まえだ眼科

前田 真理子 院長  前田 征宏 先生
眼科
取材日:2017年08月26日
名古屋市天白区の「目のかかりつけ医」まえだ眼科

プロフィール

前田 真理子 院長  前田 征宏 先生
経歴
 前田真理子
•名古屋大学医学部卒業
•名古屋第一赤十字病院
•社会保険中京病院
•カリフォルニア大学アーバイン校留学
(小児・斜視弱視)
•社会保険中京病院

 前田征宏
•名古屋大学医学部卒業
•社会保険中京病院
•岐阜赤十字病院 眼科部長
•カリフォルニア大学アーバイン校留学
(緑内障)
•安間眼科 医長
資格・所属学会
 前田真理子
日本眼科学会
日本弱視斜視学会
日本小児眼科学会
日本眼光学学会
日本涙道・涙液学会
American Academy of Ophthalmology
(米国眼科学会)
AAPOS(米国小児眼科・斜視学会)
ISA(国際斜視学会)

【専門分野】
斜視弱視 小児眼科 白内障

日本眼科学会認定 眼科専門医
厚生労働省認定 麻酔科標榜医

 前田征宏
日本眼科学会
日本緑内障学会
日本白内障屈折矯正手術学会
日本眼科手術学会
American Academy of Ophthalmology
(米国眼科学会)
American Society of Cataract and Refractive Surgery
(米国白内障屈折矯正手術学会)

【専門分野】
緑内障 白内障 網膜硝子体

日本眼科学会認定 眼科専門医
愛知県眼科医会 理事
受賞歴・出版物
前田征宏
【受賞歴】
2008.9 日本眼光学学会 学術奨励賞「ACMasterを用いて測定したピロカルピン点眼後の水晶体厚の変化」
2017.9 米国眼科学会議 Achievement Award受賞 

【出版物】
Evaluation of trabectome in open-angle glaucoma. J Glaucoma. 2013 22(3): 205-208
Goniosynechialysis using an ophthalmic endoscope and cataract surgery for primary angle-closure glaucoma. J Glaucoma. 2014 23(3): 174-178
Outcome of primary trabeculotomy ab interno (Trabectome) surgery in patients with steroid-induced glaucoma.
Ngai P, Kim G, Chak G, Lin K, Maeda M, Mosaed S.
Medicine (Baltimore). 2016 Dec;95(50):e5383.

トラベクトーム手術:初期20症例と最新20症例の比較
・眼科臨床紀要 巻:5 号:7 ページ:687

EX‐PRESSを用いた濾過手術の術後早期成績:Trabeculectomyとの比較
・あたらしい眼科 巻:29 号:11 ページ:1563-1567

内視鏡を用いた隅角癒着解離術
・眼科臨床紀要 巻:4 号:11 ページ:1104

手術器具 Trabectome
・IOL RS 巻:24 号:2 ページ:309-312

Trabectomeの術後短期成績と合併症
・眼科臨床紀要 巻:1 号:11 ページ:1130

検者間および同一検者での前眼部Optical Coherence Tomographyの測定再現性
・視覚の科学 巻:29 号:3 ページ:103-106

前眼部光干渉断層計(OCT)を用いて撮影した急性原発閉塞隅角症に対する白内障手術・隅角癒着解離術前後の隅角変化
・あたらしい眼科 巻:25 号:7 ページ:1003-1006

前眼部測定装置Visanteの測定値の相関
・視覚の科学 巻:29 号:2 ページ:64-66

不正乱視の基礎と臨床研究(3‐2)球面収差の臨床
・視覚の科学 巻:28 号:4 ページ:140-145

ACMasterによる前眼部構造体測定
・日本分光学会講演要旨集 巻:2006 号:秋季 ページ:476-477

AC Masterによる調節に伴う角膜厚・前房深度および水晶体厚の変化
・IOL RS 巻:20 号:1 ページ:57-61

AC Masterを用いて測定したピロカルピン点眼後の水晶体厚の変化
・視覚の科学 巻:28 号:1 ページ:22-25

点眼による調節変化は実際の調節とは異なる
・日本眼科学会雑誌 巻:111 号:臨時増刊号 ページ:170

AC Masterを用いた散瞳薬・調節麻痺薬負荷による水晶体の位置変化
・臨床眼科 巻:61 号:7 ページ:1247-1249

調節刺激に伴う眼内レンズの位置変化
・IOL RS 巻:21 号:2 ページ:239-242

ACMasterTMを用いた,薬剤および調節刺激に伴う前眼部構造体の変化
・日本眼科学会雑誌 巻:110 号:臨時増刊号 ページ:175

急性原発閉塞隅角緑内障の白内障手術VisionBlueの使用
・眼科臨床紀要 巻:1 号:1 ページ:72

前眼部OCTによる角膜切開創の撮影
・眼科臨床医報 巻:101 号:8 ページ:874-875

眼科一般診療に加え、高い専門性を活かした、白内障、緑内障、小児眼科、斜視弱視診療、網膜硝子体疾患の診療を行っているまえだ眼科を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

