社会医療法人 愛仁会 千船病院

瀧本 裕  先生
脳卒中科
大阪市西淀川区の社会医療法人 愛仁会 千船病院 脳卒中内科
担当医 瀧本 裕 医師

プロフィール

瀧本 裕  先生
経歴
平成9年3月
 愛知医科大学医学部医学科 卒業
平成9年6月
 兵庫医科大学病院 第五内科 研修医
平成11年4月
 兵庫医科大学大学院(内科学)
平成15年6月
 愛仁会千船病院 入職 現在に至る。
趣味
テニス・スポーツジム(最近1年間で15キロのダイエットに成功)
今回は、千船病院 脳卒中内科の瀧本 裕医師をご紹介します。
 千船病院では、年間100~120名ほどの脳卒中患者を受入れ、そのうち脳卒中内科では、主に脳梗塞の患者さんを診療されています。
脳卒中とは、脳の血管が急に詰まったり破れたりして起こる病気のことです。血管が詰まる病気としては、脳梗塞・一過性脳虚血発作(TIA)、血管が破れる病気としては脳内出血・くも膜下出血が挙げられます。
最近の傾向として食生活の欧米化などにより脳梗塞が急増し、現在では脳卒中の8割近くを脳梗塞が占めていることもあり脳卒中内科の専門医としてご活躍されています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

1.tPAによる血栓溶解療法
千船病院の脳卒中内科では、血栓溶解療法を行っています。
血栓溶解療法とは、脳梗塞発症3時間以内にtPAにより血管に詰まっている血栓を溶かす治療法です。このtPA治療で、劇的に後遺症を少なくすることも可能になりました。
もし脳梗塞を発症した場合は、一刻も早くtPAによる血栓溶解療法ができる脳卒中専門医である瀧本 裕医師が適任です。



2.認知症サポート医の資格取得
認知症サポート医とは、地域のかかりつけ医への研修・助言をはじめ、地域の認知症に係る地域医療体制の中核的な役割を担う医師のことです。
瀧本医師は、認知症サポート医の資格取得され、適切な認知症診断のために脳血流SPECT装置を使って認知症の検査をされています。
この脳血流SPECT装置は、日本国内でも数千台程度と少なく、西淀川区で認知症サポート医の資格取得をされているのは瀧本先生だけです。(2012年8月現在)


推薦ドクターの声

地域医療サポーター 江上 善章
脳卒中を疑う症状として次のようなものがあるようです。
思い当たる症状があれば、この機会に受診されてはいかがでしょうか。
①片方の手足と顔半分が動かない、またはしびれが出てきた。
②ろれつが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解出来ない。
③飲み込みが悪くなった、よくむせるようになった。
④体のバランスがとれず立てない、めまいがして気分が悪い。
⑤急に片方の目が見えない、物が二重に見える、視野の半分が欠ける。
⑥もの忘れが悪化してきた。
喫煙される方は、脳卒中になる危険性が高くなるそうです。
寒い季節になると血圧が高くなることもあり、普段より健康管理に注意して下さい。