なかじま糖尿病内科

中島 芳樹 先生
内科 / 糖尿病科 / 糖尿病内科
取材日:2017年02月20日
大阪市東淀川区阪急淡路駅 徒歩2分 糖尿病内科の「なかじま糖尿病内科」

プロフィール

中島 芳樹 先生
経歴
平成6年3月 徳島大学医学部医学科を卒業。
平成6年4月 京都府立医科大学第三内科に入局。
平成7年4月 洛和会丸太町病院に勤務。千丸博司院長に師事し、糖尿病専門医を志す。
平成9年4月 京都府立医科大学第三内科肝糖研に所属。肝臓グループにて
電子スピン共鳴を用いた酸化ストレスの研究を行う。

平成12年4月 大阪府済生会吹田病院消化器内科(現糖尿病内科)に赴任。
糖尿病診療および糖尿病療養指導士の育成などに従事。

平成16年に糖尿病専門医を取得。

平成24年5月7日 なかじま糖尿病内科開設 院長
資格・所属学会
「日本内科学会(認定医)」
「日本糖尿病学会(専門医)」
「日本人間ドック学会」
「日本腎臓学会」
「日本痛風・核酸代謝学会」
「日本透析医学会」

趣味
単焦点レンズ(120mmマクロ)を愛用し、ズームに頼らず、フットワークを活かしながら風景写真を撮影することが最大の楽しみです。道や河川、海岸線などの曲線を活かした構図を考えながら、日本の豊かな自然と触れ合うことにより心もリフレッシュできます。一方、知床の流氷撮影のときには寒さのために10分間で身体が動かなくなる経験もしており、改めて自然の厳しさを知るとともに、冬眠する動物の気持ちも少し分かったような気がします。
今回は 大阪市東淀川区 糖尿病に特化した診察をされてます なかじま糖尿病内科をご紹介いたします。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

糖尿病患者さんにとって「単にHbA1cを下げれば良い」という時代は終わりました。古典的な三大合併症(神経症・網膜症・腎症)だけでなく、がんや動脈硬化性疾患(心筋梗塞・脳梗塞)、さらには認知症の発症を抑え、健康長寿を保ちながら2020年にはニコニコしながら東京五輪をテレビで楽しんで欲しいものです。そんな当院のスローガンは『目指せ!東京オリンピック』です。皆様の健康長寿に一役買いたいと日々願う次第です。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

 平成6年に京都府立医科大学第三内科(現消化器内科)に入局し、当時の加嶋敬教授の命を受け、平成9年より糖尿病の道を歩むことになりました。その後、自分の生まれた大阪府済生会吹田病院で糖尿病専門医として研鑽を重ね,平成24年5月に大阪市東淀川区で「なかじま糖尿病内科」を開設することになりますが、そのきっかけを与えて頂いた加嶋教授および当時の上司である千丸博司先生には今でも深く感謝しております。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。

"<人生は矛盾との戦いである> 「高価なものが欲しいけどお金は使いたくない」「美味しいものを食べたいけど糖尿病も良くしたい」といった理想と現実の狭間で葛藤するのが糖尿病治療であり、人生でもあります。
<継続は力なり> 良い生活行動により糖尿病が良くなっても続かない患者さんを散見します。誰もがイチロー選手にはなれませんが、失敗しても良いので、また歩き始めることが糖尿病治療であり、人生でもあります。
"

病院・クリニックの特徴を教えてください。

健康長寿を最終ゴールとし、単なるHbA1c低下だけを求めない診療方針
 古典的なインスリン治療だけでなく、2010年よりインクレチン関連薬(特にGLP-1受容体作動薬)、2014年よりSGLT2阻害薬を積極的に取り入れ、多数の学会報告も行っております。近年、両薬の心血管および死亡リスク軽減効果が報告され、大きな話題となりましたが、根幹にあるのは「心腎」「塩分」「交感神経」です。そのため、HbA1c低下より低血糖および血糖スパイク管理を重視しながら日常診療を行っております。

健康長寿のために欠かせない合併症検索のため、豊富な院内検査機器や院外病診連携網の構築
 HbA1cだけでなく、病院レベルの生化学自動分析装置および専任の臨床検査技師を配備することにより、グリコアルブミンも1.5AGも院内迅速報告が可能です。腹部および頚動脈エコー、脈波伝達速度(血管年齢)も可能であり、がんおよび動脈硬化性疾患の早期発見に努めております。内視鏡検査やCTおよびMRI検査が必要なときには近隣の大病院への紹介を積極的に行い、最終的には患者さんの健康長寿の達成を願っております。

患者さん1人1人の個性を尊重し、単に「怒るだけの指導」は行わない
 現代社会では「上から目線」の指導が通用しなくなりました。叱って響く患者さんもいれば、心を開かない患者さんも現れます。できていないのに「できている」と言われるより、正直に「できていなかった」と答えてくれた方が新たな道が開けます。糖尿病療養指導士 5名(うち管理栄養士2名)を含めた全スタッフが「傾聴」から始まる療養指導を心掛けております。また、診察終了後には「(本日の診療)説明書」をお渡ししております。


推薦ドクターの声

はりの眼科 張野 正誉 先生

「なかじま糖尿病内科の中島芳樹先生は、糖尿病という全身にかかわる病気を御専門にされ、様々な臓器の学会にも出席されている大変勉強熱心な先生です。糖尿病の網膜の障害(網膜症)は私が専門とする眼科の分野ですが、中島先生は眼科の学会にも参加し、必要な知識を集めようと常に努力されています。私自身も先生のクリニックを受診していますが、広い待合室には食事スペースが併設され、空腹時採血が終わればすぐに食事が出来るのは、患者にとって大変楽です。また、最新の検査機器で採血の結果もスピーディに出していただけます。お人柄は優しく、丁寧にわかりやすく説明してくださり、教育入院などが必要ならば、近隣の病院に適切に紹介していただけるので、安心して受診できると思います。


地域医療サポーター 八木 浩之
 阪急京都線の淡路駅からすぐのE’sメディテラスの4Fにあります。
新しい治療をいちはやく取り入れた糖尿病の治療に特化したクリニックです。
取材の日程は学会の発表があるととのことで学会発表が終了してからとなりました。
 取材の前に経歴など記載いただくのですが、開業され5年近くになるのですが
糖尿病学会、糖尿病合併症学会、糖尿病性腎症研究会といくつかの学会にて数か月に一度の割合で学会発表をされてます。
診療するだけでもたいへんにもかかわらずこなされております。
 他施設に先駆け新しい検査器具を導入され当日中に結果を説明されてます。
常に患者さんの利便性を考え、患者さんのことを最優先に考えて行動されてる先生です。 
 糖尿病の治療はほかの病気とは違い継続した治療が必要となります。
先生の継続された学会発表をみていますと根気よく患者さんと取り組まれておられます。
信条としてあげられてます、「継続は力なり」まさにその言葉通りに活動されてます。
 大阪で糖尿病の治療はなかじま糖尿病内科の中島先生に診察を心からお勧めいたします。