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心筋梗塞や脳卒中の対応処置
心筋梗塞や脳卒中の対応処置について
現在、三大成人病はガン・心筋梗塞・脳卒中と言われています。少し意識をして日頃の生活を見直してみましょう。
そこで心筋梗塞や脳卒中について、医療法人社団宏久会泉岡医院 泉岡利於先生に聞いてみました。 
Q>
心筋梗塞や脳卒中ってやっぱり冬に多いんですか?

A>
もちろん、冬にも多いですが夏にも意外と多くなります。

Q>
え?何でですか?

A>
冬に多い理由は、血管が収縮しやすく血圧も上がりやすいためですが、夏も軽度血管に動脈硬化があり軽度の脱水を起こすと血管が詰まってしまって心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまいます。

Q>
夏も意外と怖いんですね。

A>
もちろん、すべての方が注意しないといけないというわけではありませんが、御高齢の方や糖尿病や高脂血症や高血圧などの基礎疾患のある方やすでに一度心筋梗塞や脳卒中の経験のある方は充分注意する必要性がありますね。そうそう、喫煙者も気をつけてくださいね。

Q>
どのように注意すれば良いですか?

A>
やはり、重要なことは水分を充分に取るということです。水やお茶だけで水分を取ると電解質のバランスが崩れることがあります。といってポカリスエットやアクエリアスのようなイオン水を取り過ぎると糖分が多すぎてあまり良くないと言われています。カロリーの少ないイオン水と水・お茶を折り混ぜながら取ることが重要になります。心筋梗塞や脳卒中の予防に運動をすることは、非常に重要ですが暑い夏、脱水には充分気をつけて運動してください。運動療法は、季節によって時間を変えるのも重要です。寒い冬は日の照っている日中に、暑い夏は早朝か夕方に行うのが良いでしょう。