芦屋クリニックのぞみ

守上 祐樹 先生
内科
取材日:2024年06月25日
「芦屋クリニックのぞみ」地域医療の新たな風:守上祐樹医師の挑戦

プロフィール

守上 祐樹 (もりかみ ゆうき) 先生
経歴
2009年 兵庫医科大学 卒業

2009年 琉球大学医学部附属病院Ryu-MIC研修医、波照間診療所、与那国診療所、宮古病院救急部などで研修

2011年 兵庫医科大学病院 腎透析内科

2012年 甲南病院 血液浄化センター

2014年 兵庫医科大学 血液浄化センター

2018年 双樹会守上クリニック 在宅診療部
趣味
私は元ラグビーリーグ日本代表選手としての経験があります。現在もオーバー40のチームでプレーしており、今年の兵庫県選手権では優勝を果たしました。また、兵庫県ラグビー協会の医務委員や日本ラグビー協会のアンチドーピング委員会のメンバーとしても活動しています。私の役割は、内科医としての知識を活かし、生活習慣病や喘息患者の運動指導や、びわこ成蹊スポーツ大学の臨時講師など、多岐にわたる分野で貢献することです。

スポーツドクターとしての活動は趣味の延長でもありますが、非常に重要な役割を果たしています。運動中に発生する怪我の処置だけでなく、スポーツを志す若者のサポートも行っています。若者から高齢者まで幅広い医療に努めています。
「芦屋クリニックのぞみ」は、守上祐樹医師のリーダーシップのもと、新たなスタートを切ったクリニックです。もともとは「芦屋放射線クリニックのぞみ」として放射線治療を行っていましたが、前院長の急逝により一時閉鎖。その後、守上医師が地域医療のために再開しました。クリニックの再スタートには、建物のリフォームを経て、前院長の意志を継ぐ形で新たに生まれ変わりました。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

私は芦屋市に生まれ、大学病院腎臓内科での勤務を経て、父とともに大阪の医療法人双樹会守上クリニックで在宅医療に力を入れてきました。
父は30年以上にわたり、300m圏内の患者さんであれば何でも診るというスタイルで、地域に根ざした医療を提供してきました。私は父の地域に向き合う姿勢を引き継ぎ、慣れ親しんだ地元芦屋市の皆様の健康づくりに貢献してまいります。
医療は、ただ病気を治すだけでなく、人生を豊かにするために存在すると考えています。健康でありつづけること、打ち込んでいることにもっと向き合えるようになること、自分にもっと自信が持てるようになること。当院では、そうした人生を豊かにする医療の提供を目指していきます。ぜひお立ち寄りください。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

私は医師家系で育ちました。祖母は淡路島の小さな村で活躍した珍しい女医で、父も地域医療に尽力していました。父の姿を見て育ち、私も「誰かのために何かをする」という思いを抱くようになりました。父が地域の人々に寄り添い、楽しそうに診察する姿が理想の医師像となりました。その影響で、私も地域に根ざした医療を提供する道を選びました。


信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。

私の信条は「できることをできるだけ」です。患者さんが無理をせず、自分の限界を超えない範囲で最善を尽くすことを大切にしています。医療や介護には正解がなく、一人ひとりができることをしっかりと行うことで形ができると思っています。自分のできないところは仲間に助けてもらうことも重要です。特に介護で疲弊している人たちには、この考え方が心に響くことが多いです。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

リラックスできる空間
クリニックは、病院らしくないリラックスできる空間を提供しており、患者さんが安心して過ごせる環境を整えています。中庭があり、明るい光が差し込むリラックスした雰囲気が特徴です。
CT・MRI検査が可能
CTやMRI検査をクリニック内で完結できるため、患者さんが他の医療機関を訪れる手間を省くことができます。最新の検査機器を揃え、早期発見に努めています。
幅広い診療範囲
総合診療として、風邪や発熱、慢性疾患(糖尿病、高血圧など)の管理まで広く対応しています。訪問診療や定期的な検査も行っており、地域の高齢者や様々なニーズに対応しています。健診も日曜・祝日に受診可能で、完全プライベート空間での検査を提供しています。

推薦ドクターの声

よしき往診クリニック 守上 佳樹 先生

若手筆頭開業医ドクター。
元ラグビーリーグ日本代表の異色キャリア。
とにかく若手のドクターに人気で、まさにドクターが推薦したいドクターの筆頭です。

体育会系の熱い魂と、患者さん対応の丁寧さは令和の世代でも群を抜いています。
是非、皆様繋がってください!

地域医療サポーター 松谷 麻里子
私はまず、ホテルのような外観に圧倒されました。元々「芦屋放射線クリニックのぞみ」として設立されたこのクリニックは、前院長が癌治療を受ける患者さんにリゾートのようなリラックスできる空間を提供することを重視していました。守上先生のご親戚もお世話になったことが縁で、前院長の急逝後に看護師長から「この場所を医療に使ってほしい」との依頼を受け、再開を決意されました。リフォームを施し、新たなスタートを切ることができたということです。

守上先生は、「プライマリケア」の理念のもと、患者さんに「何でも相談してください」と呼びかけています。大きな病院に行く前に、まずここで相談し、必要ならば適切な医療機関へつなぐ形で、地域医療を支えています。「お医者さんが友達のような存在であること」を目指し、患者さんが気軽に訪れることができるクリニックを築いています。

さらに、守上先生は元ラグビーリーグ日本代表選手であり、現在もオーバー40のチームで活躍しています。兵庫県ラグビー協会の医務委員や日本ラグビー協会のアンチドーピング委員会のメンバーとしても活動中です。内科医でありながらスポーツドクターとしても活動し、生活習慣病や喘息患者の運動指導や、びわこ成蹊スポーツ大学の臨時講師を務めるなど、多岐にわたる分野で貢献されています。非常にパワフルで頼れる温かい先生です。

守上祐樹医師の芦屋クリニックのぞみは、地域医療に新たな風を吹き込み、患者さん一人ひとりに寄り添ったケアを提供しています。今後も多くの人々にとって頼りになる存在であり続けるでしょう。