横浜新都市脳神経外科病院

森本 将史 先生
内科 / 整形外科 / 脳神経外科 / リハビリテーション科 / 循環器内科
取材日:2017年04月17日
横浜新都市脳神経外科病院 脳神経外科・脳神経内科・循環器内科・整形外科・リハビリテーション科・内科

プロフィール

森本 将史 (もりもと まさふみ) 先生
経歴
平成 5年 京都大学医学部卒業
平成14年 京都大学大学院医学研究科修了
平成 5年 京都大学医学部付属病院脳神経外科
平成 6年 県立滋賀成人病センター脳神経外科
平成 7年 国立循環器病センター脳神経外科
平成 9年 倉敷中央病院脳神経外科
平成14年 Center for Transgene Technology and Gene Therapy(ベルギー)
平成15年 国立循環器病センター脳神経外科
平成17年 福井赤十字病院脳神経外科 副部長就任
平成18年 医療法人社団北原脳神経外科病院 副院長就任
平成22年 横浜新都市脳神経外科病院入職 脳神経外科部長就任
平成23年 横浜新都市脳神経外科病院 院長就任
資格・所属学会
医学博士
(免許その他)
日本脳神経外科学会専門医(指導医)
日本脳卒中学会認定医
日本脳神経血管内治療学会指導医

(学位)
京都大学医学博士 (2002年取得)
受賞歴・出版物
(受賞歴)
2002年 日本心臓財団・バイエル薬品 海外留学助成金
(著書、論文)
Iwasaki M, Hattori I, Sasaki M, Ishimori H, Nemoto A, Hikita C, Sato J, Fukuta S, Morimoto M.
Stent-assisted coil embolization for anterior cerebral artery dissection presented with cerebral infarction. Surg Neurol Int. 2015 Dec 7;6:182. doi: 10.4103/2152-7806.171240. eCollection 2015.

森本将史、服部伊太郎、菅原道仁、根本哲宏、百瀬義雄、木村俊靖、久保俊朗、北原茂実重症静脈洞塞栓症に対してスライデイングバルーン テクニックによる機械的血栓破砕が有効だった1例 JNET 5:112-117,2011
趣味
趣味は<トライアスロン、サーフィン、読書>脳外科の手術や管理職の仕事で固まりがちな筋肉とストレスをリフレッシュするためにしているので、タイムは気にせず、日常生活に「スイムとバイクとランをうまく取り入れる」ことを主目的としているカジュアルトライアスリートであり、サーフィンも、気持ちよくリラックスできるのが好きな理由。小説は、司馬遼太郎や城山三郎の歴史小説が好き。

今回は、江田駅(東急田園都市線)から徒歩8分にある 24時間365日、脳外科の最新治療をされている横浜新都市脳神経外科病院(院長森本 将史先生)をご紹介します。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

病院理念でもある「患者さんの「満足」と「安心」を第一に考える」を実践するため、24時間365日,脳外科の専門医が救急対応しています。地域の皆さんから、「脳に関しては新都市があるから大丈夫」と言ってもらえるような病院でありたいと思っています。また、近年は、脳卒中治療実績が全国レベルになってきたことから、県外からも、動脈瘤や脳梗塞予防の手術目的で患者紹介をして頂けるようになってきました。神奈川県下だけでなく、全国から信頼されうる病院を目指していきたいと思っています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

子どもの頃、かかりつけのドクターがとても優しくて親切で、医師という仕事に漠然と憧れていました。高校生になり、改めて自分の進路を考えた時に“いちばん後悔しない道”と医学部を選択しました。脳神経外科を選んだのは、重要な臓器を手がけたいと考えていたことと、京都大学病院の脳外科は評判が高かったので、レベルの高いところで研鑽を積みたいと思ったからです。脳神経外科は重圧もあり、医師としても苦労の多い領域ですが、それだけにやりがいも大きいと感じています。留学を経て主に関西で勤務していましたが、多様な経験も積める首都圏で自分の力を試してみたいと考えて上京しました。大学院生時代から、当病院に非常勤で診療に来ていたこともあり、前院長から声をかけていただき、2011年に当院の院長に就任しました。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。

個人的には「意志あるところに道あり」が好きな言葉です。
外科医としては、「一緒に働くスタッフから信用される」ことが大切だと思っています。


病院全体の行動指針としては、以下の7つをスタッフと創りました。
① 仕事を通じて人格を鍛えよう。
② 自ら動き、自ら変えていこう。
③ 目線を上げて、プロとして常に進化し続けよう。
④ いつも「笑顔」と「挨拶」
⑤ 周囲を前向きにする言動をしよう
⑥ 「誇り」と「やりがい」が持てる病院を創ろう
⑦ 信頼と協力を「チーム新都市」の土台にしよう。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

24時間365日、脳外科の最新治療を提供する。
24時間365日脳神経外科専門医が常勤の救急医療体制を整えており、 脳神経血管内治療学会専門医4名が常勤しているため、最新治療の提供が常に可能(脳卒中治療実績は全国有数)。
脳卒中集中治療室が12床(2017夏から18床に増床予定<全国有数>
厚労省認定の脳卒中集中治療室(SCU)が12床あり全国有数(2017夏からは18床に増床予定)。集中治療室で管理すると明らかに患者の予後がよくなる、というエビデンスがあり。
リハビリ回復期病棟が60床あり、リハビリ科専門医が常勤しているため、急性期から慢性期までの一貫した治療が可能。
急性期からリハビリ医師や技師が治療に介入してくれているため、スムースに回復期へ移行できる。

推薦ドクターの声

逗子脳神経外科クリニック 脊山 英徳 先生

国立循環器病センターに勤務していた時の指導医が森本先生でした。卓越した技術は勿論のこと、広い視点で医療を捉える見識にいつも圧倒されています。外科治療と血管内治療、双方に習熟したいわゆるハイブリッド脳神経外科医の代表的存在として第一線をリードしています。

地域医療サポーター 江上 善章
森本院長は、24時間365日脳神経外科専門医が常勤の救急医療体制を整える超多忙な日々の一方、系列病院のレクレーション活動にも率先して参加され、部下の面倒見も大変良く、病院の皆さんにも慕われている存在です。
また休日には、トライアスロン、サーフィンもされているスポーツマンでもあります。
元々、関西がご出身という森本院長は、気さくで親しみやすく、かつ脳神経外科専門医としても全国トップクラスの脳卒中治療実績をお持ちのドクターです。