桃山こどもクリニック

山本康人 先生
アレルギー科 / 小児科
取材日:2017年11月16日
名古屋市緑区 桃山こどもクリニック

プロフィール

山本康人 先生
経歴
愛知県名古屋市生まれ
平成11年 藤田保健衛生大学医学部 卒業
平成11年 社会保険中京病院 臨床研修医
平成13年 岡崎市民病院 小児科
平成15年 藤田保健衛生大学病院 小児科
平成20年 江南厚生病院 小児科
平成24年 藤田保健衛生大学病院 小児科
平成27年 9月 桃山こどもクリニック 開院
資格・所属学会
医学博士
日本小児科学会認定 小児科専門医
藤田保健衛生大学小児科非常勤講師
今回は小児科、小児腎臓内科、アレルギー科を診療する「桃山こどもクリニック」山本先生を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 さまざまなご縁が重なり、緑区桃山地区に小児科診療所を開設させていただきました。開業地は、幼少期に私がすぐ近くを自転車で走っていた場所であり、不思議なつながりを感じております。体調を崩せば、誰しも不安になります。ましてや、それがわが子であれば、ご家族のご心配は計り知れません。だからこそ、「気兼ねなく相談できる」存在を目指して、スタッフ一同精進してまいります。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

小児科の一般診療だけでなく、勤務医時代の経験を活かして検尿異常や夜尿症などの診療にも力を入れておられます。
 小児期で頻度として多いものに、検尿異常・夜尿症・ネフローゼ症候群・腎炎・膀胱炎・尿道炎などがあります。検尿は3歳児健診、学校検尿などで実施されており、腎炎の早期発見に有用です。もし再検査で異常を認めた場合、放置しないことが重要です。一方、夜尿症は5~15歳で約80万人が罹患しているとされ、治療を行うことで治癒率が2~3倍になるとの報告があります。外泊を伴うイベントが増加してる現代では治療の需要が増していると感じます。必要に応じて、尿検査、血液検査、超音波検査などで診断しながら治療を進めます。お子さんの経過や疾患の種類によっては、よりきめ細かな診療が必要になる場合もあるため、予約診療をおすすめしています。
コミュニケーションアプリを使って情報発信を行っています。
 登録も簡単ですし、診療案内や臨時の情報提供に加えて忘れ物のお知らせにも活用しています。特に忘れ物の場合は画像も添付できますので、重宝しています。また、不定期ですがインストラクターを招いて赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでいただけるベビーマッサージ教室も開催しています。

推薦ドクターの声

いがや眼科クリニック 中村 彰  先生

小児科全般に診療をされていますが、小児の腎臓の疾患が専門分野です。私の息子もアレルギーで通院していますが説明がわかりやすく、いろいろとアドバイスもいただけるので妻も安心して子供を通院させています。

地域医療サポーター 八木 浩之
 名古屋市緑区の住宅街のなかゆったりと駐車場がとれる地元の地を選ばれ開業されました。保育園にあるようなお子さんが喜びそうな装飾はスタッフの方が飾り付けられるそうです。山本先生は和むような穏やかな表情でお話しいただけます。建築設計士のお父様の「一生で家を建てない人はいても、病気にならない人はいない」という言葉に心を動かされ、多くの人の役に立てるのではと医療に携わる道を選択されました。医師になってどの科に進むかを決める際、小児医療にやりがいを感じ、小児科を選ばれました。小児科に進んだ後、一般診療とともに腎臓領域の研鑽も積まれ、開業後は小児腎臓内科を標榜して、学校検尿異常や夜尿症などの診療にも力を入れておられます。思いも寄らない病気の発見につながる場合もあるため、まずは気軽に相談、来院していただくことが大事との想いから、親しみやすい雰囲気づくりに注力しているのも特徴です。名古屋市内でお子さんの様子がいつもと違うと感じましたら気軽に山本先生にご相談いただくことをお勧めいたします。