瓜連中央歯科クリニック

寺門 正徳 先生
歯科
取材日:2017年09月01日
スキル向上に常に前向き

プロフィール

寺門 正徳 (てらかど まさのり) 先生
経歴
1988年 東北歯科大学卒業
1992年 奥羽大学大学院卒業(学位授与・歯科補綴学専攻)
1994年 奥羽大学歯学部歯科補綴学第2講座医局退職
1994年 瓜連中央歯科クリニック開業
資格・所属学会
日本補綴歯科学会会員(補綴認定医、補綴指導医)
日本歯周病学会会員
日本口腔インプラント学会会員
ICOI 国際インプラント学会会員
JAOR(日本オロフェイシャルリリース協会)
ISI(茨城インプラント研究会)
厚生労働省認定研修施設
受賞歴・出版物
歯科臨床のエキスパートを目指してⅢ
インプラントレストレーション11-14巻+別巻セット
(共著)医歯薬出版株式会社
趣味
海が大好きで学生時代からずっとマリンスポーツを続け、サーフィンやダイビングなど国内から海外まで夢中になって遊んでいたこともあります。最近は年齢には勝てず、お休みしています。そして趣味ではないのですが、現在の一番の目標は県内の歯科医師の育成、特にスペシャリストとして通用する若手の歯科医師を育てることが楽しみになっています。
那珂市瓜連にある瓜連中央歯科クリニックの寺門正徳先生は、常に最先端技術を提供する取り組みをされておられます。
患者さんに対して『後悔させない治療』を目指して、スキル向上に努めていらっしゃいます。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

当クリニックのコンセプトは、田舎のクリニックでも最先端技術を提供することにより、患者さんを通して地域社会に貢献することです。若い時代には、この周辺では特別な治療ができないから都内で治療を受けてきたなどの話を患者さんからよく耳にしました。その情報の誤りを払拭したかったことと、当クリニックのスキルを向上させて、同等以上の結果が出せることで、県内でもいろいろな治療ができる先生がいることを証明したいと思いました。

現在では患者さん自身がネット等でたくさんの情報を得られるようになり、私たちも情報が早く入るようになりました。県内にはたくさんのスペシャリストの先生方がいますので、気が合う先生を見つけて、かかりつけ歯科医を探して欲しいと思います。定期的なメインテナンスの継続が歯を守るには一番大切なことです。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。

時間は偉大な作家である。必ず最後には結末をつけてくれる。チャールズチャップリンの言葉です。
患者さんの治療満足を得るためには、僕たちも日々の研鑽を怠ってはなりません。常にアンテナを立てて、いち早く最先端の医療に目を向けています。

歯科医療技術も日進月歩です。常にクリニックのコンセプトを忘れずに、スタッフ全員でチーム医療に全力で向かうためには、情報の共有化を目的として、必ず知識を院内にフィードバックすることを意識しています。私が時間を惜しまずに研鑽することにより、必ずスタッフ共々結果の出せるクリニックとして、地域医療に貢献できるものと確信しています。

また最近では、マザーテレサの言葉にいたく感動しました。
『思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。』
座右の銘というよりも僕の人生の教訓として強く心に響きました。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

インプラント治療を含めた全体的な治療を多く行っています。
当クリニックは患者さんの紹介や他の歯科医院からの紹介患者さんが多く来院されています。患者さんのみならず、近隣の歯科医院・歯科医師からも信頼されるクリニックとして地域医療に貢献してきていると自負しています。特にインプラント・審美修復治療には力を入れています。
万全のチーム医療と素晴らしいスタッフ
当クリニックには技術のすぐれた歯科衛生士たちが従事しています。治療は歯科医師のスキルの高さだけではなく、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が三位一体となって患者さんの治療にあたることが、チーム医療の基本です。講習会や講演会に常に参加して研鑽を積んでいる当クリニックのスタッフを、私は誇りに思っています。患者さんへのメインテナンスサポート体制は万全で、今では私よりも歯科衛生士に会いに来られる患者さんが多く来院されています。「私は先生に会いに来たのてはなく〇〇さんに会いに来てるの!!」と言われるとすごく嬉しい気持ちになります。
歯周病治療はスタッフ担当制
歯周病治療の患者さんは、歯科衛生士の担当制とさせていただいています。初期治療からメインテナンスまで、同じ歯科衛生士が口腔衛生指導から食事指導・姿勢指導まで行います。歯周病治療は長期にわたる期間が必要となり、メインテナンスの継続は欠かせません。歯周外科処置が必要な場合もあります。患者さんのモチベーション継続のために、担当の歯科衛生士が責任を持って患者さんに寄り添います。

推薦ドクターの声

さがわ歯科医院 佐川武義 先生

寺門先生は、技術・知識・経験・人柄 のどれをとっても素晴らしいドクターです。自信をもってお勧めいたします。

地域医療サポーター 郡司 敦子
寺門先生は、なぜ虫歯になるのか、なぜ歯周病になるのか、などの科学的根拠をよく説明して患者さんに理解してもらうこと、に重点を置かれています。「医師が一方的に治療を行うよりも、患者さんがしっかりと現状に理解を深め歯科知識をつけることで、医師との信頼関係が生まれ、治療の相乗効果が表れます」と先生はおっしゃっています。

「だからこそ気のあった医師を見つけてほしい、信頼関係があれば患者さんも先生の診療を理解して自分自身も努力するでしょう。だから私でなくてもいいんです。」

お話を伺っていると、どこまでも患者さんの意思を尊重される先生だなと感じました。しかし、その一方で、診療方針やご自身の揺らぎのない理念がしっかりとあり、「いろいろな若い先生方からも気づかされる、自分も負けないように」 と、研鑽に努力を惜しまない姿勢に同じ茨城人として誇らしく思いました。