上社眼科 

伊藤 理恵 先生
アレルギー科 / 眼科
取材日:2017年12月04日
名古屋市名東区の住宅街 上社眼科

プロフィール

伊藤 理恵 先生
経歴
2004年 国立滋賀医科大学医学部医学科卒業
2007年 名古屋記念病院 臨床研修 修了 
2007年 名古屋大学 眼科学教室入局
2008年 中部ろうさい病院 眼科(2013~医長)
2014年 社会保険(現JCHO) 中京病院 眼科 等
資格・所属学会
<資格>
日本眼科学会認定 眼科専門医
日本抗加齢医学会認定 抗加齢医学専門医
屈折矯正認定専門医 視覚障害者用補装具適合判定医師 
協力難病指定医  舌下免疫療法認定医
<所属学会> 
日本眼科学会・日本眼科手術学会・日本弱視斜視学会
日本抗加齢学会・日本アレルギー学会・日本コンタクトレンズ学会
今回は眼と体全体の状態の両方ケアされます上社眼科の伊藤先生を紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

 私は 藤ヶ丘、本郷、上社 で生まれ育ち、幼少時より、地域の皆様の中で医療を通してこの地でお役に立つ仕事をしたいと願っておりました。そして此の度、生まれ育ったこの土地で、たくさんのご協力、ご助力のお蔭で、「上社眼科」を開業させていただくこととなりました。当院の大きな特徴として、「眼と体全体の状態の両方ケアする」があります。
「目は口程に物を言う」という言葉通り、目は「身体の様々な病気」および「未病」といわれる状態をよく反映することも少なくありません。そういった観点から、眼科専門医の立場から眼ももちろん、体の状態も出来るだけ患者様にお尋ねし、近隣のクリニック、病院とも連携をとり、患者様と地域全体を通して、きめ細やかな医療をご提供していければと存じます。
患者様のたくさんの笑顔と、高い生活の質のために、小さな症状から大きな症状まで、身近にご相談できるクリニックとなりますよう、職員共々努力をしていきますのでよろしくお願い申し上げます。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

小児眼科に力を入れております。
 当院では、8歳まで(最近では、12歳まででもあきらめない!)に確立するとされる視機能(視る機能)異常をいち早く見つけ、そして、アプローチをする 診療をいたします。一生を左右する大事な時期を 気が付かずに過ごしてしまわない。その大切な時期に正面から向き合う医療をいたします。
・整容的にも眼の機能的にも問題となる 斜視
・見た目にはわからない遠視・白内障などが原因となる 弱視
現在、学童期において増加が問題となっている 近視に対しては「低濃度アトロピン点眼療法」を従来の方法と織り交ぜながら行います。

白内障や緑内障、糖尿病網膜症、アレルギー治療などの診療 
 白内障や緑内障、糖尿病網膜症、ドライアイや加齢黄斑変性などの診療、手術に従事してきたスペシャリストでアレルギー治療にも対応いたします。斜視の勉強もしてきましたので、斜視の方も多いです。

目と体全体を両方ケアしております。
 眼は、全身の体で直接「血管と神経」を診る事が出来る <唯一>の臓器です。
目は体のさまざまな病気や「未病」といわれる状態を反映することも少なくありません。
問題点が病気にあるのか生活背景にあるのか、そこまで含めて聞く姿勢を実践しています。例えば「目が疲れる」と来院されても、歯ぎしりや肩こりなど体の状態が原因のこともあるので、目自体に問題がない場合でもいろいろ伺っています。
近隣の内科のクリニックや病院とも連携しています。


推薦ドクターの声

形成外科・美容外科ぎふスキンケアクリニック 中島 拓人 先生

 地元で1年半ほど前に開業された眼科の女医先生です。生まれ育った地で、地域の眼科医療を支えるべく奮闘中の2児の母先生です。とてもやさしくて患者さん思いですが、診療のことになるとアクティブに仕事される、頼れる先生です。開業もおひとりで奮闘され、今に至ります。また、大変勉強熱心で、眼科の全般について積極的に先進的な施設へご見学に行かれたり、また、外部ドクターから指導を受けたりしています。抗加齢医学の専門医も取得され、眼科以外のことも相談できます。私との関係は、中部労災病院勤務医でご一緒し、年代も近いので、眼瞼疾患などについて、よくディスカッションしています。
年に1回ほど、上社眼科へ眼瞼手術のお手伝いに行っています。

地域医療サポーター 八木 浩之
 名古屋市の名東区 上社駅、本郷駅からどちらも徒歩5分の住宅街に上社眼科があります。お父さまも開業医でお母さまが薬剤師で医院と住居が一緒でした。仕事をされていても子供が医院と同じ場所にいることで心配なくお仕事に専念できたようです。伊藤先生はお子様ふたりを育てられながら勤務医時代にたいへんな思いを経験され、ご自身が開業する際も医院と住居は一緒にされました。伊藤先生は中学の頃、自分自身の将来のやるべきことを考えられず、勉強をする意味を見いだせず、無気力な生活を送られます。自分でやること見つけられないなら徹底的に人のためになることをすればいいと考えたときに医学の道が一番人のお役に立てるのではと一筋の光明が見えたようです。高校に進学してからは持ち前の前向きパワー全開で勉学の後れを挽回し、医学部卒業から総合病院での実績を重ね、10年余りで開業されます。小児眼科、一般眼科、アレルギー科にとどまらずアンチエージングなど周辺知識も熱心に勉強されます。眼科にとどまらず患者さんの良くなるために患者さんに寄り添い、耳を傾け、真摯に診察に取り組まれる伊藤先生です。開業時のご苦労はとお聞きしましたが何もないです。と持ち前の元気さでお答えいただきました。今後も地域でお役に立てるように地域のすべての人を他人ごとでなく自分事として元気にしたいと考えられます。名古屋市内で目で気になることございましたら伊藤先生に相談されることをおすすめいたします。