すいたこども医院

吹田 ちほ 先生
小児科
取材日:2018年09月30日
高槻市宮田町 朝8:30から診察 こどものアレルギー疾患・発達発育相談・予防接種・乳児健診のことならすいたこどもクリニック

プロフィール

吹田 ちほ (すいた ちほ) 先生
経歴
京都府立医科大学 卒業
京都府立医科大学附属病院、京都第一赤十字病院で研修
兵庫県立こども病院、音羽病院、聖バルナバ病院等で勤務
資格・所属学会
日本小児科学会認定 小児科専門医
趣味
趣味:ピアノ 今は中断していますが、こどもがピアノを習えるようになれば、一緒に弾きたいです。
高槻市宮田町に2018年に開業されたすいたこども医院をご紹介致します。
朝8:30から診察をされていて、スーパーのすぐ隣の立地で非常に利便性が高いです。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

お子さまと、お母さま、お父さまみんなをサポートできるクリニックを目指していきたいです。的確な診断、治療はもちろん、どんな形で子育て中のお母さんをサポートできるだろう?と日々考えています。

また、人の暖かみを感じられるクリニックを目指していきたいです。コンピュータや機械ができることもたくさんあります。でも、例えばお話をきちんときく、求められていることが何かを考える、そういったことは人だからこそできることだと思っています。

クリニックで全てを解決できないときもあるかもしれません。でも、解決の糸口を見つけたり、専門家へつなげることは、きちんとお話していれば何かしらできるのではないか。
いつも自分たちに何ができるのかを考え行動していけるよう、スタッフとがんばっています。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

このクリニックを立ち上げた思いは、「いい医療がしたい」に尽きます。自分の思ういい医療をするためには、患者さんの経過を継続してみる、成長をみていく、ということが欠かせないと感じるようになりました。

また、小さいこどもを抱え、働ける条件を考えると、私の甘えもありますが、どうしても制限がでてきます。自宅近くということで通勤時間をカットし、そのぶん働く時間を確保する、夜遅くが難しいぶん朝少しだけ早く始める、診療時間の制限があるぶん、感染対策としての時間的隔離が難しいので空間的隔離を充実させる、など、できることを考えていくと、自分で開業すればいいという結論に至りました。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください

継続は力なり。細く長くでも続けていれば、何か得られるものがあると信じて日々過ごしています。育児をしながらの医院経営は制限も多いですが、その中でもできることはきっとある、続けていれば何かに結びつくと思って働いています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

予防接種など、非感染症のための待合室、診察室があります。院内感染予防に心がけております。
どんな時間でも、診察、予防接種とも安心して来院していただくため、通常の待合室に加え、ワクチンなどで来て頂いた患者様専用の独立した待合室をつくりました。予防接種専用の時間もありますが、それにとらわれず、ご都合のよい時間に安心して予防接種に来ていただけます。

もちろん、インフルエンザ、水ぼうそうなど感染性の高い疾患の患者様がゆっくりお待ちいただける専用のお部屋もあります。
今はまだ患者様がそれほど多くないので、直接ご来院いただいても待ち時間は少ないのですが、院内でお待ちいただく時間をできるだけ減らすため、順番予約システムも導入しています。

こどもの体と心をみていきます
小児科外来に長く携わっており、広く様々な病気、たくさんのこども、赤ちゃんをみてきています。他院で経過観察となっていた先天性代謝異常、てんかん、発達障害の患者様を速やかに専門機関へ紹介し、診断治療へ結びつけた経験もあります。

「この分野だけ」というのではなく、こどもの全体をみて、今何が困っているのかをみて考えていきます。病気だけでなく、発達や発育を丁寧に的確にみていきます。医院で全てができるわけではありませんが、必要なときは地域の専門機関ときちんと連携し、できるだけよいタイミングで適切な治療へ結びつけていきます。


地域医療サポーター 植松 大介
取材を通じて吹田先生は非常に暖かい人柄の先生だなという印象を受けました。

ご自身の目指す医療を実現するために診療時間やクリニックの立地などに工夫をされ、子育てと仕事(医業)を両立されてます。
また、勤務医時代にできなかったことや母親としての目線からクリニックの設計にも独自のアイデアを反映されており、患者さん目線のクリニックとなっております。

朝8:30から診療をされている点も患者さんにとって利便性の高い点となっております。