田守クリニック

田守 登茂治 先生
内科 / 外科
取材日:2024年08月24日
患者様に寄り添う温かな診療—田守登茂治院長が目指す、信頼される地域医療のカタチ

プロフィール

田守 登茂治 (たもり ともはる) 先生
経歴
2004年 関西医科大学卒業
2005年 野崎徳洲会病院
2006年 芦屋病院
2022年 田守クリニック 院長
資格・所属学会
日本外科学会 専門医
日本脈管学会 認定脈管専門医
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医
外傷病院前救護ガイドライン講習(JPTEC)修了
外傷初期診療ガイドライン講習(JATEC)修了
癌医療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
日本栄養代謝学会 TNT(Total Nutrition Therapy)研修会 修了
V.A.C.治療システム認定
マンモグラフィ検診制度読影医
日本外科学会
日本脈管学会
日本臨床外科学会
日本大腸肛門病学会
日本短期滞在外科手術研究会
日本抗加齢医学会
日本消化器病学会
日本内科学会
趣味
ゴルフ、サーフィン、スノーボードが私の趣味で、休日にはこれらを楽しんでいます。勤務医時代は、入院患者さんのケアがあるため長期の休みが取りづらかったのですが、開業してからはオンとオフをしっかりと切り替えてリフレッシュすることができるようになりました。季節に応じてサーフィンやスノーボードを楽しむ一方で、ゴルフは年間を通じて続けています。体力の維持には常に気を配り、軽い筋力トレーニングも欠かさず行っています。
田守登茂治医師が率いる「田守クリニック」は、地域密着型の医療を提供する拠点として、日々患者様に寄り添った診療を行っています。学生時代の体験から外科医を志し、長年にわたって幅広い外科診療を行ってきた田守医師は、地域の健康を守るため、心のこもった医療を提供しています。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

田守クリニックは、地域の皆様にとって「どんなことでも気軽に相談できる」場所でありたいと考えています。体の不調や不安を感じた時、あるいは大きな病院に行く前にまずはご相談いただければ、と思っています。私たちは患者様一人ひとりの声に耳を傾け、個々の状況に合わせた最適な治療を提供することを目指しています。皆様の健康を守るパートナーとして、信頼していただけるクリニックであり続けることをお約束します。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

私が外科医を志したのは、学生時代にラグビー部で活動していたことが大きな影響を与えました。ラグビーを通じて体を鍛える中で、人間の体に深い興味を持つようになりました。特に、外科医として手術を通じて直接患者さんを救うことができるという点に魅力を感じ、自然と外科の道を選びました。

16年間、市立芦屋病院で外科医として勤務し、多くの手術を経験しました。特に消化器メインでその他にも、乳腺や甲状腺の手術など、幅広い診療を担当しました。地域の中核病院で働く中で、患者さんとの距離が近く、信頼関係を築きながら治療を進めることの大切さを実感しました。その経験が、地域の皆様にもっと身近で寄り添った医療を提供したいという思いにつながり、開業を決意しました。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら教えてください。

私の信条は「患者様に寄り添い、心からの医療を提供する」ことです。幼少期に、医師に対して恐怖を感じていた経験があります。そのため、今の私の目標は「怖がられない医師」になることです。医療の現場では、患者様が不安を抱えて来院されます。その不安を少しでも和らげるために、診療中は常に笑顔を絶やさず、リラックスした雰囲気を作ることを心がけています。

スタッフにも同じように、患者様が安心して過ごせるような環境を提供するように伝えています。患者様と築く信頼関係は、治療の成功にも直結すると考えています。だからこそ、コミュニケーションを大切にし、患者様の話に真摯に耳を傾けることを徹底しています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

日帰り手術対応
当クリニックでは、内痔核や下肢静脈瘤、CVポートの埋め込み手術などを日帰りで行っています。手術が必要な場合でも、できるだけ患者様に負担をかけずに治療を進めることができるよう努めています。芦屋病院での豊富な経験を基に、迅速かつ確実な治療を提供しています。
リラックスした診療空間
クリニック全体が、病院特有の緊張感を感じさせない、リラックスした雰囲気を重視しています。明るく清潔な院内は、患者様が安心して過ごせる環境を提供することを第一に考えています。スタッフも一丸となって、笑顔で対応することを心がけ、患者様がリラックスできる空間を提供しています。


幅広い診療範囲
外科診療はもちろん、生活習慣病の管理や慢性疾患の治療まで、幅広く対応しています。また、患者様の多様なニーズに応じて、必要な場合は地域の専門医や病院と連携しながら、最適な治療法を提案しています。外科だけでなく、内科的な相談もお気軽にお受けし、地域のかかりつけ医としての役割を果たしています。



推薦ドクターの声

芦屋クリニックのぞみ 守上 祐樹 先生

田守先生は外科医としての高い技術力を持ちながら、患者さんの話を丁寧に聞き、信頼関係を築くことに長けた医師です。彼の診療は単なる治療に留まらず、患者さんの不安を取り除く努力を惜しみません。優しい人柄と深い専門知識で、多くの患者さんから信頼されています。私自身の家族も田守先生の治療を受け、その温かさとプロフェッショナリズムに感銘を受けました。本当に素晴らしい先生です。

地域医療サポーター 松谷 麻里子
田守登茂治院長とのインタビューを通じて感じたことは、彼が患者様一人ひとりに真剣に向き合い、心から寄り添っている医師であるということです。インタビューの中で繰り返し強調されていたのは、「患者様が安心して相談できる場所を作りたい」という強い信念でした。

彼自身が幼少期に医師に対して抱いていた恐怖心を乗り越え、今では「怖がられない医師」でありたいと強く願っている姿は非常に印象的でした。患者様とのコミュニケーションを何よりも大切にし、話をじっくりと聞く姿勢は、信頼関係の構築に欠かせないものであり、田守院長の診療スタイルそのものです。

また、田守クリニックのリラックスした雰囲気や、日帰り手術に対応する先進的な医療体制も、患者様に対する深い配慮の表れです。忙しい日々の中でも、田守院長が大切にしているのは、患者様に寄り添い、共に最適な治療法を考えること。手術はあくまで最終手段とし、患者様が納得した上で治療を進める姿勢には、プロフェッショナルとしての自信と責任感が感じられます。

田守クリニックは、田守登茂治院長の人柄がそのまま表れているような温かい場所です。地域の皆様が安心して通える、頼りになる存在であり続けるだろうと強く感じました。地域医療の要として、これからも多くの人々を支えていくことでしょう。