■患者の方に向けてメッセージをお願いします

何か皮膚のトラブルが起きたときは、症状がひどくなる前に早めに治療を受けましょう。
皮膚病というのは、症状の原因を取り除くこと、皮膚の環境を良くすることが治療と同じくらい大切です。「悪くなる原因をやめれば良くなる」ことを常にお話しています。

ワキガ・多汗症の治療においては、しっかりと診断をした上で手術をするように心がけています。
患者さんがワキガ手術を希望されても、診断の結果その必要性のないこともあります。あくまでもワキガであるとはっきり診断がつき、出血などのリスクに耐えられるかどうかなどを診断したうえで手術を行っています。

外科的なものではどうしてもキズが残るので、レーザー治療後は術後の管理をキチンとしないとトラブルの原因となります。手術後のケアが大切です。

■ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

父が昭和３０年より整形外科・外科を開業していましたので、子供時代からその姿を見て医師を志しました。大学病院に勤めていましたが、父が病気になったため平成１０年に医院を引き継ぎました。

■信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございました教えてください。

「一球入魂」一人一人の患者さんの病気を良くしたい。

患者さんに治療薬の処方のみならず症状を良くするための注意事項を説明し、きちんと治してさしあげることに重きをおいています。