独立行政法人 くらて病院

仲野 秀 先生
内科 / 小児科 / 外科 / 整形外科 / 眼科 / 耳鼻咽喉科 / リハビリテーション科 / 放射線科 / 神経内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 呼吸器内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 血液透析科 / 消化器内科 / 糖尿内科 / 膠原病リウマチ内科 / 糖尿病内科 / 乳腺外科 / 皮膚外科
取材日:2016年10月25日
急性期から慢性期まで幅広い診療、直方・鞍手地区における全人的・包括的医療の地域拠点病院として機能する「地方独立行政法人くらて病院」

プロフィール

仲野 秀 (なかの しゅう) 先生
経歴
産業医科大学医学部卒業
産業医科大学 大学院(病理学)卒業
産業医科大学病院 第一外科
東北労災病院 外科
三菱化成病院 外科
門司労災病院 外科
北九州市立戸畑病院外科








資格・所属学会
外科専門医(日本外科学会)
消化器外科認定医(日本消化器外科学会)
マンモグラフィ読影認定医(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会)
新臨床研修指導医
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本大腸肛門病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内視鏡外科学会
日本乳癌学会
日本褥瘡学会
日本東洋医学会
日本静脈経腸栄養学会
日本緩和医療学会
趣味
ウィンドサーフィン: 大学生時代、ヨット部に所属して玄海灘で、ディンギー(二人乗りのヨット)でのレースやクルーザーのクルーとしてセーリングしていました。クラブ活動を通じて海の楽しさを満喫していました。その頃(昭和の終わり頃)から、ウィンドサーフィンには憧れがありましたが、学生には高価なものでした。卒業以来、ほとんど、ヨットには乗っていませんでしたが、数年前、健康を損ねかけた時に、仕事外に何かやりたいことは? と自問し、やっぱり、海が大好きなので、一人でも乗れるウィンドサーフィンを始めました。始めてみて、同じような動機の中年が多いことが分かりました。練習時間がなくて、中々、上達しません。
今回、ご紹介するドクターは自治体病院を前身とし、平成25年4月より非公務員型の地方独立行政法人へ移行した「くらて病院」の仲野外科部長です。ケアミックス型の施設なので連続した医療・介護サービスをご利用いただけます。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

患者さんの個人の病状・生活背景に応じて、最適な医療を提供できるように心がけています。専門は、消化器外科・一般外科ですが、自分の領域以外のことは、良き医療コーディネーターとなることも必要だと考えています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

キズを綺麗に治す外科
皮膚・皮下腫瘤切除や色々なキズ(擦りキズ・切りキズ・打撲によるキズなど)を形成外科的手技を取り入れて、できるだけ綺麗に治すように努めています。また、治療際しては、痛みの少ない処置を心がけています。褥瘡・皮膚潰瘍に関しては、皮膚・排泄ケア認定看護師や薬剤師・栄養士など多職種で協力して、早く治るようにチームで取り組んでいます。
求められる医療を地元の病院で
北九州市近隣のケアミックス型中規模病院ですが、住民のニーズに応じた医療の提供を心がけています。最先端あるいは特殊な治療はできなくとも、最新の標準的治療ができるように知識・技術・設備の更新に努めています。ちょっと田舎でも小粋な病院、イメージ的には田舎のセブンイレブン的病院を目指しています。
安心できてあきらめない緩和医療
地域の病院なので、大病院から末期癌患者の紹介が多くみられます。遠くの緩和ケア病棟より近くの緩和ケアチームをモットーとして、緩和ケア認定看護師を中心として病院全体の緩和医療レベルの底上げを図っています。ご家族がいつでも面会に来れる距離にある病院で、安心して終末期を過ごしていただきたいと考えています。また、苦痛症状の軽減に有効であれば、積極的に外科治療を行なう方針です。

*働く女性の為に「日曜日の乳がん検診」を実施しています。
 一般的にはマンモグラフィーのみの検診が多い中、当院ではプラス「エコー付」と充実しております。
 ぜひ一度ご来院してみて下さい。


推薦ドクターの声

岡本内科クリニック 岡本 章寛 先生

元鞍手町立病院(独立行政法人に名称変更)外科のドクターですが、全人的治療のわかる数少ない外科医師。
外科から緩和ケアまで病院内で中心になっておられます。

地域医療サポーター 大川 寛
仲野先生は、外科医のイメージどおり手先の器用さと、とっても柔軟な発想をお持ちのドクターでした。
またポジティブな発想で新しい制度の導入等、地域医療のスペシャリストをめざし「粋」な病院運営に奔走されています。