はるなクリニック

春名 優樹 先生
内科 / アレルギー科 / 小児科 / リハビリテーション科 / ペインクリニック
取材日:2017年07月27日
阪急三国駅徒歩7分 ペインクリニック、内科、小児科、漢方治療の「はるなクリニック」

プロフィール

春名 優樹 (はるな まさき) 先生
経歴
1980年3月
京都大学理学部卒業

1985年3月
大阪大学医学部卒業

1994年3月
大阪大学医学研究科博士課程卒業

関西労災病院麻酔科ICUスタッフ
大阪府立病院麻酔科ICUスタッフ
国立循環器病センターICUスタッフ医師
大阪大学医学部麻酔科助手兼外来医長
NTT東日本関東病院ペインクリニック科
市立豊中病院麻酔科主任医長
2000年より現職(大阪市淀川区医師会所属)

資格・所属学会
医学博士
麻酔専門医
麻酔標榜医

日本麻酔学会
日本ペインクリニック学会
日本東洋医学会
日本リハビリテーション医学会
趣味
代替医療、伝承医療の研究、体験のため様々なセミナー参加して勉強すること。
テニス、読書、カラオケ、温泉につかること
今回は淀川区の「はるなクリニック」をご紹介します。
ご夫婦お二人でクリニックをされています。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

当クリニックでは、「患者様の病状や痛みなどの問題を解決する」ことを第一に考えて、一般的な治療の西洋医学だけでなく、必要な人には西洋医学では得がたい効果を発揮することもある東洋医学や、その他の代替医療なども積極的に活用して治療を行っております。従来の治療だけでは改善しない痛みや不定愁訴などに対して、漢方治療、バイオメディカル、プラセンタや点滴療法、その他自費治療などの「プラスアルファの治療」を提供することが可能ですので、「他院に通い続けているが、一向によくならない」「他院で諦めるしかないと言われた」などという方も、諦めずに一度当クリニックへご相談ください。まだ、私たちにできることが残されているかもしれません。私たちは、そのため日々、様々な勉強会に出席し、知識を増やしております。

お越しになった患者様に対しては、できるだけ症状やお悩みなどをおうかがいし、当クリニックで対応できそうであれば適切な治療を提供して、当クリニックで対応するのが難しいようであれば、症状に応じて専門機関などをご紹介させて頂きます。地域の「かかりつけ医」として、皆様の健康をお守りする「ゲートキーパー」でありたいと思います。

また、当院は淀川区医師会を通じて、休日診療所や保健センターでの乳幼児健診、BCG接種、介護認定審査会、その他区内のイベント活動などに区民の皆様のために協力させて頂いております。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

私は小さい時から物理学者になりたいと考え、大学もはじめは理学部に進学しました。理学部在学中、夜間に腹部の激痛に襲われ、翌日大学付属の診療所を受診。大学の医学部附属病院に紹介され、尿管結石と診断されました。その間の不安感が幼い時に糸球体腎炎で3か月間の入院と1か月の自宅療養生活を強いられた記憶をフラッシュバックさせました。この時確かに医師に対して憧れが有ったことを思い出しました。また、自分の体に対する知識をしっかり持ちたいとも考えました。理学部を卒業する時期になり進路を考えるとき、医学部に再入学を考えるようになりましたが、物理学者の道も簡単には捨てることができず電子工学の修士課程に進学しました。進学後医師への思いが次第に強くなり、とうとう意を決して大学院を中退、医学部の再受験を決めました。幸い、医学部3年時に編入ができ医師の道を進むことになりました。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら教えてください。

人生塞翁が馬。順調の中に転落の目がある、逆境の時に改革、飛躍の目がある。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

西洋医学と東洋医学の適切かつ効果的な併用
当クリニックでは、西洋医学だけでなく、西洋医学では得がたい効果を発揮することもある東洋医学や、その他の代替医療なども積極的に活用して、より患者様の状態に即した治療を提供します。
従来の治療だけでは改善しない痛みや不定愁訴などに対して、漢方治療、バイオメディカル、プラセンタ療法、点滴療法、水素療法などの「プラスアルファの治療」を提供することが可能です。「他院に通い続けているが、一向によくならない」「他院で諦めるしかないと言われた」などという方も、諦めずに一度当クリニックへご相談ください。







副院長 春名令子先生による栄養療法
春名令子先生より一言・・・

私は3歳の時に風邪から髄膜炎にかかり、緊急入院の末、命の保証はないと告げられ、奇跡的に後遺症もなく回復しました。その時の治療の恐怖感と母親の愛情リンゴジュースは今でもおぼろげに覚えてます。詳しくは“奇跡のリンゴ果汁、春名令子”と検索してご覧ください。

