赤坂内視鏡クリニック
中村 尚志 先生
胃腸科 / 消化器内科 / 内視鏡内科
取材日:2018年03月21日
東京都港区赤坂見附の胃と大腸の内視鏡検査・治療に特化した
赤坂内視鏡クリニック
赤坂内視鏡クリニック
プロフィール
中村 尚志 (なかむら ひさし) 先生
経歴
昭和63年10月帝京大学医学部附属溝口病院第4内科研修医
平成 2年 6月東芝病院消化器内科派遣医
平成 4年 4月帝京大学医学部附属溝口病院第4内科助手
平成 5年 4月多摩がん検診センター消化器科入局
※現在 東京都がん検診センター
平成16年 4月調布外科・消化器科内科クリニックにて副院長
として2Fに内視鏡専門クリニックを開設
平成27年10月赤坂内視鏡クリニック開院・院長
資格・所属学会
昭和63年5月医師免許取得
学位:平成13年7月日本大学病理学教室にて取得
日本消化器内視鏡学会認定専門医指導医
日本消化管学会胃腸科認定医
日本消化器内視鏡学会関東支部評議員
日本消化器内視鏡学会学術評議員
【所属学会】
日本内科学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化器内視鏡学会関東地方会
日本消化管学会
日本大腸検査学会
日本消化器病学会
受賞歴・出版物
趣味
今回は、保険診療が主体の内視鏡専門クリニックを2015年10月に赤坂で開院された赤坂内視鏡クリニック(院長中村先生)をご紹介します。
■患者の方に向けてメッセージをお願いします
胃がんや大腸がんがあったら心配と不安で訪れる患者様が多いです。ですから患者様にはいつでも笑顔でなんでもお話しを伺えるように接しております。現在、年間、大腸がんと診断される患者さんの数(罹患数:りかんすう)は14万人を超え、大腸がんで亡くなる患者さんの数(死亡数)は5万人を超えたと言われております。
その結果、悪性腫瘍のなかで、大腸がんは男女合計で罹患数1位・死亡数2位、女性においては死亡数1位となり、大腸がんは、日本人にとって最も身近な “がん” の1つになっております。その大腸がんを撲滅するために、一人でも多くの方に大腸内視鏡検査を受けていただけるよう、保険診療が主体の内視鏡専門クリニックを2015年10月に赤坂で開院しました。
当院では、大腸内視鏡検査を受けたその日に、大腸ポリープ(腫瘍の腺腫性ポリープや早期がん)を発見したら、その場で内視鏡治療を日帰りで行っております。
なぜなら、大腸がんは、早期に発見・診断・治療を適切に行うと、ほとんど100%完治するからです。
世界最高水準の内視鏡機器・NBI拡大内視鏡(NBI: Narrow Band Imaging )および色素拡大内視鏡のpit pattern 診断を駆使して1mm の大腸がんも見逃さない内視鏡検査を行っております。
また、内視鏡検査の際には、sedation(セデーション)といって鎮静薬や麻酔薬を用いて行いますので、痛みのない検査が可能となりますのでご安心ください。
■信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。
継続は力なり:大腸内視検査医を目指した初心を忘れずに、日々の経験を積み重ね、発見した大腸腫瘍・がんを的確に診断し適切な治療方針を導く拡大内視鏡検査に身を注ぐことに使命をもって頑張っております。■病院・クリニックの特徴を教えてください。
Sedation(セデーション)を使用して痛みのない内視鏡検査を提供いたします。
当院では、内視鏡検査を行う際には鎮静剤と麻酔薬を使用しております。これにより患者様はお休みになった状態(寝ている状態です)で、苦しくなく痛くない検査が可能になります。寝ている間に検査を行う利点としては、苦痛を取り除く目的以外に、詳細な内視鏡観察が可能となるので、より精度の高い検査をおこなうためでもあります。
私は、検査中、患者様が目の前で少しでも苦しい表情をされたら、早く検査を終えて楽にしてあげたいという気持ちがどうしてもよぎってしまいます。
せっかく検査を受けられているのですから、小さな腫瘍・がんを発見しその場で診断・治療をしてあげたいのです。そのために、sedation(セデーション)を使用して患者様に負担をかけずに、しっかりと時間をかけて丁寧に観察する検査を実施することが私の心情です。
当院では、内視鏡検査を行う際には鎮静剤と麻酔薬を使用しております。これにより患者様はお休みになった状態(寝ている状態です)で、苦しくなく痛くない検査が可能になります。寝ている間に検査を行う利点としては、苦痛を取り除く目的以外に、詳細な内視鏡観察が可能となるので、より精度の高い検査をおこなうためでもあります。
私は、検査中、患者様が目の前で少しでも苦しい表情をされたら、早く検査を終えて楽にしてあげたいという気持ちがどうしてもよぎってしまいます。
