医療法人社団 平世会 若林医院
古谷 武文 先生
内科 / リウマチ科
取材日:2018年06月08日
世田谷区若林駅 「若林医院」内科・リウマチ科
プロフィール
古谷 武文 (ふるや たけふみ) 先生
経歴
1990年4月 金沢大学 医学部医学科卒業
1990年5月 東京女子医科大学 内科研修医
1992年5月 日立製作所多賀総合病院 リウマチ膠原病 医員
1994年4月 東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 助手
1998年7月 米国国立衛生研究所 博士研究員
2001年1月 東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 助手
2005年4月 聖桜会 サクラビアクリニック 院長
2007年6月 東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 膠原病リウマチ内科 講師
2009年9月 東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 医局長
2017年6月 東京都女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 退職
2017年7月 医療法人 平世会 若林病院 院長
東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター 非常勤講師
2018年5月 東京女子医科大学 膠原病リウマチ内科 非常勤講師
資格・所属学会
医学博士
日本内科学会 内科認定医 総合内科専門医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医 リウマチ指導医 評議員
日本リウマチ財団 登録医
日本骨粗鬆症学会 認定医 評議員
受賞歴・出版物
2004年11月 第6回 日本骨粗鬆症学会 学会賞
2006年10月 第8回 日本骨粗鬆症学会 学術奨励賞
2007年4月 第51回 日本リウマチ学会 優秀演題賞
2007年7月 第25回 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
2008年10月 第7回 日本骨粗鬆症学会 優秀奨励賞
2010年10月 第9回 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
2013年10月 第12回 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
2014年2月 第7回 日本性差医学・医療学会学術集会 最優秀演題賞
■論文および著書
「内分泌・脂質・尿酸コンサルタント」 分担執筆
「骨関節内科」にて「骨粗鬆症」を分担執筆
「内科医がになう骨粗鬆症」で「ステロイド性骨粗鬆症」を執筆
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」 2015年度版で「関節リウマチ」を執筆
趣味
ゴルフなどには興味がなく、時間があれば臨床研究、論文の執筆、データ解析をしています。
肥満対策の運動療法として、週2回ほど水中歩行や水泳を行っています。
リウマチ・痛風・膠原病・骨粗鬆症の研究者である「若林医院」の古谷武文先生をご紹介いたします。ホームドクターとして、大学病院並の質の高い医療を提供しています。
■患者の方に向けてメッセージをお願いします
大学病院で20年以上、関節リウマチ・痛風・膠原病・骨粗鬆症の診療、教育、研究と診察を行ってきました。前院長が高齢となり、2017年7月より医院を継承致しました。これまでの経験を活かして、大学病院並の質の高い医療を提供しながら、ホームドクターとして近隣の皆様の健康増進に貢献したいと思っています。当院が心がけているのは、患者さんが自分の家族だったらと考え、誠実に診療させていただく事です。
一般の内科疾患に加え、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風、高尿酸血症、膠原病などの診療に精通しておりますので、このような病気でお困りの方がおられたら、お気軽にご相談ください。
■ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい
父は開業医で兄も医者です。その影響もあり子供の頃から医者になると思っていました。研修医時代に臨床一筋の教授に出会い、その姿勢に魅かれ、この人の下で学びたいと思いました。その恩師がたまたまリウマチの専門でしたので、その方面に進むことになりました。大学での研究・臨床が長かったのですが、開業医だった父が高齢の為、2017年7月より医院を継承しました。開業医の息子で良かったことは、研究においても開業医、臨床医の視点から診られたことです。開業医となっても研究を続け、その知見を治療に役立てたいと考えております。
■病院・クリニックの特徴を教えてください。
リウマチ、膠原病、骨粗鬆症の専門医
大学病院並の医療を待たせずに診察致します。
■関節リウマチ
・関節リウマチの治療には、メトトレキサートという薬が最も使われますが、約2~3割の患者さんで肝機能障害、口内炎、肺炎などの副作用が出現します。そのため投与後は、リウマチ専門医のもとでの定期的フォローが必要です。
・メトトレキサートだけでは病勢をコントロールできない時は、生物学的製剤を使用します。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月200~300人の生物学的製剤係りとして、生物学的製剤使用のマニュアル作りなどに関わってきました。
当院では、これまでの経験を生かして、安全かつ有効に関節リウマチの治療を実践していきます。
■痛風
・痛風の発作中に尿酸血を急速に下げると、かえって発作が悪化することが多いです。
痛風発作中は、関節炎の治療を行い、その後、痛みが落ち着いたら、時間をかけて尿酸血を正常化することが重要です。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月150~200人程度の痛風患者さんの診療を行ってきました。この研究を生かして、痛風発作の治療や尿酸値のコントロールを行います。
■骨粗しょう症
・日本国内の患者は高齢女性を中心に年々増加していますが、医学の進歩に伴い、骨粗しょう症の有効な予防と治療が可能になっています。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターで実施中の大規模コホート研究を用いて骨粗しょう症の臨床研究を行い、日本骨粗鬆症学会から数々の賞を受賞しました。「2015年度版骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」も分筆執筆しております。当院では、骨粗しょう症の専門医としてこれまで培った知見を活かして、有効かつ安全な治療を行います。
