山田医院

山田 良宏 先生
内科 / 小児科 / 外科
取材日:2018年03月29日
阿倍野区で内科、外科、小児外科なら「山田医院」
阪堺電車「東天下茶屋」徒歩2分、大阪メトロ御堂筋線「昭和町」徒歩7分


プロフィール

山田 良宏 (やまだ よしひろ) 先生
経歴
【略歴ならびに職歴】
昭和60年3月 大阪府立北野高校卒業
平成3年3月 徳島大学医学部卒業
平成3年7月から平成5年1月
大阪府立病院(現 大阪府急性期総合医療センター)
ローテーション研修
平成5年1月から平成8年6月
市立吹田市民病院外科
平成8年6月から平成10年6月
大阪大学第2外科研究生(病理部所属)
平成9年1月から現在
医療法人山田医院 理事長
資格・所属学会
【資格ならびに認定医】
日本外科学会認定医(10552)
日本消化器外科学会認定医(2752)
日本医師会認定産業医(9804882)
介護支援専門員(98000464)
死体解剖(病理解剖)資格認定医(7112)
日本東洋医学会専門医(03-1034)
学校医:むつみ幼稚園、きたばたけ保育園、阿倍野学園幼稚園、あい保育園、Four Leaf 保育園 園医
産業医:大阪市保健所、株式会社サクラインターナショナル、大阪市阿倍野小学校、松虫中学校、阿倍野中学校
趣味
水泳:スイミングスクール時代に生まれた私は小学生からスクールに入れられ週に2-3回通っていました。4-5年ころになると選手クラスになり夏期講習会など1-2週間ほど続く連日の練習が嫌で嫌で今でも温水プールに入る前の匂いであの頃の雰囲気を思い出します。同学年の友人と2人で自転車で通っていましたが帰りにおでん、お菓子を買うことを許されておりそれがあるから続けることができたと思っています。その後勉強が忙しくなりまた対した能力もなくさらに上のクラスへの誘いはなく中学校に入った段階で中断しました。大学に入ってから全学部水泳部に入部、月から土まで毎日練習三昧でした。徳島大学なので四国インカレ、中四国インカレ、西医体などを中心に参加しました。大した記録は残せませんでしたが西医体で200m個人メドレーで銀メダルが唯一の自慢です。100m自由形のベストタイムは1分3秒で最後まで1分が切れなかったのが心残りです。大学卒業後しばらくは水泳と離れていましたが40代になりオープンウオータースイミングにはまり込み最近では紀伊田辺の5km、姫路家島の3kmなどに参戦しています。ランニング:オープンウオータースイミングのついでに40代半ばからアクアスロンにも参加しようと考えて10kmランニングから始めました。走っているうちにハーフマラソン、マラソンへと進んできました。現在、年に2回程度のマラソン大会に出場しています。月に300kmランを目標としてマラソンでは3時間10分を目標にしています。なお以前から読書灯もしていましたが、なんかの紹介で坂の上の雲の推薦が有り読んでみることに。日清戦争から日露戦争にかけての秋山兄弟、子規の3人を中心としたこの時代のイキイキとした希望のある時代の物語に感動、2回ほど続けて読み、その後司馬遼太郎の戦国時代小説にのめりみました。戦国時代に興味を持ちこれに関する雑誌等も読んでいます。昔からしていたスキーは一時中断も子どもが大きくなるにつれて再開、4年ほど前に子供と一緒にスノーボードの練習を始めました。2年ほどまるっきり滑ることはできなかったのですが3年目になり突然、ターンがスムーズにできるようになり現在ではスノーボードだけを年に1-2回しています。50代以上のボーダーはほとんどいないのでやや浮いていますがなんとなく自慢です。
今回は大阪市阿倍野区で地域に根付いたホームドクターを目指しておられる「山田医院」の院長、山田良広先生にお話を伺いました。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