それから両親は治して下さった先生への感謝の話をよくしてくれていて、いつの間にか私も多くの病気で苦しんでいる子供たちを病から救いたいと小児科医の道を目指すことになりました。学生時代は勉強とクラブ傍ら、大学病院での長期入院の子供たちの勉強を教えるボランティア活動もしておりました。

結果、主治医のいる医学部に入学した時には退官直前の主治医(小児科教授)に直接会いに行きました。感動の対面でした!先生はとても喜んで下さり今後の私の活躍を応援してくださりました。

その後、念願の小児科医になり昼夜いとわずに、がむしゃらに働きました。

しかし結婚し母になってからは一線から退き、非常勤で勤務しながらの毎日でした。それでも子育てでしか知りえない様々な貴重な経験をし、それが今でも診療の強みになってます。。

まずは長女の低血糖事件。これ救急に受診したのに見過ごされるところで私が点滴指示しなかったら長女は脳に障害を受けていたことでしょう。

そして長男の早期破水羊水混濁事件。長男がおなかにいる8か月の時に阪神淡路大震災に神戸の自宅で経験し、余震の続く中半日かけて大阪の実家へと避難し、疲れから風邪をこじらせたのがきっかけで早期破水、しかも羊水混濁状態、そして入院中に地下鉄サリン事件、もう、頭の中は混乱で長男の無事を祈るばかりでした。

最後に次男は壮絶なアトピー性皮膚炎を経験しました。出産後は何もなかったのに1歳頃から全身に浸出液を伴うひどいアトピー性皮膚炎になり、小児科に受診しての全身ステロイド塗布指示にとても違和感を感じまし。そこで温泉を自宅に運んで毎日数回温泉に入る温泉療法をしました。溢れる浸出液で何回もタオルを変えるので洗濯の数も半端でなく、約2年かかりましたが(かなり根気のいる治療で毎日が地獄のようでしたが)温泉と食事で治した経験から自然治癒力のすごさに感銘を受けました。

まだまだ語りつくせない大変なことがたくさんありましたが、それを乗り越えていくたびに自分の力になることを感じていきました。

このような経験から対症療法中心の西洋医学だけでなく東洋医学で体のバランスを高め自己治癒力を高めるべく勉強し治療に組み入れることにしました。

また、それだけでは満足な治療が得られないために主人と様々なセミナーへ休日返上で学びにいき、現在は食事やサプリメント、環境整備などを含めたバイオメディカル治療や点滴療法、YNSAという鍼治療、電磁波対策、水素療法なども自費で行っております。

これからも良いものはどんどん取り入れて多角的な視点から患者様の訴え悩みにこたえたいと思っております。治療内容はまだまだこれから進化していきますのでご期待ください。皆様の健康を願って。



自分の家族にしてあげたい医療を、患者様にも提供します
自分の家族にしてあげたい医療を、患者様にも提供します
当クリニックは、自分の家族に安心して行えない治療は、決して提供しません。常に患者様の立場に立って、常に患者様を「家族の一員」と考えて、安心・安全な治療を誠実に提供します。私たちが「誠実に治療を提供しています」と胸を張って言うことができるのは、こうしたわけからです。


推薦ドクターの声

尼崎駅前耳鼻咽喉科のざわクリニック 野澤 眞司 先生

はるなクリニックの春名優樹先生とは、彼の京都大学時代の友人を通しての長年の付き合いになります。昔から、非常に真面目で勉強熱心であり、専門のペインクリニック(痛みの治療)や内科分野以外にも大変深い造詣をを持っています。ですので、一人一人の患者さんに対して全力で取り組み、様々な工夫を凝らして治療を行っているであろうことは想像に難くありません。
患者さんにとって信頼の置ける大変よい医者だと思います。



地域医療サポーター 松谷 麻里子
春名先生のクリニックではペインクリニックとして、痛みをとる治療を主に行っておられますが、さらに従来の治療では改善しなかった症状に対して漢方やプラセンタ治療などの代替治療にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。
特に最近ではバイオメディカル治療に力を入れられております。この治療は特殊検査を行い、代謝異常を食事とサプリメントで改善していくという新しい治療で、海外では広がりをみせていますが日本ではまだまだ実施している医療機関が少ないということです。
発達障害や精神疾患、副腎疲労(慢性疲労)不妊症などに対して効果が期待できるようで、癌の方の補助治療としても利用されています。
奥様であり副院長の令子先生に対しては、家庭では我が子に対して細かいことにまで気遣いのできる愛情の深い方で、それが医療の現場でも発揮されており、患者様の訴えに熱心に耳を傾けニーズに答えてあげようとする姿にはいつも感心されているというお言葉を聞くことができました。お互い尊敬しあい愛情にあふれているお二人だからこそ患者様に対しても愛情のある治療が行えるのではないかと感じました。