半蔵門のびすここどもクリニック

河嶌 美穂 先生
小児科
取材日:2019年02月26日
東京都千代田区一番町  半蔵門駅徒歩1分
小児科、児童精神科
女医 半蔵門のびすこ こどもクリニック

プロフィール

河嶌 美穂 (かわしま みほ) 先生
経歴
平成15年 大阪医科大学卒業
平成15年 大阪赤十字病院 救急部 研修医
平成17年 大阪赤十字病院 小児科
平成20年 大阪市立総合医療センター救命救急センター
平成22年 東京都立小児総合医療センター 救命救急科
平成25年 国立病院機構災害医療センター 厚生労働省DMAT事務局
平成25年11月 台風ハイエンで被害を受けたフィリピンへ国際緊急援助隊医療チーム1次隊として派遣

資格・所属学会
厚生労働省DMAT事務局 非常勤
千代田区災害医療連携会議委員
東京都災害時周産期医療体制検討部会委員
岩手医科大学 医学部 救急・災害・総合医学講座 災害医学分野 研究員
さいたま市認定 のびっこ保育園ナーサリールーム 園医 

資格
日本小児科学会指導医、日本小児科学会専門医、救急科専門医
受賞歴・出版物
漫画「コウノドリ」第21巻、22巻「災害医療編」監修
三杉マホのモデル
このたび、望月貴博先生のご推薦をいただきましたので、半蔵門のびすこ こどもクリニックの院長 河嶌 美穂先生をご紹介します。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

のびのび健やかに子どもたちに育ってほしい。
そんな想いから、「のびすこ」こどもクリニックという病院名に決めました。
中学生、小学生、乳児を育てる現役ママです。
子どもの専門医という立場だけでなく、
養育者の立場にも立って
子どもたちの身体と心の健康を守っていきたいと考えております。
こんなことで受診しても良いのかな?
些細なことでも不安を感じたら、ご相談ください。
子どもたちや養育者の皆様に寄り添い、
わかりやすい説明を心がけ、
どんなことでも相談できるようなクリニックとして
地域の小児医療を支えていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

ある医療系の漫画の話がきっかけで医師を目指すようになりました。難しい病気の子どもの命を救った医者が「医師という仕事は、人の命を救うだけではなくて、時にはその国の歴史をも変えうる仕事だ」と言うのです。その子どもは後に、その国の大統領になって歴史を変えました。その話に影響され、医師という仕事に魅力を感じ、しかも将来の可能性が幾重にも広がる子どもたちのために働きたいという思いを強く抱くようになり、小児科医を目指すようになりました。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

小児科専門医と精神科医により、心と体の両面からサポートをおこないます
子どもの身体症状には、実は背景に心の病気が潜んでいることもあります。また、「泣き止まない、、、」といった理由で赤ちゃんを病院に連れてこられる親御様の中には、育児不安や時には育児ストレスを抱えていることもあります。子どもだけでなくて、養育者も含めて、身体面だけでなく精神面での診療、サポートも可能なのが当クリニックの強みだと考えております。
一般的なお子様の病気だけでなく、ちょっとしたケガの治療もおこないます
当院では、風邪(かぜ)、頭痛、結膜炎、鼻水・鼻づまり、咳(せき)、下痢・嘔吐、腹痛、中耳炎、ひきつけ(けいれん)などの症状や、以下の多岐にわたる小児科一般の病気を診断・治療しています。また、ちょっとしたケガの治療もおこないます。しかし、縫合処置、レントゲン検査は当院ではできませんので、必要と判断した場合には適切な医療機関にご紹介します。
呼吸器疾患
気管支炎、喘息(ぜんそく)、肺炎、急性喉頭炎(クループ症候群)、細気管支炎など
伝染性疾患
水痘、麻疹、風疹、おたふくかぜなど
消化器疾患
胃腸炎、便秘など
慢性疾患
鉄欠乏性貧血、便秘、肥満、夜尿(おねしょ)など
外傷疾患
軽症のやけど、縫合処置を要しない創傷、打撲、肘内障など

育児のプロが子育ての支援をおこないます
乳児健診では、医師の診察の後に、看護師による子育て相談の場を設けています。白湯の飲ませ方、綿棒浣腸のやり方、スキンケアの方法、離乳食の進め方など、育児の上でのちょっとした疑問点を完全に解消して、不安をゼロにして帰って頂きたいと考えています。

推薦ドクターの声

希望の森 成長発達クリニック 望月 貴博 先生

大阪市立総合医療センターで一緒に仕事をさせていただきました。
小児の重症を扱う朝も夜もない救命救急センターでのハードな職場を選んで来られました。
見た目とは裏腹のガッツのある先生です。
小児科医として、子どものこころも体もしっかりと診ていただけるクリニックを目指され、素晴らしいクリニックと思います。

地域医療サポーター 江上 善章
河嶌美穂先生は、漫画「コウノドリ」の「災害医療編」三杉マホのモデル役でご紹介されたことがあります。
初対面の印象は、スラっとして可愛いく素敵な女性医師なのですが、勤務医時代は、台風ハイエンで被害を受けたフィリピンへ国際緊急援助隊医療チーム1次隊として派遣されたり、熊本地震災害の際にも医療チームとして現地入りされたりと、多くの被災者の方を救うために自ら過酷な現場に積極的に参加されていました。男性医師でも、なかなかできないことですし、美穂先生の正義感、行動力と逞しさに本当に驚かされました。
医師を目指されたキッカケになった医療系漫画のように、美穂先生ご自身も、被災者に寄り添いながら多くの患者さんの治療に奮闘されていたわけです。その実績を評価され、コウノドリの災害医療編でご紹介されたのです。

今回は開業医として半蔵門駅から1分の大変便利な場所にクリニックを開設されました。
プライベートでは乳幼児もいらっしゃる3人のお子様を育てるママでもあり、患者さん目線で副院長の旦那様とともに最善の治療をご提供されています。

美穂先生のご承諾をいただければ知名度のある医療系情報誌にも、ご紹介を予定しております。