前眼部三次元画像解析装置などの高度な医療設備を備え、高い専門性を活かすことで、お近くのクリニックで総合病院眼科と同等の診療ができるようにしています。特に前田真理子院長の専門である小児眼科・斜視弱視診療と、前田征宏医師の専門である緑内障・白内障に力を入れています。
また国内外の学会・勉強会に参加して常に最新の知識を患者さんに提供できるように心がけています。当院で行う手術は日帰り手術のみですが、通常の白内障手術のみではなく、緑内障手術、斜視手術、硝子体手術、眼形成手術を行っています。特に東海地区では数少ない、様々な種類の日帰り緑内障手術が可能な施設です。  
これらをクリニックで受けていただくことは患者さん一人一人との信頼関係がなければ達成することができません。そのため、一人一人に対してわかりやすく、丁寧な診療・説明を行い、納得していただいてから治療を行うように心がけています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

アメリカ留学中、以前お世話になった先生より「緑内障手術ができる医師は、大きな病院で悪くなってしまった人を待っていてはダメだ。手術ができる自分たちが、開業医などの形で前線に出ていき、手術の必要な患者さんに対して、遅れることなく手術を提供するようにすべきだ」との指摘を受けました。また留学先のボスからも、仕事だけでなく、家族や自分の健康も大切にしなければ、患者さんに良い医療は提供できないと指導されました。
そこで、もともと開業して地域医療に貢献することが希望であった妻と二人で開業を目指すことになりました。ただし、一つのクリニックだけでは多くの患者さんに対応できないため、複数のクリニックで緑内障の診療・手術を行っております。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

日帰り緑内障手術が可能です
通常 緑内障手術は総合病院などで 1週間から2週間ほどの入院で行われることが多いと思います。またクリニックで緑内障手術といっても、レーザー手術までで、本格的な緑内障手術は総合病院や大学病院へ紹介となることが多いと思います。
当院ではアメリカ留学中に得た経験や帰国後に多くを学び、日帰りで可能なように手術の安全性を高め、現在はすべての手術を日帰りで行うことができます。もちろん入院が必要な場合は入院をお勧めしますが、仕事などでできるだけ早期の復帰を望む方、ご自宅に介護や看病の必要な方、あるいは小さなお子様のいらっしゃる患者さんからは好評です。
術後の通院は通常の白内障手術の術後と同様、翌日、2-3日後、5-7日後、その後は週に一度程度から、徐々に間隔をあけて経過観察します。安定していればお近くのクリニックでの通院でも構いません。

小さなお子さんの斜視手術では連携する病院での全身麻酔での手術が可能です。
斜視弱視診療の専門の医師は眼科の中でも少なく、手術治療を受けられる医療機関は限られます。
手術が必要になった場合、局所麻酔で手術可能な方は当院で日帰りで手術を行います。
また全身麻酔が必要なお子さんの場合は連携病院に入院していただき、院長が出張して手術を行うこともあります。
術後は当院でしっかり経過観察していきますので、安心して手術を受けていただけます。


推薦ドクターの声

MIE眼科四日市 木下 慎介 先生

前田真理子先生は、弱視斜視・小児眼科を専門にされています。説明も分かりやすく非常に熱心なドクターです。前田征宏先生は、緑内障手術、白内障手術などの手術を専門にされており、眼科手術医として抜群の実力をお持ちです。まえだ眼科は、小児から高齢者まで幅広く対応できる眼科なので、自信をもってお勧めします。

地域医療サポーター 八木 浩之
 名古屋市の天白区の閑静な住宅街に2014年にまえだ眼科を開院されました。
医院の中に入りますと天井の高さに驚きます。前田院長にお聞きしますと眼科は待ち時間が長くなりやすく院内滞在時間が長くになることもあり、患者さんにはできるだけ快適に過ごしていただきたい。患者さんにアメニティーにと水槽を置かれたり、キッズスペースも作られてます。まえだ眼科は眼科一般治療に加え、緑内障、白内障、小児眼科、斜視弱視診療、網膜硝子体疾患など高い専門的な診察をされてます。医師は院長真理子先生と前田征宏先生です。院長が小児眼科、斜視弱視診療を専門にされてます。征宏先生は外来もされますが緑内障の手術のスペシャリストです。おふたりはご夫婦で大学の医学部の同級生とのことです。おふたりの得意分野の専門性をいかし、「目のかかりつけ医」以上の大学病院レベルの診察をされてます。勤務医から開業すると診察の専門性が薄らぐようですが専門性を損なうことなく患者さんと向き合われてます。おふたりは開業しても患者さんへ最先端の最新の情報を提供するために情報収集の大切さを感じられてます。海外の学会にも積極的に参加され海外の先生とも仲良くなり情報交換されてます。
 お子様から年配の人まで「目のかかりつけ医」として満足いただける診察を目指されてますが、患者さんを見てますと既に達成されてられるようです。