ごとう内科・消化器内科

後藤 靖和 先生
内科 / 消化器科 / 消化器内科 / 内視鏡内科
取材日:2017年11月14日
東淀川区東淡路にある内科・消化器内科・内視鏡内科・肝臓内科       ごとう内科・消化器内科

プロフィール

後藤 靖和 (ゴトウ ヤスカズ) 先生
経歴
平成11年 大阪市立大学医学部卒業 ​  大阪市立大学麻酔・集中治療医学教室入局  
  大阪市立大学医学部附属病院、大阪厚生年金病院(現JCHO大阪病院)、大阪労災病院、大阪市立総合医療センターにて研修  
平成13年 大阪大学大学院医学系研究科病態情報内科学消化器研究室(現消化器内科学教室)入局 貝塚市立貝塚病院内科レジデント、医員  
平成17年 大阪労災病院消化器内科医員  
平成20年 大阪府済生会千里病院消化器内科医長  
平成25年 医療法人医誠会医誠会病院消化器内科・内視鏡センター部長 
平成28年 ごとう内科・消化器内科開院
資格・所属学会
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
・日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
趣味
勤務医の頃は忙しく、また開業してからもまだ不慣れなため、なかなか趣味を持てておりませんがいずれゴルフをやりたいと思ってはおります。
今回は平成28年11月開業されましたごとう内科・消化器内科の後藤先生を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患は日本人の3大死因であり、これらを減少させることが我々医師の責務の一つであります。診断機器や外科手術、内視鏡治療、放射線治療の進歩は目覚ましく化学療法(抗がん剤治療)も毎年有望な新たな薬剤が登場しています。しかし、診断時に進行している症例では治療には時間も費用もかかり、身体的、心理的な負担も大きなものであり、なるべく早期に発見することおよび発症前に予測し治療介入を行うことで発症を遅らせること(先制医療)が非常に重要です。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

大阪府下の地域基幹病院で消化器修練医を経て専門医として勤務しておりました。日頃、もっと早期に治療できれば、という症例を経験するにつれて地域のかかりつけ医での診療が非常に重要であると考えるようになり、開業を志すようになりました。都市部でのかかりつけ医として予防医療、先制医療を目指し消化器の分野では専門医として高度な診断治療を、専門外の分野では当該専門医と連携し地域医療を担えるよう心がけていく所存です。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

プライバシーに気を配った内視鏡フロアレイアウトです
 内視鏡専用フロアを4階に設けており、内視鏡検査を受けられる患者さんの動線が一般の診療フロア(3階)と分かれています。大腸内視鏡検査前には検査着に着替えますが、検査着の姿を他の多くの患者さんに見られることはありません。また、大腸内視鏡検査の前処置に下剤を服用するリクライニングチェアと専用のトイレを有しており、ご自分のペースで服用いただけます。
麻酔(鎮静剤)を用いた苦痛の少ない内視鏡検査・治療を行っています
 近年麻酔(鎮静剤)を使用する内視鏡クリニックが増えています。内視鏡検査で用いる麻酔は外科手術で用いる全身麻酔とは異なり、適切な量を使用しないと苦痛が残ってしまう一方、量が多すぎると呼吸抑制などの合併症が起こります。当院院長は元麻酔科医であり麻酔に精通していることはもちろん、内視鏡検査での麻酔症例も極めて豊富です。また、万一の場合に備えた設備(酸素投与、気管挿管、AED)も完備しております。
万全の内視鏡消毒、精度の高い内視鏡検査を行っています 
 内視鏡の洗浄・消毒は専門的な知識・技術を必要とします。当院には消化器内視鏡認定技師(日本消化器内視鏡技師学会認定)が常勤しており、内視鏡検査・治療介助はもちろんのこと、検査前・検査後の対応も行っております。消毒には高水準消毒薬を使用しており、可能な限り処置具はディスポーザブル製品を用い徹底した感染予防管理を行っています。当院院長は早期癌の内視鏡治療を得意としており(非常勤として済生会千里病院で指導を行っています)、拡大内視鏡による精度の高い検査を行っています。

推薦ドクターの声

医療法人 東永内科リウマチ科 兪 炳碩 先生

患者様の御話しにしっかり傾聴され『病』と『気』の両方を見てくださる先生です。
又内視鏡のプロフェッショナル(内視鏡専門医)に加えて麻酔科の標榜医(専門医)の両方を併せ持つ希少な先生であります。上手に麻酔を使って、苦痛なく胃カメラと大腸カメラを行って頂けますので当院からも多くの患者様を紹介させていただいております。




地域医療サポーター 八木 浩之
 阪急京都線線の淡路駅から徒歩すぐのところにごとう内科・消化器内科があります。後藤先生はお父様・祖父も開業医で小さいころから自然と医学の道を考えられたようです。お父様からは麻酔科一般外科から泌尿器科に進むのがいいのでは勧められてました。外科は手先の器用さも必要で、ICU集中治療の静脈瘤の内視鏡での治療に興味を見いだされ、消化器内科を目指されました。基幹病院では内視鏡で治療できる患者さんもいれば、診察時には進行しており、もう少し早く治療していれば回復ができたのにとの思いもありました。早期発見、病気になる前に予防医療、先制医療を徹底できるようにとの思いがあり開業されました。麻酔科でさまざまな患者さんの麻酔を経験されてますので内視鏡検査では適度に使用して検査されます。嘔吐感など患者さんに負担の少ない治療が可能です。内視鏡での治療では同じように画像を診断しても先生により疾患が見つけれない先生もおられます。後藤先生は同じように画面を見るにしても治療を目指してみるのとで診断の結果が違うといわれます。技術の継承という意味で基幹病院の若手先生に技術を教えに行かれてます。また地域の先生と連携して研究会をしてられ技術アップを考えられてます。火曜日と限られますが、奥様も医師で内視鏡での治療も可能とのことで女性には安心なクリニックです。内科・消化器内科に気になることがございましたら後藤先生に相談されることをおすすめいたします。