医療法人社団 弘健会 菅原医院

菅原 正弘 先生
内科 / 循環器科 / リウマチ科 / 胃腸科 / 糖尿病内科
取材日:2017年06月06日
西武池袋線石神井公園駅徒歩3分の住宅街にある「菅原医院」は平成5年に開院、院長菅原正弘先生は糖尿病、リウマチの専門医です。

プロフィール

菅原 正弘 (すがわら まさひろ) 先生
経歴
昭和55年 順天堂大学医学部卒業
昭和57年 順天堂大学内科学講座入局
昭和57年 順天堂病院にて内科診療に従事
平成05年 菅原医院にて診療(現職)
平成15年 日本臨床内科医会常任理事
平成17年 順天堂大学同窓会城北支部長
平成18年 東京都糖尿病協会会長、日本糖尿病協会理事
平成22年 日本糖尿病療養指導士認定機構理事
平成24年 東京内科医会会長
平成25年 第30回日本臨床内科医会総会会頭
平成28年 第30回日本臨床内科医学会会長
平成29年 第34回日本臨床内科医会総会会頭
資格・所属学会
【評議員・専門医】
日本内科学会評議員
日本糖尿病学会専門医・評議員
日本リウマチ学会専門医・評議員
日本消化器内視鏡学会専門医
【委員】
日本糖尿病対策推進会議 ワーキンググループ委員
東京都糖尿病医療連携協議会委員
東京都医師会生活習慣病対策委員会委員長
東京都医師会健康食品の安全性検討会委員長
受賞歴・出版物
【受賞】
平成13年 日本臨床内科医学会長受賞
平成16年 東京都医師会グループ研究賞受賞
平成21年 東京都内科医会川上記念賞受賞
【著書】
40歳からの糖尿病との上手なつき合い方(中経文庫)
高脂血症(講談社)
よくわかるメタボリックシンドローム脱出法(講談社)他〈医師向け〉
ここが知りたい!かかりつけ医の糖尿病Q&A(南山堂)
患者の健康寿命を伸ばすための実践マニュアル
(日本医学出版)〈医師.コメディカル向け〉
趣味
趣味は写真、旅行、散歩です。写真はインターネット個展を開いています。旅行では朝市などで人々の生活に触れたりするのが好きです。
菅原先生は東京都医師会生活習慣病対策委員会委員長も務め、患者の健康寿命を延伸するという観点で予防医学を提唱、啓発活動の一つ「石神井公園糖尿病友の会」では生活習慣病の講演会や歩く会(ウォークラリー)を今年で23年250回開催しています。
菅原医院1,600人の患者さんの健康を守る包括的地域医療のエキスパートです。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

私の父親が医者でした。父は30歳の時にこの地で開業をして、私が引き継ぐまで47年間、診療所を守ってきました。その姿をずっと見て育ったので、小さい頃から「医者になるのが当たり前」、という感覚で、患者さんの命を守る遣り甲斐のある仕事、と思っていました。父は外科医でしたが、私は内科学を専攻し、生活習慣病、特に糖尿病、リウマチに特化した診療で大学病院に劣らない質の高い医療を実現してきました。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

専門医院長と専門スタッフがチーム医療で患者さんをサポートしています。
糖尿病の治療は専門医一人で出来るものではなくチーム医療が重要です。当院は在籍するコ・メディカル20名のうち日本糖尿病療養指導士6名、管理栄養士、臨床検査技師がチームを組んで、患者さんの足の反射を診たり、低血糖の注意を促したり、食事や運動など生活習慣の改善指導を行っています。特にこの日本糖尿病療養指導士6名体制は他のクリニックにはない当院の強みだと思っています。



充実した医療機器で的確な診断と敏速な治療を行い、院内感染防止対策も万全です。
設備が充実していることも強みだと思っています。HbA1c値は院内で検査でき、結果は診察時に話せます。インスリンポンプ、CGMも導入しています。動脈硬化を調べることができるCAVI(キャビィ)検査の機器や、頸動脈の超音波検査機器、メタボリックアナライザーという体のエネルギー消費がわかる機器もあります。要望があれば遺伝子検査も行えます。関節リウマチに対して生物製剤導入患者は30を超えています。24時間心電図、内視鏡など、CT以外の通常の検査はすべて行えます。電子カルテを導入して内視鏡からレントゲンなど全て一括管理できていますので、すぐに比較検討できる点でも質の高い診療ができます。専用のリクライニングチェアーを用意し、点滴やブドウ糖負荷テストをリラックスした状態で受けて頂けます。感染症患者専用の入り口、診察室を別に設け風邪などの感染症の患者さんと動線が合わないように感染症対策も行っています。
他の医療機関、専門医、大学病院との強いネットワークがあります。
医療において他科との連携は非常に大事です。CTは医師会の検診センターと連携して対応していますし、順天堂大学医学部附属練馬病院との連携も強力です。東京内科医会会長や日本糖尿病協会理事など、いろいろな役員を務め、毎回出席する学会では最新の医学情報を得て良い医師をたくさん知っています。当医院で対応が難しいようなことが起こっても、速やかに専門家を紹介できます。

推薦ドクターの声

医療法人豊弘会 きうち内科クリニック 木内 章裕 先生

菅原先生は私が東京内科医会に入って以来、公私にわたり親しくさせていただいています。会長として精力的に会を運営されていて、教育講演なども多数こなしており、そのバイタリティには頭が下がります。
人脈も広く、近隣の主幹病院との連携も万全です。
特筆すべきは人柄がとても素晴らしいことで、偉ぶることなどなく、いつも笑顔でやさしく接してくれます。患者さんからも愛されており、クリニックの20周年記念講演の際には多数の患者さんから祝福されていました。
私が理想とする医師の一人であり、自信を持ってお勧めします。

地域医療サポーター 大羽 妙子
菅原正弘先生は順天堂大学医学部付属病院や同大学の関連病院、そして当医院で数多くの臨床経験を積み、日本臨床内科医会副会長、東京内科医会会長、前東京都糖尿病協会会長等々、さまざまな医師会、協会の役職を務め全国の医師との強力なネットワークがあります。
著書「患者の健康寿命を伸ばすための実践マニュアル」のBe Careful Of 3B&2Cとは、
3つのB⇒①Blood vessel*血管(高血圧・脂質異常症・糖尿病)、②Brain *脳(認知症・うつ病・不眠)、③Body*身体(内臓脂肪・筋肉・骨・関節)。
2つのC⇒①Cancer*がん検査、②Cigarette*喫煙・・・この3B&2Cを意識した生活、診療が重要です、と取材に対し熱心にお応え頂いた菅原先生は、プロフィール写真のように体幹を鍛えるバランスボールに座って日々診察を行っておられます。