白岩内科医院
白岩 俊彦 先生
内科 / 循環器内科 / 糖尿病科 / 腎臓内科 / 血液透析科 / 糖尿内科 / 糖尿病内科
取材日:2019年02月05日
近鉄大阪線、法善寺駅すぐの内科・糖尿病内科・腎臓内科 「白岩内科医院」
プロフィール
白岩 俊彦 (しらいわ としひこ) 先生
経歴
消化器代謝内科2002年大阪大学医学部附属病院内分泌代謝内科(旧:第一内科) 2002年7月~医療法人 白岩内科医院 院長
(大阪大学医学部附属病院内分泌代謝内科病棟スタッフを併任)2006年10月~2010年3月
大阪大学医学部附属病院 内分泌代謝内科 医員2016年4月~大阪大学大学院医学系研究科内分泌代謝内科 特任講師
資格・所属学会
2018年日本糖尿病学会認定教育施設、大阪府柏原市の白岩内科医院の院長、白岩俊彦先生にお話しを伺いました。
■患者の方に向けてメッセージをお願いします
糖尿病・脂質異常症・高血圧症・慢性腎臓病・循環器病などの専門治療に加え、 慢性腎臓病に関しては「ひとりひとりの体質に合わせた透析療法」までトータルでサポートをしています。各領域複数の専門医(総合内科専門医、糖尿病専門医、透析専門医、循環器専門医) および糖尿病療養指導士の資格を有するスタッフをはじめとする専門性の高いコメディカル(看護師、管理栄養士、薬剤師)約80名がチーム医療を提供致します。
■ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい
40年ほど前に父は自宅近くで小さなクリニックを開業しました。当時は診療が終わった後も、患者さんが自宅に訪ねて来られることがありました。夜中でも父は往診に出掛けて行きました。
人の役に立っていること、感謝されていることに、やり甲斐と使命感を感じているようでした。
そんな父を見て、子供ながら誇りに思い、ドクターを志しました。
■信条や座右の銘など、またそれにまつわる思いがございましたら、教えてください。
医療は日進月歩です。勉強会などに積極的に参加し知見を広げるのはもちろん、臨床研究も継続的に実施することで自分自身の治療を見つめ直すように心掛けています。慢性疾患の治療は、患者さんの普段の生活のリズムとフィッティングさせることが大事です。精神面や栄養面などあらゆる角度から患者さんをサポートするため、信頼できるドクターやスタッフと連携しながらチーム医療を展開しています。
患者さんは、日常生活の様々な状況の中で治療に前向きになれるときもあれば向き合えない時もあります。そんな時に、スタッフがいかに患者さんの声を聴きサポートするか、またドクターがそれをいかに汲み取り大きな方向性を決めるかが重要だと考えます。
患者さんにできるだけストレスのない治療をお届けすることが、私の使命だと思っております。
■病院・クリニックの特徴を教えてください。
総合内科・高血圧/糖尿病センター
糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの専門医療および総合内科としての鑑別診断および適切な医療機関への迅速な紹介を心掛けています。科学的根拠を検証しながら、最新の治療をチーム医療として行っています。
糖尿病などの慢性疾患は、最新治療を取り入れた継続的治療をおこない、定期的に合併症を確認すると同時に、既存合併症に対する適切な専門的治療が必要です。また、悪性疾患の新規出現に注意を払い続ける必要があります。当院では、過去から現在に至る治療内容・血液検査結果・健診データ・人間ドックデータ・他医療機関検査結果などが一目で複数年間見渡せる電子カルテをはじめとした「安全な医療」のための管理システムを導入し、日々改良を進めています。診察時には、これらのデータを医師と患者様がモニター画面で確認しながら「一緒に考えて行く医療」を心がけています。各科専門医へのご紹介時にはこれらの一元管理している情報をわかりやすい形でまとめ、診療情報提供書として迅速にお届けしております。また、院内血液検査システムにより、迅速かつ正確なデータに基づいたチーム医療による「わかりやすい医療」を目指しています。
糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの専門医療および総合内科としての鑑別診断および適切な医療機関への迅速な紹介を心掛けています。科学的根拠を検証しながら、最新の治療をチーム医療として行っています。
糖尿病などの慢性疾患は、最新治療を取り入れた継続的治療をおこない、定期的に合併症を確認すると同時に、既存合併症に対する適切な専門的治療が必要です。また、悪性疾患の新規出現に注意を払い続ける必要があります。当院では、過去から現在に至る治療内容・血液検査結果・健診データ・人間ドックデータ・他医療機関検査結果などが一目で複数年間見渡せる電子カルテをはじめとした「安全な医療」のための管理システムを導入し、日々改良を進めています。診察時には、これらのデータを医師と患者様がモニター画面で確認しながら「一緒に考えて行く医療」を心がけています。各科専門医へのご紹介時にはこれらの一元管理している情報をわかりやすい形でまとめ、診療情報提供書として迅速にお届けしております。また、院内血液検査システムにより、迅速かつ正確なデータに基づいたチーム医療による「わかりやすい医療」を目指しています。
腎臓内科・人工透析センター
慢性腎臓病を初期から透析療法にいたるまでトータルにサポートします。病初期の患者さんには、透析療法に至らないように腎臓を守ることに全力を注ぎます。しかし残念ながら透析療法が必要となった場合も、その患者さんの体質を熟知した医療スタッフが継続的に全身管理をし、常に適正な透析治療を維持しております。
血液透析を受けておられる患者さんにとっては、1回1回の透析が大事な日常生活の一部です。日常生活の一部である血液透析が、少しでも苦痛であってはならないと考えています。患者さんひとりひとりの御病状や体質に合わせた最適な透析方法を選択することにより、苦痛を軽減することに努めております。
