りでの注射治療を行っており、予約制で待ち時間も少なく済むため、体力的時間的な面で負担を軽減することが可能になっております。

糖尿病網膜症の診断、治療を専門的に行えます。
大学病院勤務時代より糖尿病網膜症の研究・治療を行ってきました。糖尿病は慢性疾患であり、継続した診療と適切な時期での加療が必要となります。特に物を見る中心部分である黄班部にむくみを起こす黄班浮腫の状態になると視力が急激に低下します。これについては、前述した抗VEGF薬硝子体内注射や、ステロイド薬の注射を行ったり、レーザー治療を行います。長年の経験を活かし、それぞれの患者様に合わせた適切な治療を行うことができます。
ものもらいの摘出術、先天性鼻涙管閉塞などの処置や手術が行えます。
ものもらいは大きくなると切開したほうがいい場合があります。点眼や内服治療などである程度消炎したのち、摘出手術を行います。また、先天性鼻涙管閉塞があるお子さんに対し、鼻涙管閉塞開放術を行えます。


推薦ドクターの声

溜池眼科医院 鹿内 真美子 先生

頼れる先輩です。難しい網膜疾患の治療経験が豊富で、手術も非常にお上手です。

地域医療サポーター 伊藤 英行
明るく優しく誠実なイメージそのままの酒田先生。たまプラーザで開業された理由を聞いたところ「お友達が近隣にいてよく駅まで送ってもらっていた時から、街並みに魅力を感じていた」とのこと。開業された今でもそのイメージは変わらないそうです。また、今後のクリニックの展開に関しては地域の内科医との連携を図りながら、「専門分野でもある糖尿病網膜症や加齢黄班変性の専門外来としての情報発信を積極的にしていきたい。」と今後の展望もしっかりお持ちの素敵な先生でした。