※第62回日本リウマチ学会より一部抜粋
・閉経後女性の関節リウマチの患者さんの6割以上が骨粗鬆症で、高齢になるにつれ骨折頻度は急増している。また男女共に歯科治療を受けている例が多く、顎骨壊死例も見られた。骨粗鬆症の治療と共に、口腔ケアの観点から歯科医との連携が必要である。
・リウマチ患者は寛解に至っても、加齢とともに骨折リスクが上昇する。そのため、寛解を目指す治療から、寛解後を見据えた治療への転換、すなわち合併症のコントロールが求められている。今後は、骨折による車椅子生活に至る患者さんを一人でも減らす治療が必要な時代になる。
大学病院並の医療を待たせずに診察致します。
■関節リウマチ
・関節リウマチの治療には、メトトレキサートという薬が最も使われますが、約2~3割の患者さんで肝機能障害、口内炎、肺炎などの副作用が出現します。そのため投与後は、リウマチ専門医のもとでの定期的フォローが必要です。
・メトトレキサートだけでは病勢をコントロールできない時は、生物学的製剤を使用します。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月200~300人の生物学的製剤係りとして、生物学的製剤使用のマニュアル作りなどに関わってきました。
当院では、これまでの経験を生かして、安全かつ有効に関節リウマチの治療を実践していきます。
■痛風
・痛風の発作中に尿酸血を急速に下げると、かえって発作が悪化することが多いです。
痛風発作中は、関節炎の治療を行い、その後、痛みが落ち着いたら、時間をかけて尿酸血を正常化することが重要です。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターにて、毎月150~200人程度の痛風患者さんの診療を行ってきました。この研究を生かして、痛風発作の治療や尿酸値のコントロールを行います。
■骨粗しょう症
・日本国内の患者は高齢女性を中心に年々増加していますが、医学の進歩に伴い、骨粗しょう症の有効な予防と治療が可能になっています。
※東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターで実施中の大規模コホート研究を用いて骨粗しょう症の臨床研究を行い、日本骨粗鬆症学会から数々の賞を受賞しました。「2015年度版骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン」も分筆執筆しております。当院では、骨粗しょう症の専門医としてこれまで培った知見を活かして、有効かつ安全な治療を行います。
※第62回日本リウマチ学会より一部抜粋
・閉経後女性の関節リウマチの患者さんの6割以上が骨粗鬆症で、高齢になるにつれ骨折頻度は急増している。また男女共に歯科治療を受けている例が多く、顎骨壊死例も見られた。骨粗鬆症の治療と共に、口腔ケアの観点から歯科医との連携が必要である。
・リウマチ患者は寛解に至っても、加齢とともに骨折リスクが上昇する。そのため、寛解を目指す治療から、寛解後を見据えた治療への転換、すなわち合併症のコントロールが求められている。今後は、骨折による車椅子生活に至る患者さんを一人でも減らす治療が必要な時代になる。
総合内科専門医
ホームドクターとして地域の皆様の健康増進に貢献いたします。
■内科一般
生活習慣病に限らずどんなことでもお気軽にご相談ください。
■世田谷区の健診
健診当日はできるだけ朝食抜きで、午前中にいらしてください。
一般健診
特定健診(40歳以上74歳以下の方)
長寿健診(後期高齢者の方9
ホームドクターとして地域の皆様の健康増進に貢献いたします。
■内科一般
生活習慣病に限らずどんなことでもお気軽にご相談ください。
■世田谷区の健診
健診当日はできるだけ朝食抜きで、午前中にいらしてください。
一般健診
特定健診(40歳以上74歳以下の方)
長寿健診(後期高齢者の方9
大学病院などとの連携
・週1回、東京女子医大で診察をしているので、入院が必要な患者さんや、大学病院で検査が必要な場合はすみやかに連携いたします。
・関東中央病院・国立東京医療センター・東邦大学大橋病院 とも連携しております。
・週1回、東京女子医大で診察をしているので、入院が必要な患者さんや、大学病院で検査が必要な場合はすみやかに連携いたします。
・関東中央病院・国立東京医療センター・東邦大学大橋病院 とも連携しております。
推薦ドクターの声
目黒柿の木坂リウマチ・内科クリニック 山口 晃弘 先生
古谷先生とは長い付き合いになります。いつもリウマチ科医としての誇りを持って診療と臨床研究に向き合っていて、より良い医療を指向する姿には好感を持っています。
診療の中心を大学病院からご自身の医院に移しましたが、今まで通り患者さんに最適で安心できる医療を提供して下さるものと思います。
お互いの職場も遠くないので、今後も折に触れて交流を続けたいです。
古谷先生とは長い付き合いになります。いつもリウマチ科医としての誇りを持って診療と臨床研究に向き合っていて、より良い医療を指向する姿には好感を持っています。
診療の中心を大学病院からご自身の医院に移しましたが、今まで通り患者さんに最適で安心できる医療を提供して下さるものと思います。
お互いの職場も遠くないので、今後も折に触れて交流を続けたいです。
古谷先生は開業医と臨床研究医の二足の草鞋を履いたドクターです。研究と臨床の二つを両立されています。
20もの論文を発表され、開業されてからも常に研究を続け発信されています。
関節リウマチの患者さんの骨粗鬆症、歯周病について、東京女子医大のビッグデータを使った解析をされています。
「動物実験が必ずしも人間に合うとは限らない。それよりもリアルワールドのデータ解析が有効である。骨粗鬆症のリアルワールドのデータを発信していくのが自分のミッション。」とお話される古谷先生は研究者の顔をされています。
ストイックに研究を続けられている古谷先生は、患者さんにとっては、最前線の研究による治療を受けられる、身近な専門医のホームドクターです。
古谷先生は、週1回、東京女子医大外来で診療を受け持たれていますが、3ヶ月先まで予約が取れないほどの人気の先生です。
若林医院に来て頂ければ、大学病院のように長く待たされ、診察時間一人10分ではなく、すぐに診ていただけますし、大学病院と同様の質の高い医療、あるいはそれ以上丁寧な診察が受けられます。近隣の方はもちろん、遠くからでも来ていただきたいドクターです。
骨粗鬆症は高齢者、特に女性にとっては身近な病気です。骨折して車椅子生活にならないためにも一度受診してみてはいかがでしょうか。
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