川越あさひ眼科

服部知明 先生
眼科
取材日:2017年12月18日
三重県三重郡川越町眼科診療所 川越あさひ眼科

プロフィール

服部知明 先生
経歴
2002年 岩手医科大学医学部 卒業
2002年 名古屋市立大学医学部 眼科学教室 入局
2003年 常滑市民病院 眼科
2005年 亀山市立医療センター 眼科
2006年 名古屋市立城北病院 眼科
日本眼科学会 眼科専門医 取得
2008年 厚生連 豊田厚生病院 眼科 医長
2010年 名古屋市立大学病院 眼科 助教
博士号取得(名古屋市立大学大学院 医学博士)
2014年 名古屋市立西部医療センター 眼科 副部長
2016年 社会医療法人 木沢記念病院 眼科 部長代理
2018年 川越あさひ眼科 開院
資格・所属学会
日本眼科学会 眼科専門医
博士号取得(名古屋市立大学大学院 医学博士)
今回は日帰り白内障手術・日帰り硝子体手術を主に行ってられます川越あさひ眼科の服部先生を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 今まで、市中病院で様々な眼の病気の治療にあたってきました。また、大学病院でも市中病院から紹介された重症の患者さんの診療や手術も積極的に行って参りました。その間ひとつ心に引っかかることがありました。それは【先生が通院するようにと言われるので通院しています】ということをおっしゃる患者様の数が意外と多いことに気づきました。つまりご自身の病気についてあまり自覚されていないということです。そこに私は危機感を覚えました。私の開業医としての目標はなによりもまず【なぜ、自分は眼科に通院する必要があるのか?】【どのように治療を行えば病気の進行を止められるのか?】ということを患者様との会話のなかでしっかりとお話しして病気を理解していただくことを重視しています。たとえ小学生のお子さんでもしっかりお話しします。それを通じて初めて質の高い診療ができると思っています。安心できる確かな手術ももちろん大事です。しかし患者様とのコミュニケーションも同じくらい必要なことと思っています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

周囲に医学部を目指す同級生が過半数おり、医師になることが自然であると勝手に思い込んでいました。しかし大学入学後、母が重い病気を患いそれを通して医師という職業の責任の重さを痛感するとともに本当に医師になりたいという気持ちが非常に強くなりました。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください

第二次世界大戦中のイギリスの政治家ウインストン・チャーチルの言葉が好きです。【誠実でなければ人を動かすことはできない。人を感動させるには自分が心から感動しなければならない。自分が涙を流さなければ人の涙を誘うことはできない。自分が信じなければ人を信じさせることはできない。】 これからの人生もこのことを思いながら生きたゆきたいと思っています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

日帰り硝子体手術
現在白内障の日帰り手術は広く一般的に行われています。しかし網膜や硝子体の病気を治すための治療法である硝子体手術は白内障手術と比較してより高度な技術が必要なため、入院して手術を行うのが一般的です。当院では硝子体手術の時間を短縮することで術後の炎症を最小限にして通院で手術を行うことにしています。
受診を快適に過ごして頂くために
当院では、待合室に2つのテレビ、検査室にも2つのテレビを配置し、ドリンクコーナー、キッズコーナーを設けるなどすることで、なるべく快適に受診していただくように心がけています。また広い敷地を生かして駐車場28台分(車椅子用2台分)を完備すること、またキャノピーを設置してあり雨の日でも快適に医院の出入りが可能です。また診察室に職員を多く配置することで診療時間の効率化を行い待ち時間の少ない眼科医院を目指します。
スタッフへの配慮
スタッフルームの完備、男女別のロッカールームの完備、職員用駐車場を10台完備することで快適に働いていただけるようにしています。また近くに保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校などもあり職員のお子さんの近くで働けるということも状況により可能です。

推薦ドクターの声

里町眼科  小國 務 先生

服部先生は、出身医局は異なりますが私と同期の先生です。
共通の知人を介して知り合いましたが、同じ網膜硝子体分野の手術に携わっておられ、色々お話しすることも多く仲良くさせて頂いております。
 共通の病院で働いたこともございますが、患者さんだけでなく病院スタッフからも非常に評判の良い先生です。怒ったところを見たことが無いほど温厚な性格ですが、医療に対する理想は非常に高く、手術を含めた経験も豊富な先生です。自信を持ってお勧めさせていただきます。




地域医療サポーター 八木 浩之
三重県川越町に平成30年4月に開業されました。院長の服部先生の祖父は眼鏡職人をされお父様も昭和37年に三重の桑名駅前で眼鏡の店を開設し、現在も眼鏡店を営んでおられます。お父様の勧めもあり高校は医学部を目指される学生が多いところで学ばれ、自然に医学と眼科の道を進むことになります。医学部の学生の時にお母さまの生死にかかわる大病で患者の家族の立場で命のことを考えることになります。お母さまはいろんな先生の診断を受けたなかで信頼できる先生と出会い遠方に独立開業されてもその先生の診断を受けるため月に一度通院されます。医師のあるべき姿を学ばれます。大学病院では患者さんに対し、医師の人数が少なく、自然と手術の頻度も多くなり、飛躍的に手術の技術を向上されました。服部先生は白内障のほか硝子体手術、小児眼科を専門とされます。お客さんに対応される眼鏡店を営むご家族を見ながら、コミュニケーションの大事なことを学ばれました。患者さんがどういう状態なのか、何を求められているか、しっかりお聞きして患者さんにじゅうぶん理解いただくように話されます。患者さんに理解していただくことが満足度の高い治療につながると信じておられます。待ち時間が出ないようにカルテを早く記載できるような仕組み作りも取り組まれます。来られた患者さんができるだけ居心地がよいように待ち時間を減らす努力を惜しまれません。開業されたばかりですが、開業して数年経ったような重みのあるコメントをいただきました。三重で目に関してのことでしたら服部先生にご相談いただくことをお勧めいたします。