内科吉田クリニック

吉田 祐志 先生
内科 / 呼吸器科 / リウマチ科 / 呼吸器内科
取材日:2021年02月09日
JR千里丘駅徒歩9分 リウマチ・膠原病・呼吸器疾患の専門医「内科吉田クリニック」

プロフィール

吉田 祐志 (よしだ ゆうじ) 先生
経歴
略歴

大阪大学医学系研究科呼吸免疫アレルギー
内科学講座 博士課程修了(医学博士)
国立国際医療研究センター(新宿区)
天理よろづ相談病院(天理市)
大阪南医療センター(河内長野市)
大阪急性期総合医療センター(大阪市)
大阪大学医学部付属病院(吹田市)
資格・所属学会
学位

医学博士(大阪大学)


専門医・指定医など

日本内科学会総合内科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医、指導医
日本リウマチ学会登録ソノグラファー
難病指定医
受賞歴・出版物
"急性期から慢性期まで 全身を内科的に診る"(2008.日本医学会新聞)、国際ワークショップ賞(2013,2015日本リウマチ学会)、Young Investigetor's Aword(2015.日本骨免疫学会)、国立病院機構共同臨床研究NHOネットワーク共同研究研究代表者(2019)
趣味
音楽鑑賞、映画鑑賞、旅行、英会話
今回は、千里丘で2020年に開院されたばかりの、「内科吉田クリニック」の院長、吉田祐志先生にお話しを伺いました。
吉田先生はリウマチ・膠原病・呼吸器疾患にとても力を入れておられます。

患者の方に向けてメッセージをお願いします

この度、この地で31年間診療をされた中原医院を引き継ぎ、内科吉田クリニックを開設させて頂くことになりました、院長の吉田祐志と申します。これまで、大阪大学医学部付属病院など専門性の高い施設で研鑽して参りましたが、信条として、全身を診る内科医療をモットーとしています。出身校である大阪大学医学部のネットワークを活用しつつ、地域の皆様に信頼されるかかりつけ医を目指して参る所存です。今後とも医師としても精進を重ねながら、一人でも多くの地域の方々に健康な生活を送っていただけますよう、尽力したいと存じますので。皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。

ドクターになったエピソードや開業するに至った思いを教えて下さい

医学部を目指した高校時代から、いい医者になりたいという漠然とした思いがありました。どのようにすれば一流の医師になれるかと考え、大阪大学医学部付属病院、大阪急性期総合医療センター病院、天理よろづ相談所病院、国立国際医療研究センター病院といった日本を代表するような高度な医療を提供する病院で研鑽し、アメリカ留学(ニューヨーク)も経験しました。その中で一流の医療とは、決して魔法のようなものではなく、一つ一つの医学知識、臨床経験の蓄積であることを学びました。そして、そのような環境で学んだ医学を、地域の身近に人に還元したいと思い、住み慣れた北摂エリアの千里丘に2020年に開業致しました。今までの経験を活かし、絶えず最前線の医学的知識を吸収しながら、最善の医療を提供できたらと思います。

信条や座右の銘など、またそれにまつわる想いがございましたら、教えてください。

病気ではなく、病人を診る
医師として病気を診るのは当然のことですが、病気だけでなく、病気を持つ人として、その人をどうしたら元気にできるか、幸せにできるかを考えて、治療をしなさい。
これは、私が医師になって最初に指導医に教えて頂いた言葉です。
例えば、肺炎で来られた患者様の肺だけをよくして、心臓病で死んでしまっては意味がありません。一人の人間として、その患者様をよくする治療を心掛けています。

病院・クリニックの特徴を教えてください。

あなたの“かかりつけ医”として診療致します
かかりつけ医“という概念は日本ではこれまであまり浸透していませんでした。”かかりつけ医“とは、”健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師”という意味です。
私は、上述のように病気ではなく、一人の患者様として、全体を診る全人医療を大事にしていますので、かかりつけ医として、健康に関することは何でも気軽に相談頂ければ幸いです。当院で対応できることは対応し、対応できないことは適切な専門の医療機関をご紹介いたします。

リウマチ、膠原病のエキスパートとして治療します
ウマチ、膠原病は比較的稀な病気であるため、多くの患者様は大病院に通院されます。多くの患者様は決められた予約日に平日を一日つぶして定期的に診療にこられます。私は勤務医のときより、このようにして患者様が多大な時間、労力をかけて受診されることを申し訳なく思っておりました。
当院では、リウマチ指導医、専門医、リウマチ学会評議員の院長が、予約不要、土曜も開院し、比較的短い待ち時間でいつでも診察致します。状態が悪く、入院治療が必要なときは、大阪大学のネットワークを中心に専門治療可能な医療機関に紹介いたしますので、安心してご来院ください。

呼吸器疾患に対する包括的な対応をします
呼吸器疾患に対応できるクリニックが少なく、お困りの患者様が多いという話をよくお聞きします。当院では、呼吸器疾患に対しては、レントゲンはもちろん、呼吸機能検査、24時間SpO2モニター、簡易睡眠時無呼吸検査を随時行える体制があり、在宅酸素療法、睡眠時無呼吸療法も行えます。肺気腫、睡眠時無呼吸症候群、間質性肺炎の患者様も多く通院されています。また、アレルギー、喘息に関しては、院長は呼吸器免疫学の医学博士(大阪大学)を取得しており、特に得意としております。こちらに関しても、薬物療法、吸入療法、生物学的製剤治療(注射、点滴)、減感作療法と幅広く対応が可能です。



推薦ドクターの声

かねしろ整形外科リウマチクリニック 金城 聖一 先生

吉田先生は、丁寧で優しく患者さんに対して真摯に向き合う事ができるドクターです。リウマチのみならず内科全般に精通されており、私自身も頼りにしており、全幅の信頼を置いております。皆様にもおすすめ致します。

地域医療サポーター 松谷 麻里子
吉田先生は幼い頃から自分の頑張ったことで、人を助け、感謝される仕事がしたいという想いが強く、しだいに医師への憧れを抱くようになられました。

開業されたのには、アメリカへの留学経験が影響しているようです。
日本の医師は、研究、外来、病棟業務など色々なことをするのが一般的なのに対して、アメリカの医師は自分に必要な環境を自分自身で作り、得意なことに専念する傾向が強く、違いに衝撃を受けたといいます。
そんななかで研究をするうちに、自身も勤務医という枠に収まることなく、自分の理想を叶えたいと思うようになり、2020年に開院されました。
現在のクリニックは出身大学の近くで、自分を育ててくれた地域に貢献ができることにとても喜びを感じていらっしゃるようです。

診療においては、「病気ではなく、病人を診る」という信条どおり、患者さんの気持ちに寄り添い、親身にお話しを聴くことを心掛けていらっしゃいます。
特にリウマチ、膠原病、呼吸器疾患などは専門医が少なく、待ち時間など治療にストレスを抱えていらっしゃる患者さんが多いことを受け、土曜日も診療を行うなど、特に力を入れられております。そのため遠くから通院される患者さんも多数いらっしゃるようです。
とても物腰が柔らかく、優しい印象の先生です。
今までの治療で満足できなかった方は一度、吉田先生を訪ねてみられてはいかがでしょうか?