せっかく検査を受けられているのですから、小さな腫瘍・がんを発見しその場で診断・治療をしてあげたいのです。そのために、sedation(セデーション)を使用して患者様に負担をかけずに、しっかりと時間をかけて丁寧に観察する検査を実施することが私の心情です。
内視鏡室をブルーライトにしてNBI観察を用いてより微小な大腸病変(腫瘍・腺腫や早期がん)を発見。
大腸内視鏡観察には、通常光観察が一般的ですが、当院ではナローバンドイメージングというNBIという特殊な光を使用して観察しています。その際、内視鏡室をブルーライトにして画面をみることで1mmの陥凹型病変もより発見しやすくなります。
大腸内視鏡観察には、通常光観察が一般的ですが、当院ではナローバンドイメージングというNBIという特殊な光を使用して観察しています。その際、内視鏡室をブルーライトにして画面をみることで1mmの陥凹型病変もより発見しやすくなります。
大腸拡大内視鏡を使用することで、検査から診断・治療を一貫として日帰り手術が行えます。
当院では、発見した病変はその場でNBI拡大観察や色素拡大観察を行い、顕微鏡で判断する病理診断と同等の診断が可能となりますので、発見と同時に内視鏡治療を日帰りで行っております。大きさが10mm未満の病変は、コールドポリペクトミーと言って電流を流さない切除(非通電切除)で簡単に安全な治療が行えます。大きさが10mm以上や陥凹型病変および早期がんは EMR(Endoscopic mucosal resection:内視鏡的粘膜切除術)で治療を行います。その際、切除された傷(潰瘍面)はクリップで縫縮することでより安全な治療を提供できるために日帰り手術が可能となります。
当院では、発見した病変はその場でNBI拡大観察や色素拡大観察を行い、顕微鏡で判断する病理診断と同等の診断が可能となりますので、発見と同時に内視鏡治療を日帰りで行っております。大きさが10mm未満の病変は、コールドポリペクトミーと言って電流を流さない切除(非通電切除)で簡単に安全な治療が行えます。大きさが10mm以上や陥凹型病変および早期がんは EMR(Endoscopic mucosal resection:内視鏡的粘膜切除術)で治療を行います。その際、切除された傷(潰瘍面)はクリップで縫縮することでより安全な治療を提供できるために日帰り手術が可能となります。
推薦ドクターの声
国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 斎藤 豊 先生
中村先生は内視鏡診療に特化したクリニックを赤坂で開業されました。多摩がん検診センター(現在:東京都がん検診センター)時代から内視鏡診療に特化されており、全例拡大内視鏡で診断され、小さな陥凹性病変も見逃さない診断力には定評があります。またESDの適応や外科手術の適応も適格に診断されそのような症例は連携施設にしっかり紹介されてますので患者さんも信頼してお任せできると思います。
中村先生は内視鏡診療に特化したクリニックを赤坂で開業されました。多摩がん検診センター(現在:東京都がん検診センター)時代から内視鏡診療に特化されており、全例拡大内視鏡で診断され、小さな陥凹性病変も見逃さない診断力には定評があります。またESDの適応や外科手術の適応も適格に診断されそのような症例は連携施設にしっかり紹介されてますので患者さんも信頼してお任せできると思います。
中村先生と面談した2018年3月21日(水曜日)は、雪まじりのみぞれが降る寒い日でした。
祭日なので休診日で、スタッフさんは誰もいません。寒いだろうからと院長自らシンガポールで購入されたお気に入りの紅茶を入れていただきました。本当に味わい深く美味しかったです。しかし、お忙しい院長自らでしたので恐縮しました。
中村先生は、内視鏡専門医として普段から繊細なお仕事をされているドクターだからの優しい心配りかと感じました。私はドクター取材でいろいろなクリニックに訪問しますが、飲み物を出して下さるケースは、本当に稀です。そのようなドクターは、拝見していると総じて患者さんを大切にされていて、クリニックも大変人気があります。
またクリニックの受付の雰囲気も美容系のクリニックのように綺麗で清潔でした。
赤坂というオシャレな街にマッチした印象です。特に女性は大腸がん死亡数が1番というデーターがありますので、痛みのない検査が可能な当クリニックで早期発見のための検査をされることをおすすめします。
中村先生は、お写真のとおり優しく親しみ易い雰囲気で、保険診療が主体の内視鏡専門クリニックさんでもあり、財布にも優しいクリニックです。
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