平成9年1月に故父山田良平より引継ぎ理事長として医療法人山田医院の理事長に就任しました。当初は大学での研究等もあり半日診療あるいは週に数回の診療といった診療体系でしたが平成10年から現在の診療体系にして地域医療に対して懸命に取り組んでおります。大阪府立病院(現在の大阪急性期総合医療センター)で消化器内科、小児科、救急診療科、婦人科、麻酔科などを中心にローテート研修後に市立吹田市民病院、大阪大学医学部第2外科において外科学と病理学を中心に学んできました。現在の卒業後の研修システムは各科へのローテーションが必須ですが私が大学を卒業した平成3年においてローテーション研修をすることは大変珍しい事でした。実はお産も100例近く立ち合いました。なお、市立吹田市民病院ならびに大学においては消化器を診察するのが専門となりますが、開業後はプライマリケア学会、内科学会、小児科学会等に入会させていただき各種疾患について勉強をしておりま す。漢方医学に対しても興味を持っており平成15年には専門医を取得、各種疾患に東洋医学の考え方も取り入れております。現在は新生児から高齢者まで予防接種、健診をはじめとした予防医学から場合によっては往診を含めた在宅医療での看取りの医療までいろいろと積極的に取り入れて診療をしております。
なお、当院を受診していただける患者さんに対しては時代に即した治療を行うことが大切であると考えておりますので必要に応じて積極的に専門医の紹介をしております。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。(特に無ければ空欄でも結構です)

臥薪嘗胆、妥協せずに常にベストを尽くす:今嫌われる精神論がモットーです。学生の時の水泳部でのリレーメンバーになるための努力、ラスト5mは息をするななどを根本にいまでもマラソンにおける35kmからの全力走行など苦痛を我慢することが必要?!ということを信条としています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

なにもできないけどなんでもできる
外科専門医師取得をしましたが、大きな手術経験はなく志途中での開業であるために特に何かのスペシャリストではありません。ただし広くいろいろな分野について勉強してきましたので対応方法についてはある程度知っています。必要だと思えばすぐに専門医師の紹介を行い、また介護保険等の社会福祉の活用のための機関の紹介をおこないます。変なプライドは持たず近寄りすぎず、離れすぎず、ボランティアはしないけど患者さんの気持ちに沿った医療をきっちりと行うように心がけています。

在宅医療を行っている
自転車で15分程度までの距離であれば基本的には在宅医療は可能です。夜中あるいは休日のファーストコールは看護師に依頼していますが、看取りから人工呼吸あるいは中心静脈栄養などの医療器具を使用しての医療にも対応しています。平成29年は10名の看取りを行いました。

予防接種、乳幼児健診、健康診断を行っている
予防接種は定期接種、任意接種など幅広く行っています。基本的には同時接種を勧めております。インフルエンザについては10月から12月までは土曜日の午後など予防接種のみの時間帯も確保しています。なお乳幼児健診、予防接種は水曜日の午前中は予約枠として優先して行っています。乳幼児健診については院内では10か月健診を中心に行っていますが希望者についてはその他の時期の健診についても行っています。なお、保健センターにおいて公務で健診もしています。小児科専門医師ではありませんが、開業後に小児を見るようになり小児の生理等に興味を持つようになり小児科学会、プライマリケア学会等の乳幼児健診の講習会に参加して乳幼児の発達については勉強して対応ができるようにしています。その他、成人の会社においての健診業務にも対応をしています。現在は保育所、幼稚園、介護施設の職員の健康診断などを定期的に行っています。健診等の希望者はまた連絡を頂けたらと思います。

推薦ドクターの声

にしやま消化器内科 西山 範 先生

いつもご紹介頂く患者さんへの診療の密度は高く、非常に的確な診断をされておられ、
広い視野になってのご診療に感服しています。
小児科の分野にも精通され、うちの従業員のお子様もお世話になっております。
多くの患者さんに支持されているおすすめドクターです。

地域医療サポーター 松谷 麻里子
山田先生は、内科、外科、小児科から在宅療養まで治療分野も多岐にわたりますが、今までのご経歴もユニークで専門性に拘ることなく、幅広い視野をもった数少ない医師です。
色々な方法で患者様を救いたいという想いで治療に取り組まれています。
それはプライベートにおいても同様で、沢山の趣味をお持ちです。
医院では小児科医として、他ではなかなか対応できないお子様のお怪我などにも力をいれれています。
これからはさらに地域に根付き在宅療養に力を入れていきたいということです。
とても几帳面で優しい印象の先生です。