森井眼科医院

森井 勇介 先生
眼科
取材日:2017年06月02日
滋賀県大津市 浜大津駅 森井眼科医院 滋賀県で初めての「先進医療施設」として認定

プロフィール

森井 勇介 (もりい ゆうすけ) 先生
経歴
平成5年1年
京都府立医科大学入学平成11年医師免許取得、
京都府立医科大学眼科学教室入局。研修医生活を送る。
平成12年5月 舞鶴赤十字病院勤務
平成14年4月 大阪府済生会中津病院勤務
平成19年4月 森井眼科医院院長。大津市民病院非常勤医師。
平成21年4月 大津市民病院非常勤医師を辞し、森井眼科医院に専念。
受賞歴・出版物
 より簡便なカウヒッチ法を用いた小切開創眼内レンズ毛様溝縫着術
Author:森井勇介(森井眼科医院),山崎俊秀Source:IOL&RS 21巻3号 Page386-391(2007.9).※無水晶体眼に対する、より患者さんにとって負担の軽い眼内レンズ二次挿入術に関する論文です。

 特発性黄斑円孔の術後成績(原著論文/抄録あり)
Author:森井勇介(京都府立医科大学 眼科), 小泉閑, 安原徹, 山崎俊秀, 池田恒彦, 澤浩Source:眼科手術(0914-6806)14巻3号 Page381-385(2001.07).
外傷により虹彩全脱出をきたした白内障術後眼の1例(原著論文/症例報告/抄録あり)
Author:森井勇介(舞鶴赤十字病院), 加賀修, 本合幹Source:あたらしい眼科(0910-1810)18巻6号 Page801-804(2001.06)
今回は、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術の滋賀県で初めての「先進医療施設」として認定されました森井眼科医院の森井院長をご紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 眼科領域は、手術で治る疾患が多い所に特徴があります。当院は、初代正義が開設した時より、眼科手術を診療の軸に据え、やってまいりました。

  手術は患者様にとっては、一生に何度もない一大ビッグイベントです。患者様にとって、不安な気持ちが強くて当然です。院長はじめ執刀医が、手術を一例一例、全身全霊で打ち込むのは言うまでもないことですが、手術前後のケアなども、当院スタッフが一丸となってサポートさせて頂きます。手術を受けた方には院長がいつも持ち歩いている緊急用携帯電話番号をお渡しいたしますので不安なことがあればいつでもご連絡ください。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

エキスパートによる豊富な手術実績
 2007年に私が手術を担当するようになってから2016年までに8000件近くを施行してまいりました。
また、2010年1月に「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」に対して、滋賀県で初めての「先進医療施設」として認定されました。多焦点眼内レンズを用いた白内障手術自体は、2008年から施行しており、2016年までに、すでに429件の多焦点眼内レンズの実績を積み重ねております。当院はプライベートクリニックであるため、複数の執刀医の合計ではなく、執刀は全て院長である私一人です。ここに大きな意味があると考えております。

あらゆるニーズに応える最高の白内障手術 医療の質を高める最先端の医療機器
 多焦点眼内レンズに関しては、世界最先端のレーザー白内障手術装置で基本は行います。
また、多焦点眼内レンズはもちろん、保険診療で行う単焦点眼内レンズ手術においても、より乱視の影響を減らし良好な術後視力を支援するVERION手術ガイダンスシステムを全症例で使用しております。
 眼内レンズ度数の選択が正確に為されていることは、患者様のニーズに応える最重要と言っても良いファクターですが、2016年秋より、術中の屈折度数をリアルタイムに把握することの出来るORAシステムを導入し、より最適な眼内レンズ度数を選択でき、患者満足度の向上に努めております。ORAシステムに関しては、特に、レーシック術後眼などの屈折矯正手術後の白内障手術に非常に有用であると考えております。
 手術の際の切開位置一つとっても、当院では患者様それぞれの目の形に応じて、切開位置を変えております(強主経線切開)。

プライベートクリニックならではの質の高いスタッフ
 「当院の一番の誇りは何か?」と聞かれると、迷うことなく「スタッフ」と即答いたします。眼科手術に特化したクリニックとして数多くの経験を積み、院長と共に汗を流してこのクリニックを作ってきた歴戦のスタッフたちが、お待ちしております。
 当院のスタッフは、「外来」や「入院」、「手術場」など各セクションに分離しているのではなく、全ての業務を施行いたします。まぁ、これは自慢気に語ることではなく、大病院でもないプライベートクリニックにおいては当たり前のことであるのですが、手術に関して言うと、外来で検査や手術説明をしたスタッフが、手術場の中でその方の手術に携わることになりますので、患者様の安心感にも繋がるかと思います。実際にそのようなお声を沢山頂きます。


推薦ドクターの声

ふくなが眼科 福永 崇樹 先生

森井先生はレーザー白内障手術をはじめ最先端の医療を常に導入しておられるパイオニア的存在です。加えてお人柄も素晴らしいので、全国から森井眼科医院を見学に訪れる医師がいつも絶えないほどです。
私も実際に見学させて頂き、自分がもし患者になった際には是非お世話になりたいと思いました。

地域医療サポーター 八木 浩之
 昭和33年に、この浜大津にあった「鳥米」という鳥料理の料亭を、祖父・正義氏が買いとられ開業されました。当初は、ほとんど改装もせずに診療を行なわれていたとのことです。昭和55年にお父様が継承し、地続きの奥の土地も購入され、約100坪となり、旧医院を建設されました。現・森井院長が平成19年4月より、本格的に当院での診療を開始し、若干の改装工事を行って使用されてます。祖父の時代からの伝統で、「眼科手術」を診療の軸に置いている所であり、森井院長も幼い頃から、「将来は手術をしなアカンのやで」とよく言われたようです。小さい頃から、「手術が上手くなるように」と、右利きなのに左投げの練習もさせられ、そのお陰で野球では最も不利な「左投げ右打ち」という珍しい身体になられたようです。最近は日帰り手術がほとんどですが今も有床診療所で遠方からの患者さんを優しく迎えられています。小さい頃は「入院患者さんが寝たはるから、静かにしなさいっ!!」などと、よくお母さまから怒られたようです。入院患者様のお食事を、お母さまや職員の方が力を合わせ、心をこめて作っている風景を少年のころから見られてきました。医療(手術)も食事も「心をこめて全力投球!」というのは、森井眼科の伝統であると語られています。いろいろなエピソードを聞いてますと先代からのおもてなしを今に引き継ぎいかに患者さんと向き合っていくかを絶えず考えてられます。森井院長の答えはいつも先代さんやお母さまからの患者さんへのおもてなしの心から導き出されてるようです。技術の高さはもちろん、大きな医院で圧倒されますが院内に入るとスタッフさんの対応からすべてに行き届いており、心落ち着き、安心を感じますのはそのあたりからきていると思います。滋賀県で目のことで気になるとがございましたら是非、森井院長にご相談されることをお勧めいたします。