きょう整形外科

京 英紀 先生
整形外科 / リハビリテーション科
取材日:2020年01月17日
兵庫県相生市 受診して良かったと思えるクリニックを目指しています「きょう整形外科」

プロフィール

京 英紀 (きょう ひでのり) 先生
経歴
平成16年高知医科大学(現 高知大学)卒業
京都大学整形外科学教室 入局
・浜松労災病院
・神鋼病院(現 神鋼記念病院)
・神戸市立医療センター中央市民病院
・赤穂市民病院
・大室整形外科
・きょう整形外科
資格・所属学会
日本整形外科学会
日本骨粗鬆症学会
日本人工関節学会
日本運動器科学会
中部日本整形外科災害外科学会
整形内科学研究会(JNOS)

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リハビリテーション医
日本整形外科学会認定リウマチ医
今回は兵庫県相生市平成元年より最新の知識や医療技術を提供しております「きょう整形外科」の院長 京先生を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

当院では、かかりつけ医として地域に根ざした、丁寧で質の高い医療を提供し、患者様のQOLの維持向上に努めるという理念のもとに日々診療を行っております。都市部ではなくても医療の質を落とさないよう最新の医療技術を患者様に提供するよう心がけております。具体的には最新の骨密度装置を用いた骨粗鬆症の診断・治療や、超音波を用いた疼痛治療、PRP療法という患者様ご自身の血液から採取した血小板製剤を関節内に投与する再生医療などを行っております。また、理学療法士による運動器リハビリテーションを行い、手術後の患者様や腰痛、関節痛などでお悩みの患者様に対して生活レベルを維持向上させるように努めております。患者様には当院に受診して良かったと思っていただけるようなクリニックになるよう、スタッフ一丸となって精進しております。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

骨粗鬆症
骨粗鬆症で頻度の高い骨折は、背骨(胸椎・腰椎)や足の付け根(大腿骨近位部)の骨折です。どちらも一度骨折すると日常生活の活動レベルが低下したり、新たな骨折を起こす危険性も増大するため、死亡リスクを高めてしまうことが明らかになっています。ただ、骨粗鬆症は治せる病気です。骨密度検査で簡単に診断できるうえ、治療法もここ数年でめざましく進歩しており、できるだけ早期から治療を開始することで骨折のリスクを減らし、健康寿命や生命予後を伸ばすことができるといわれています。骨粗鬆症は骨折を起こすまでは自覚症状がありませんので、骨密度検査を受けることがとても大切です。ご家族に圧迫骨折などの既往がある方や、不安のある方、ご興味のある方はぜひ当院で検査を受けていただければと思います。
リハビリテーション
当院では、手術後の患者様や、診察・検査の結果、リハビリテーションが必要と判断した場合には、患者様と相談した上で理学療法士によるリハビリテーションを開始します。理学療法士による運動療法や、物理療法(牽引、電気治療等)を行います。
当院の理学療法では、骨折、変形性関節症、腰痛、肩痛などの様々な疾患により、痛みや機能障害による運動機能の低下、日常生活が困難な方に対して、運動療法による治療を提供しています。
運動療法の内容は、ストレッチ、関節運動、筋力増強運動、スポーツ動作指導を実施し日常生活・社会生活やスポーツへの早期復帰を目指します。さらに、再発予防のために、ホームエクササイズや日常生活での動作(立つ、座る、歩く、寝返る)や姿勢などの指導も行います。
幅広い選択肢の中から患者様に合った理学療法を提供していきます。興味のある方、お困りの方は、お気軽にご相談ください。

エコー(超音波)
身体の表面から超音波を当て、体内の組織から反射した音を受信して画像を作り出す検査です。痛みもなく、放射線を出さないので、被曝の心配もなく妊娠されている方でも使用できます。
当院では整形外科領域に特化したエコーを採用しており、従来のエコーよりも筋肉や骨、半月板や靭帯などの軟部組織が描出しやすくなっています。また、微細な血流を観察してリウマチなどの炎症を評価することも可能です。検査は診察室ですぐに行うことができ、患者様と一緒に画像を見ながら説明ができるため、患者様に納得いただきながら診療をすすめる事ができます。
また、従来は肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)に対する注射を盲目的に行っておりましたが、エコーを用いながら注射する事で、ピンポイントに目的部位へ注射する事が可能になりました。


推薦ドクターの声

ふどう整形外科クリニック 不動 一誠 先生

京先生は先代からのクリニックを引き継がれ昨年より院長に就任されました。神戸中央市民病院などで活躍され脊椎・股関節を専門とされ手術も数多くこなされてきました。的確な診断で患者さんに信頼される先生です。

地域医療サポーター 八木 浩之
今回は兵庫県相生市向陽台コスモス通りを入ったところにきょう整形外科がございます。院長の京先生とは午前診後に面談いただきました。平成元年お父さまが開業され、京先生は平成31年4月お父さまから承継され院長に就任されました。クリニック内もリニューアルされ都市部にあるような洗練された内装と設備でくつろげる空間となっております。お父さまは厳しく厳格で背中で語るような人だったと回想されます。物心ついたときにはお父さまの背中を見ながら医師を目指し、医師になってからはいつか後継者として継いでいきたいと思われたようです。医局もお父様と同じ京都大学整形外科学教室に入局され修練を積まれます。神戸市立医療センター中央市民病院では股関節の人工関節手術の権威の上司のもと慢性疾患である変形性股関節症などの手術を数多くこなされてきました。地域の病院勤務で独居で高齢者が多く住まれる地域での骨折治療を数多く経験したなかで、生活がたいへんとなることを目の当たりにし、骨粗鬆症治療の重要性を考えられます。都市部から離れた地域でも都市部と変わらない質の高い医療を提供していきたいと昨年4月に院長に就任されます。一般の整形外科の診察とともに骨粗鬆症についても理解を深めてもらい、いかに骨折を予防し、健康寿命を延ばしていくか、患者様に理解いただくよう丁寧にご説明されます。リハビリをになう理学療法士のスタッフ募集も技術とともに患者様と気さくに接することができる人物を採用されるようです。整形外科分野に特化したエコーを採用され、簡単に検査でき 患者様と一緒に画像を見ながら説明が可能です。最新の医療を提供しながらわかりやすく納得いただくよう患者様に提供されます。地域にクリニックが沢山あるなかで「きょう整形外科」に来てよかったと思えるよう知識を刷新しスタッフ一同患者様に丁寧に接していかれてます。相生のお近くでからだで気になることございましたら京先生にご相談いただくことをお勧めいたします。