透析の生命線とも言える水質管理に関しては「熱水/極低薬液消毒システム」を装備した「逆浸透法精製水製造装置」を導入し、日本透析医学会の「透析液水質基準」に基づき、安全性・清潔性を保持しています。21台の透析装置中18台がオンラインHDF対応となっており、患者さんの一人一人の病状に対応した「テーラーメード透析」が出来るようになっております。
慢性腎臓病を初期から透析療法にいたるまでトータルにサポートします。病初期の患者さんには、透析療法に至らないように腎臓を守ることに全力を注ぎます。しかし残念ながら透析療法が必要となった場合も、その患者さんの体質を熟知した医療スタッフが継続的に全身管理をし、常に適正な透析治療を維持しております。
血液透析を受けておられる患者さんにとっては、1回1回の透析が大事な日常生活の一部です。日常生活の一部である血液透析が、少しでも苦痛であってはならないと考えています。患者さんひとりひとりの御病状や体質に合わせた最適な透析方法を選択することにより、苦痛を軽減することに努めております。
透析の生命線とも言える水質管理に関しては「熱水/極低薬液消毒システム」を装備した「逆浸透法精製水製造装置」を導入し、日本透析医学会の「透析液水質基準」に基づき、安全性・清潔性を保持しています。21台の透析装置中18台がオンラインHDF対応となっており、患者さんの一人一人の病状に対応した「テーラーメード透析」が出来るようになっております。
療養指導センター(糖尿病教室, 慢性腎臓病教室, 料理教室, 栄養指導)
「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症(高コレステロール血症など)」などにより引き起こされる合併症を予防し、「健康寿命」を延ばすためには、最新の医療知識や技術のみならず基本的な食習慣の改善と長続きのできる(QOLを損なわない)食生活の工夫を身につける事が重要と考えております。
「療養指導センター」では、「糖尿病・循環器病・高血圧症・脂質異常症」に対する理解と食事療法をはじめとする患者様自身の自己管理を支えるため、専門医及び管理栄養士、糖尿病療養指導士などが協力し、常時の「個別食事指導」や定期的に開催しております「糖尿病教室」「高血圧症教室」「脂質異常症教室」「慢性腎臓病教室」での「集団療養指導」を行っています。オープンキッチンを利用した調理実習を併用し、「具体的な塩分制限や味付けの工夫」、「栄養バランスの良い食事の作り方」などを実体験していただいております。
「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症(高コレステロール血症など)」などにより引き起こされる合併症を予防し、「健康寿命」を延ばすためには、最新の医療知識や技術のみならず基本的な食習慣の改善と長続きのできる(QOLを損なわない)食生活の工夫を身につける事が重要と考えております。
「療養指導センター」では、「糖尿病・循環器病・高血圧症・脂質異常症」に対する理解と食事療法をはじめとする患者様自身の自己管理を支えるため、専門医及び管理栄養士、糖尿病療養指導士などが協力し、常時の「個別食事指導」や定期的に開催しております「糖尿病教室」「高血圧症教室」「脂質異常症教室」「慢性腎臓病教室」での「集団療養指導」を行っています。オープンキッチンを利用した調理実習を併用し、「具体的な塩分制限や味付けの工夫」、「栄養バランスの良い食事の作り方」などを実体験していただいております。
推薦ドクターの声
神田内科クリニック 川嶋 聡 先生
糖尿病を専門的に診療するクリニックとして、全国的に見ても稀有な存在だと思います。スタッフ数や設備も無床の診療所としては桁違いの規模ですが、それらはすべて、どのようにすることが患者さんのためになるか、という、院長の熱い思いが形になっているものです。
糖尿病を専門的に診療するクリニックとして、全国的に見ても稀有な存在だと思います。スタッフ数や設備も無床の診療所としては桁違いの規模ですが、それらはすべて、どのようにすることが患者さんのためになるか、という、院長の熱い思いが形になっているものです。
白岩先生はドクターになられて4年目の時に、当時の院長であるお父様が、余命1年という大病を患ったことをきっかけに、診療所を継がれました。
勤務医として大学に在学されていた白岩先生は先輩ドクターのアドバイスもあり、300名以上の患者さまのフォローを心配されていたお父様の意思を引き継ぎ、大学と診療所の両立を決意されたそうです。
6~7年もの間、医局から先輩のドクターが応援にきてくださり、なんとか診療所を維持することができたようです。
そんな経験から、あらゆる方面から自身の治療を客観視し、患者様にとって最適な治療をお届けすることがいかに大切かを学ばれました。常に勉強会などで情報収集をし、大学と連携しながら臨床研究を積極的に行っておられます。
プライベートではアルペンスキーをされていらっしゃったということですが、コンディションを整え短時間に最大限のパフォーマンスを出すという点でお仕事とリンクするところがあり、かなり没頭されていたようです。一瞬のミスが大事故につながるというこのスポーツは医師としての感覚を研ぎ澄ますためにもかなり役立ったとお話しされていました。今でも診察の一瞬に身体がすぐに反応するように体幹を鍛えるトレーニングは怠らないということです。
「日頃から頭と心と身体の準備を行い、心技体で診療にベストを尽くす」ことを信念とされています。
そのプロ精神はただただ尊敬の一言です。
インタビューの時にも、白岩先生の噂を聞きつけた外国人の患者様が飛び込みで訪ねて来られたり、以前お勤めだったスタッフさんが近況を報告に来られたりと、短時間でしたが先生のお人柄を垣間見ることができました。自分に厳しいお姿とは逆に、お人柄はとても優しく人間味に溢れ、私はインタビューが終わるころにはすっかりファンになっていました。
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