こんどう整形外科クリニック

建道 壽敎 先生
リウマチ科 / 整形外科 / リハビリテーション科
取材日:2018年08月29日
大阪市住吉区 整形外科・スポーツ整形・リハビリテーション科・リウマチ科の診療を行ないます。こんどう整形外科クリニック

プロフィール

建道 壽敎 (コンドウ トシノリ) 先生
経歴
平成 2年 5月 奈良県立医科大学 整形外科
平成 2年 7月 奈良県立医科大学 麻酔科
平成 3年 1月 宇陀市立病院 整形外科
平成 5年 1月 浦添総合病院 整形外科
平成 6年 1月 信原病院 整形外科
肩関節疾患の第一人者 信原克哉先生のもとで研修
平成 8年 1月 奈良県立医科大学 整形外科
平成 9年 1月 東大阪市立総合病院 整形外科 医長
平成 11年 4月 信原病院 整形外科&バイオメカニクス研究所
診療面では、肩関節疾患とスポーツ整形外科に従事
研究面では、肩関節のバイオメカニクスについて従事
JOHNS HOPKINS University、新潟大学工学部と共同研究
平成18年 4月 済生会 富田林病院  副部長
平成19年 4月 済生会 富田林病院  部長
平成21年 2月 こんどう整形外科クリニック開設
平成27年 1月 医療法人 翔寿会 設立
資格・所属学会
日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会 認定リウマチ医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション認定医
日本リウマチ学会 専門医
中部日本整形外科災害外科学会
日本肩関節学会
日本臨床バイオメカニクス学会
日本関節鏡学会
日本リウマチ関節外科学会
運動器リハビリテ-ション学会
 今回は野球肩・野球肘、膝関節半月板損傷・靱帯損傷、足関節捻挫などのスポーツ障害
「肩関節疾患とスポーツ整形に見識が深い」こんどう整形外科クリニックの建道先生をご紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 当院では患者様の満足度を上げることを第一に考え、正しい診断を行うことはもちろん、最新の医療知識を適切に治療に導入することを心がけています。また、質の高い医療サービスの提供を維持できるように、私をはじめ全職員が日々の研鑽に努めています。
診察・診療をはじめとして受付対応、看護、リハビリテーションなど丁寧な説明とコミュニケーションを図り、快適・清潔なクリニックづくり、親近感のあるスタッフ対応を目指しています。
一般整形外科疾患はもちろんのこと、スポーツ障害、リウマチ疾患の治療にも力を入れ、整形外科治療においては常に最善な方針と治療が提供できるように努力しており、地域の基幹病院とも連携しています。
専門的治療はもちろん、地域の患者様がより一層ご安心して受診頂けるように、スタッフ一丸となって日々精進していく所存です。どうそよろしくお願いいたします。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

肩関節疾患の専門医です
当院の院長は、肩関節疾患の第一人者である信原克哉先生のもとで研修を受け、肩関節疾患について深く学び、豊富な知識を有しているいわば、肩関節疾患の専門医です。
より的確な診断を行うため、問診、触診と合わせてレントゲンやエコー(超音波)検査を行います。様々な角度から患部の状態をしっかりと見極め、医師の深い見識による正確な診断をモットーとしています。
肩関節疾患の診断においてはレントゲンやエコー、MRI検査等で認められる解剖学的変化をもとに、どの動作にて痛みが発症しているのか、関節弛緩性や逆に関節拘縮の程度など機能的変化に着目して診断を行っていくことが重要です。機能的診断のもととなるバイオメカニクス的考察など、研究面でのバックグラウンドがあり現在の肩関節診療の基礎となっていると自負しています。

関節リウマチの治療
関節リウマチの主な症状は手足をはじめ、全身の関節が腫れて痛み、特に手指がこわばったり、進行すると関節が変形したりする病気です。また関節以外に皮膚、肺などの全身症状を伴う場合もあります。症状や進行の程度は人によって様々です。
関節リウマチの患者様は現在日本に70~100万人、そして毎年約1万5000人が発病すると考えられています。そのうち8割が女性の方で、圧倒的に女性に多くみられる病気です。なぜ女性に多いのか、はっきりしたことはまだわかっていません。
普通、関節リウマチというとお年寄りの病気と思われがちですが、実際には働き盛りの30~40歳代からの発病が多く、家事や仕事に多忙な年代だけに、患者様の悩みも大きいのが現状です。また、関節リウマチの患者様の血縁者には関節リウマチの人が多いとの統計もあります。

スポーツ整形
野球の投球動作であれば、ボールの投げすぎによる野球肩・野球肘やランナーやジャンプ選手に多いシンスプリントや疲労骨折もその一種となります。
足関節や膝関節の捻挫なども湿布を貼ることで解消されると思われていますが、捻挫も「靭帯損傷」という部類に属します。
膝関節の場合は、靭帯損傷に半月版損傷なども合併しやすいため注意が必要です。
長い選手生活を送るためには、軽い症状と判断せずにしっかりとした診断を受けることが不可欠です。


推薦ドクターの声

なかがわクリニック 中川宏之 先生

 勉強熱心で肩関節疾患とスポーツ整形には特に専門に診察されてます。患者さんに寄り添う素晴らしい先生です。

地域医療サポーター 八木 浩之
地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩4分の所に「こんどう整形外科クリニック」があります。平成21年にクリニックを開業され5年目にクリニックを移転されています。院長の建道(コンドウ)先生は「充実した理学療法を行いたい」との思いで移転されました。建道先生は外科的処置ができ身近な人を治すことで貢献できると考え整形外科を目指されます。医学部卒業後、初めての研修された病院で肩関節に精通されてる先生のもとで働かれ、その頃はどの病院も力を入れてなかった肩関節の治療に興味を持ち学ばれます。数年後に日本では珍しく肩関節疾患の診療パイオニアであった信原病院に勤務されます。全国から「肩を患った患者さん」が集まるような病院だったそうです。その後、総合病院で部長職まで昇進されますが、自分の考える治療を施したいと開業を目指されます。患者さんとコミュニケーションを図り、どのような治療を望まれるか相互に理解し治療方針を選択し施されます。開業されますが、すぐに患者さんが多くなり、診療・リハビリスペースが手狭となり、クリニック移転をすることになります。建道先生が考える理想の治療に向け、妥協を許さず前に進められます。取材担当者の股関節の問題にも触れましたが、取材中にもかかわらず、その場で診察ベットに横になり可動域を確認されたり痛みのfocusを診察していただきました。絶えず患者さんの声に真摯に耳を傾けていただける姿勢は患者さんが増え続けるのも頷けます。患者さんが多くなると病院のようにサービスが低下してしまうことがありますが、ドクターを増やしたり、看護師さんに問診の部分を役割分担したり、カルテ作成にも医療クラーク導入で機動力をいかし、患者さんのために効率化を目指されています。お忙しい中ですが大阪マラソンのフィニッシュエリア救護所ドクターとしてボランティアにも参加されています。少しの待ち時間は覚悟のうえで気になることがございましたら建道先生に相談いただくことをお勧めいたします。