前羽クリニック

前羽 宏史 先生
内科 / 循環器内科
取材日:2018年05月07日
JR茨木で内科・循環器内科なら 「 前羽クリニック 」 茨木市春日
JR「茨木」駅より徒歩8分

プロフィール

前羽 宏史 (まえば ひろふみ) 先生
経歴
・1992年4月関西医科大学入学
・1998年3月関西医科大学卒業
・1998年4月関西医科大学内科研修医
・1999年4月関西医科大学第二内科研修医
・2000年6月市立島田市民病院
・2002年7月関西医科大学第二内科研究医員
・ 2003年1月国立京都宇多野病院循環器科
・2003年4月関西医科大学附属滝井病院(現関西総合医療センター)
・2006年1月関西医科大学附属枚方病院(現関西医科大学附属病院)
・2007年4月関西医科大学第二内科 助教
・2016年4月関西医科大学第二内科 診療講師
資格・所属学会
■資格
●医学博士
●日本内科学会内科認定医、専門医
●日本内科学会研修指導医
●日本循環器学会循環器専門医
●日本超音波医学会超音波専門医
●SHD(Structural Heart Disease:心構造疾患)認証医
●JB-POD周術期経食道心エコー委員会認定医
●日本核医学会核医学専門医

■所属学会
 ●日本内科学会
●日本循環器学会
●日本心臓病学会
●日本心不全学会
●日本超音波医学会
●日本心エコー図学会
●日本核医学会
●日本心臓核医学会



受賞歴・出版物
■出版物
 ●ガイドライン外来診療2016(心不全)
  日経メディカル出版 2017年
 ●ガイドライン外来診療2017(心不全)
  日経メディカル出版 2016年
 ●診断と治療(狭心症に対する薬物療法)
  医学書出版診断と治療社 2013年

■受賞
 ●平成24年 日本心エコー図学会海外学会発表
  優秀論文賞
趣味
釣り・野球・読書・美味しいお店を探すこと
今回は、2018年4月、茨木市春日に開院した前羽クリニックをご紹介します。
内科・循環器内科の疾患でお困りのことがございましたらご相談ください。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

はじめまして。院長の前羽宏史と申します。

私は茨木生まれ、茨木育ちで、生粋の茨木大好き人を自負しています。自分を育んでくれた茨木の地域医療に、少しでも貢献できればと、この度、内科・循環器内科を標榜し、前羽クリニックを開業させて頂く事となりました。

私は2年間の研修医期間を経たのち、2年間、市立島田市民病院に勤務し、そこで循環器疾患の基礎のみならず医師としてのあるべき姿を教わりました。その後15年間、母校である関西医科大学附属病院心臓集中治療室にて循環器救急疾患を中心に臨床経験を積ませて頂き、その間、専門である画像診断(心臓超音波検査、心臓核医学検査)を駆使し、精度の高い診断、治療を行えるよう修練して参りました。また、心不全管理に関しましては、多職種チーム(医師、看護師、薬剤師、栄養士、運動療法士)を形成し、患者様の病態のみならず、患者様、ご家族の要望も踏まえた上での包括的管理を行ってきました。

循環器集中治療を行う上で、常に正確な初期診断・早期治療に勝るものはないという信念を意識しながらやってきました。これから自分が実地臨床の第一線である開業医という立場に身を置くにあたり、更にこの信念の重みをひしひしと感じている次第です。

私の性格は大らかで、気さくだと思いますので、循環器疾患や内科疾患は勿論のこと、それ以外の健康問題でお困りのことがありましたら、何なりとご相談頂ければと思っています。

微力ではありますが、かかりつけ医として、末永く患者様の健康維持に貢献し、当院が地域の患者様の心の支えとしての役割を果たすことができれば幸甚この上ありません。

真面目に実直にをモットーに正しい医療を目指して頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

父親が長らく私が開業させていただいている場所で整骨院をしておりまして、自然と医療に興味を持つようになりました。もともと、人と接したり、人の話を聞くのが好きなので、自分には合っている職業だと思っています。

クリニックの理念

①常に患者様への共感を忘れることなく、真面目に実直にをモットーに正しい医療を追求し、患者様が困られている健康上の問題と真剣に向き合います。

②豊富な臨床経験、科学的根拠(エビデンス)を重視しますが、一方的に医療者側の考え方を押し付けることはせず、十分な説明を行った上で、可能な限り患者様、ご家族の希望を受け入れながら、少しでも長く健康を維持できるよう患者様、ご家族と共に作り上げていく医療を理想とします。

③高い専門性を維持し、個々の患者様に応じた質の高い医療を提供するためには、常に新しい医学知識の習得は必須であると考えます。その考えに基づき、当クリニックは、現状に甘んじることなく、医学知識刷新に対する努力は惜しみません。

④何よりも患者様とのコミュニケーションを大切にし、医師のみならず、スタッフ全員が当クリニックの理念を共有することにより、当クリニックが茨木市民の皆様の健康問題における心の拠り所となることを最大の目標とします。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

精度の高い心疾患管理
長らく循環器救命救急を中心に診療を行い、また、急性期治療のみではなく、予防から末期循環器疾患の緩和医療まで幅広く携わってきたため、循環器疾患の臨床経験はかなり豊富であるものと自負しています。循環器専門医の他に、日本超音波学会超音波専門医、日本核医学会核医学専門医を取得しており、偏った診断、治療を行うことのないよう視野を広く保ち、個々の患者様の病態に応じたベストの選択ができるよう常に心掛けながら診療をおこなってきました。当院では、心臓超音波検査の結果を最大限に活用しながら、循環器疾患の精査、加療を行わせていただきます。年齢が上がるにつれて心臓弁膜症を発症する頻度は増加します。高齢化に伴い実際、弁膜症の患者さんは増加しており、治療をすれば良くなるのに、診断に至っていない患者様もおられます。「最近なんだかしんどい」「なんとなくだるい」などの症状があれば、弁膜症の可能性もありますので、当院にご相談ください。当院では、心臓超音波検査は予約なしで随時可能となっています。もちろん「胸が痛い」「胸がどきどきする」、「息が切れる」などの気になる胸の症状がありまたら、適切に対応させていただきます。



個々の患者様のリスクに応じた生活習慣病管理
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の管理は、目標数値を保つことはもちろん大切ですが、最大の目標は、生活習慣病による臓器障害(心血管疾患、脳血管疾患、腎機能障害)などをいかに予防し、、最終的には、いかに健康寿命、寿命を長く保つかにあります。目標値を保っていても、運悪く臓器障害が発症してしまうこともあります。その際には、いかに早く適切な診断を行い、適切な治療介入を行うかまたそれによって、その患者様の健康寿命、寿命が大きく変わることになります。当クリニックは、豊富な心血管疾患の臨床経験に基づき、常に、生活習慣病による臓器障害の発症・進展予防及び早期発見・治療を念頭におき、健康寿命、寿命をいかに長く保つかが最終目的であることを忘れることなく、生活習慣病管理を行うことを特徴とします。
地域の基幹病院や高度医療機関と綿密な連携を図っております。
患者様の病態や希望に合わて、紹介できるよう近隣のみならず市内の中隔病院にも登録いただき、密に連携を図っています。

推薦ドクターの声

りんくう総合医療センター総合内科・感染症内科 三島 伸介 先生

前羽先生は循環器内科の専門医です。学生時代からのひたむきに努力する姿勢は、医師となってからも変わることなく更に磨きがかかり、大学病院においてCCU(冠疾患集中治療室)のスタッフの柱として10年以上にわたって循環器疾患の治療に邁進されました。
前羽先生とは学生の頃からつきあいが続いており、もうかれこれ四半世紀以上が経とうとしています。
学生時代に野球部で苦楽をともにした仲間です。野球での守備範囲については明言を避けますが、趣味の分野では守備範囲が広く、非常に人間味溢れる人物です。医療は、人と人との間で行われるものであるからこそ、人として信頼できる医師に巡り会いたいものです。前羽先生はまさにそんな人物であり、そして医師だと思います。

地域医療サポーター 江上 善章
前羽先生は、循環器内科の専門医です。
資格欄にもご紹介しているように循環器専門医・超音波専門医など心臓疾患のスペシャリストです。
生活習慣病を標榜しているクリニックは、数多くありますが、心臓集中治療室で循環器救急疾患の臨床経験を研鑽されたドクターは数多くいません。

心臓疾患は、特に命にかかわる重大な疾患です。
自宅に近いからとか、便利とかの理由でドクターを選ぶのは大きな間違いです。

前羽先生は、循環器疾患の心臓超音波検査機器も常設されていますので、いつでも検査が可能で診断も即日できます。
心臓疾患は、スピーディーな検査と的確な診断が生死を分けると言っても過言ではありません。
茨木市で循環器疾患の不安をお持ちの患者さんは、先ずは専門医の診断を受けるべきかと思います。

前羽先生は、ご自身の得意分野で患者さんにベストな治療診断を常に考えていらっしゃる誠実なドクターと感じました。
大変話し易いドクターかと思います。